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⑤番外編 森本タローとスーパースター再結成20周年記念ライブ ~A Lot of Good Friend 

2019年11月08日 | タイガース・GS

タローさんのスーパースターの曲の事をちっとも書いていませんでした。

6日は、大阪からジュリ坊も参加していました。東京に来ても「大阪名物 たこやき グリコ なんでやねん!」の主張は忘れてはいませんが、この青いTシャツこそ タローファンの皆さんが着ていたものです。このTシャツのファンの方々が、前方にズラーっと並んでおられました。

J.S.Tとは もちろん、ジュリー サリー タロー。 

ライブでタローさんが歌った「J.S.T.ROCK'N'ROLL」は3人のことを歌った、タローさんの曲です。(この曲が作られた時は、まだピーは復帰していない時だったのかな)

こちらで聴けます⇒「J.S.T.ROCK'N'ROLL」 ちょっと太めのジュリーちゃん♪ と歌うタローさん。ジュリーがいる前で何度も連呼するのが、なんとも・・(笑) 今は太めじゃないもん!

タローさん作曲の、1982年のタイガース同窓会の時の曲「朝焼けのカンタータ」は、⇒こちらでアップされていました。久しぶりに聞いたら名曲です。

タローさんの70歳の時の、ロングインタビューザ・タイガース森本太郎の70歳記念インタビュー


 

ジュリーがMCで、初めて新宿ACBに出演した日のことを話していましたが、お隣のJ友さんが「私も行ったの!」に、ええ~?! タイガースの初ACB出演にですか? 後でお話を聴かせてください!ということで、ライブ中にお話を伺いました。

J友さんより→『タイガースが初めて、TV出演したのは1966年の11月、フジTVの番組でした。たまたま その番組でタイガースを見て、すっかりジュリーのファンになったJ友さん。何とかタイガースの情報を知りたいと思ったそうです。

レコードデビューの前だから、全然 情報が無い中、スパイダースファンの方から、タイガース情報を仕入れて、新宿ACBに初めて出ることを知ったそうです。 早速、新宿ACBに行きましたが 当然ながら、タイガースのファンは少なかったそうです。』

レコードデビュー前からのファンの方は、少ないと思います。それから ずっーとジュリーのファンだそうですが、もっとお話をお聞きしたかったわ~ 


 

ジュリーのMCで「ムサシ」さんとは、新宿ACBの支配人の方のことです。その支配人さんが、「ACB」の歴史と出演者をまとめた本を、随分前に出しています。J友さんに貸していただいて、読みました。タイガースの記述に、その当時の記事があります。

6日のステージに現れた、ACBのロゴも

 残念ながら、かなり読みにくいですが「ザ・タイガース登場」

 


ライブが始まる前の会場ロビーに、タローのライブには場違いなように若く カッコイイ、長身のスリムな男性。男性というよりも、男の子という方が似合っている、黒い上下の服装のカッコイイ青年が、多くの人に取り囲まれてたってました。誰だろう・・

見たことがあるんだけど・・ えーっと。川谷絵音さんみたいなヘアスタイル。誰かがサリーの息子さん・・と言っている声が聴こえてきました。そういえば、サリーに似ていましたよ!


 

あと、ジュリーやサリーやタイガースの演奏の最中に、後方から 小さな家庭用のビデオムービーで映しながら通路を前に歩いてゆく中高年の男性がいました。そのまま、サッサと舞台前の一列目の通路に到達。今度は舞台を右から左へ ズラーっと、ムービーで舐めるように舞台上のタイガースを撮りだしました。それを見た係員の人は、一瞬 止めようとする仕種をして・・ 止めるのをやめた。おじさんに好きに映させていました。

あれは何?関係者ですか?家庭用ムービーで写すのは変だわ(=_=;)  よくわからなかった出来事でした。

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④森本タローとスーパースター再結成20周年記念ライブ ~A Lot of Good Friend 

2019年11月08日 | タイガース・GS

ジュリーたちは、2部の途中でちょっとだけ出てくるのかしらね?などと、それほど期待はせずに、2部の幕開けを待ちました。

チャンチャンチャンチャン♪・・・という、忘れることなどない 甘い乙女チックなイントロが流れて、幕が開けばそこにジュリー、サリー、ピーの姿が! キャァァ~~~~と、一気に大興奮。立ち上がって大拍手!早く出てきてくれて嬉しい~!待ってた~

ジュリーはカッチリした濃いグレーのダブルのスーツ、今年の「SHOUT!」ツアーとは随分と違う印象がして、よく見れば眼鏡をかけているので、それが大きな違いに見えるようです。サリーも固いスリーピースのスーツ姿、ドラムのピーは軽装です。タローさんは真っ赤なスーツ。

ジュリーの声は艶があって甘く、ブレない ゆるぎない歌いぶり。(そこが、どこかアマチュアッぽさも感じさせるスーパースターとの違いを思わせました。)ジュリーの歌声に思わず体が揺れる~

気が付けば、ステージの上に「ACB」の大きなロゴマークが下がっていました。ああ、ここは私が一度も行った事のない、あの憧れの新宿ACBの舞台なんだわ!

