ジュリーたちは、2部の途中でちょっとだけ出てくるのかしらね?などと、それほど期待はせずに、2部の幕開けを待ちました。
チャンチャンチャンチャン♪・・・という、忘れることなどない 甘い乙女チックなイントロが流れて、幕が開けばそこにジュリー、サリー、ピーの姿が! キャァァ~~~~と、一気に大興奮。立ち上がって大拍手!早く出てきてくれて嬉しい~!待ってた~
ジュリーはカッチリした濃いグレーのダブルのスーツ、今年の「SHOUT!」ツアーとは随分と違う印象がして、よく見れば眼鏡をかけているので、それが大きな違いに見えるようです。サリーも固いスリーピースのスーツ姿、ドラムのピーは軽装です。タローさんは真っ赤なスーツ。
ジュリーの声は艶があって甘く、ブレない ゆるぎない歌いぶり。(そこが、どこかアマチュアッぽさも感じさせるスーパースターとの違いを思わせました。)ジュリーの歌声に思わず体が揺れる~
気が付けば、ステージの上に「ACB」の大きなロゴマークが下がっていました。ああ、ここは私が一度も行った事のない、あの憧れの新宿ACBの舞台なんだわ!
タロー『ようこそ!ACBへ!』
ジュリー『どこにあるか 覚えていますか?明治道りと甲州街道・・
そういう歌があるのよ。
※ここでお隣のJ友さんが「私も行ったの!」に、ええ~? タイガースの初ACB出演にですか? 後でお話を聴かせてください! (そのお話は次回に)
J『烏山にいて、その日は休みで稽古も無いし、どないしょ~?思てたら
中井さんが「おい、お前ら行くぞ」
「え?どこへ?」中井さん「新宿ACBに出るぞ!」
ブルコメがWブッキングで、ヨソに出て
ACBには、ふくよかな体のイシイさん、ムサシさんがいた。
内田裕也とファニーズで、ワイルドワンズと出る予定だった。
裕也さんと一緒だったら、裕也さんが喋るけど
いないので、大阪時代に喋っていた僕がしゃべる事に
ビックリ仰天!大阪時代なら、それではお届けしましょう、ヘルプ!
それが本場の東京、新宿ACBで
そ、それでは お、お届けします💦 ビートルズ、ヘルプ・・
T『ほんまに?サリー覚えてる?』 S『覚えてない』
T『記憶力が凄いね!』
J『それは忘れない、自分が喋らされたから
その後がほんとのデビューで、裕也さんにニックネームを決めろ
と言われて、裕也さんが お前、沢田研二じゃ百姓だから。
俺もそう、田がつくやつは百姓だから。サワノイケンにしろ。
サワノイケンにしてたら、今の僕は無かった。』
T『ピーは覚えてる?』 P『覚えてないね』
T『ムサシ!いたな、あの人はマージャンが強かった。』
S『裕也さんは弱いけど、強いということにしてる。』
T『ジャニーさんは?』
S『ジャニーさんも弱いけど、強いという事にしてる』
T『マチャアキさんは?』
S『今でもやってる、強い』 T『サリーはDrⅩで毎週やってる。』
S『台詞になると やりにくいんだわ、台詞を考えながらやってる。
米倉さん、内田さんは全然できないのにやってる』
銀河のロマンス♪ 大人の余裕のある、ジュリーの円熟の歌声。そう思うのは、タイガース時代の幼さの残る歌声と、比べてしまうからかしらん? かるーく、サラリと歌っているのに、歌に気持ちが宿っている。
T『今回、4人の共通点に気が付いた?眼鏡』
J『眼鏡ね、なんかヤクザに見える。僕よりヤクザに見える
友達が、お前 山口組やで。』
※ちなみに山口組は、義父の家から遠くない場所にあります(笑)
J『ピーは73歳で革のパンツやで』
P『暑いね、まさか こんなに暑いとは思わなかった、ちょっと誤算』
T『あまりやるとPのダジャレが。ジュリーに先にダジャレが出たわ』
J『イヤイヤあれは決まりごとだから、皆で話しして今日は満員なの?』
T『完売なのよ』 J『僕がコシのカンバイ』
T『ピーとレベルが一緒や、ピーは若いわ』
P『アタマがね、アタマが若い、さっき屈伸やったらサリーが
一番硬かった。』
S『あれはワザと』 P『出来るんだ!』
T『ちょっと一部は喋りが少なかったから、このために取っといたんや』
J『喋ると 喉が渇くね』
T『もうそろそろ、終りに近づいた』
シーサイドバウンド♪
これぞタイガース、元気な若さがハジケル1曲。GO バウンド!
一応飛んでいるジュリー、サリー、タローたち。前の再結成のタイガースの時よりも 明らかに飛んでいる高さが違いましたが、あれから さらに歳をとったという事を、まざまざと感じさせましたね~。私もジャンプはせずに、恰好だけね(^^ゞ
T『サリー踊っていたね』 S『踊ってます!』
T『アキラ君ステップやってよ!』に応えて、スキップするサリー。
T『ナマで始めて見た!』
J『しんどいな、しんどい、ちゃんと踊るなら踊る
踊らないなら立ってる。中途半端はどっちやったな』
T『沢田がこれはタローのグループのお祝い20周年。
トリはシーサイドバウンドはアカン、やっぱり これでしょ』
青い鳥♪ この曲は当時から大好きだったんです!
お隣のmadameHが、去年のジュリーの京都ライブで、ゲストのタローさんの
「青い鳥」は、良かったですね。そうそう!タローさんは
今までで一番上手だった!今日はジュリーのボーカルで・・
セマ~い・・(アヤフヤ~)あれあれ💦
ジュリー、土下座『やっちまったね』
T『ジュリー有難うね、沢田が久しぶりに青い鳥まちごうた。
2013年のツアーでジュリーは間違ちごうた。
僕は仲間がいて幸せです。最初から出るのがわかっていたら
武道館をおさえたのに。欲だしたらアカン。
武道館で4曲やったら、立場ないやん。どうすんの
でも いいところある。また出てくるで~
オバケみたいな言い方、出てきはんねん。』
ジュリーたち退場。
T『何喋るか 打ち合わせていなかった。さっきのゲストコーナーは思ったよりジュリーが喋ってくれた。(上の)ACBのロゴが無くなった。2部の最期のコーナーは、スーパースターでした方がいいよと、ジュリー7が言ってくれた。』
メンバー紹介
T『次の曲は、京都の河原町の出会いからその後、タイガース・ストーリー』
夢追いかけて♪
あの当時の5人を描いた曲は、タローさんの歌声が とつとつと、しみじみと歌に込めた思いが伝わります。
ピーを思って書いた曲「A LONG GOODBY」では、タローさんは泣いているようでした。
『おそらくこんな会になるとは、皆さん夢にも思わなかったでしょうが、素晴らしい会になって本当に良かったと思います。ミスは多々、ありますけど。』
アンコール「ツイスト&シャウト」ジュリー、サリー、ピーも登場に
思わず、ジュリ~!!と叫んでしまい、ここはやっぱり今日の主役のタロー!と叫ぶべきだったかと、我ながら苦笑でした。
今日は、タイガースのメンバー達と一緒に歌っているジュリーの姿に、60年代のタイガースのジュリーの姿が見えた♥ そう思いました。古稀も過ぎたというのに、メンバーと一緒のジュリーは、ソロの時の自信の有る姿と違って、仲間と混じっていると 守られているようで やっぱり可愛い~!こういうジュリーが大好き!
最後に、また映像が流されて、リハーサル風景のようでした。夏場でしょうか、青い半そでシャツのジュリーは笑顔。もう随分前から決まっていて準備をしていたようです。ジュリーの映像が映るたびに、会場内は歓声でキャー!!
タイガースのメンバー達が、デビューから半世紀以上たっても仲が良く、一緒に歌っている姿には、本当に感無量です。トッポがいないのは残念だけど、自分の小学校時代からファンの対象である大好きなグループが、1人も欠けることなく、現役で、元気で、今でも色褪せない素晴らしい歌声を聴くことができるなんて、奇跡的な事です。ファンとして、なんと幸せな事なんでしょう。そしてそれは、間違いなくメンバーたちの人柄のせいであると強く思います。
本当に幸せなひと時を、タローさんどうも有難うございました。