タロー『ようこそ!ACBへ!』
ジュリー『どこにあるか 覚えていますか?明治道りと甲州街道・・
そういう歌があるのよ。


※ここでお隣のJ友さんが「私も行ったの!」に、ええ~? タイガースの初ACB出演にですか? 後でお話を聴かせてください! (そのお話は次回に)


 

J『烏山にいて、その日は休みで稽古も無いし、どないしょ~?思てたら

中井さんが「おい、お前ら行くぞ」
「え?どこへ?」中井さん「新宿ACBに出るぞ!」
ブルコメがWブッキングで、ヨソに出て
ACBには、ふくよかな体のイシイさん、ムサシさんがいた。
内田裕也とファニーズで、ワイルドワンズと出る予定だった。
裕也さんと一緒だったら、裕也さんが喋るけど
いないので、大阪時代に喋っていた僕がしゃべる事に
ビックリ仰天!大阪時代なら、それではお届けしましょう、ヘルプ!
それが本場の東京、新宿ACBで
そ、それでは お、お届けします💦 ビートルズ、ヘルプ・・
T『ほんまに?サリー覚えてる?』 S『覚えてない』
T『記憶力が凄いね!』
J『それは忘れない、自分が喋らされたから
その後がほんとのデビューで、裕也さんにニックネームを決めろ
と言われて、裕也さんが お前、沢田研二じゃ百姓だから。
俺もそう、田がつくやつは百姓だから。サワノイケンにしろ。
サワノイケンにしてたら、今の僕は無かった。』
T『ピーは覚えてる?』 P『覚えてないね』
T『ムサシ!いたな、あの人はマージャンが強かった。』
S『裕也さんは弱いけど、強いということにしてる。』
T『ジャニーさんは?』
S『ジャニーさんも弱いけど、強いという事にしてる』
T『マチャアキさんは?』
S『今でもやってる、強い』 T『サリーはDrⅩで毎週やってる。』
S『台詞になると やりにくいんだわ、台詞を考えながらやってる。
米倉さん、内田さんは全然できないのにやってる』 

銀河のロマンス♪ 大人の余裕のある、ジュリーの円熟の歌声。そう思うのは、タイガース時代の幼さの残る歌声と、比べてしまうからかしらん? かるーく、サラリと歌っているのに、歌に気持ちが宿っている。

T『今回、4人の共通点に気が付いた?眼鏡』
J『眼鏡ね、なんかヤクザに見える。僕よりヤクザに見える
友達が、お前 山口組やで。』
※ちなみに山口組は、義父の家から遠くない場所にあります(笑)


J『ピーは73歳で革のパンツやで』
P『暑いね、まさか こんなに暑いとは思わなかった、ちょっと誤算』
T『あまりやるとPのダジャレが。ジュリーに先にダジャレが出たわ』
J『イヤイヤあれは決まりごとだから、皆で話しして今日は満員なの?』
T『完売なのよ』 J『僕がコシのカンバイ』
T『ピーとレベルが一緒や、ピーは若いわ』
P『アタマがね、アタマが若い、さっき屈伸やったらサリーが
一番硬かった。』
S『あれはワザと』 P『出来るんだ!』
T『ちょっと一部は喋りが少なかったから、このために取っといたんや』
J『喋ると 喉が渇くね』
T『もうそろそろ、終りに近づいた』

シーサイドバウンド♪
これぞタイガース、元気な若さがハジケル1曲。GO バウンド!
一応飛んでいるジュリー、サリー、タローたち。前の再結成のタイガースの時よりも 明らかに飛んでいる高さが違いましたが、あれから さらに歳をとったという事を、まざまざと感じさせましたね~。私もジャンプはせずに、恰好だけね(^^ゞ

T『サリー踊っていたね』 S『踊ってます!』
T『アキラ君ステップやってよ!』に応えて、スキップするサリー。
T『ナマで始めて見た!』
J『しんどいな、しんどい、ちゃんと踊るなら踊る
踊らないなら立ってる。中途半端はどっちやったな』

T『沢田がこれはタローのグループのお祝い20周年。
トリはシーサイドバウンドはアカン、やっぱり これでしょ』

青い鳥♪  この曲は当時から大好きだったんです!

お隣のmadameHが、去年のジュリーの京都ライブで、ゲストのタローさんの
「青い鳥」は、良かったですね。そうそう!タローさんは
今までで一番上手だった!今日はジュリーのボーカルで・・

セマ~い・・(アヤフヤ~)あれあれ💦
ジュリー、土下座『やっちまったね』
T『ジュリー有難うね、沢田が久しぶりに青い鳥まちごうた。
2013年のツアーでジュリーは間違ちごうた。
僕は仲間がいて幸せです。最初から出るのがわかっていたら
武道館をおさえたのに。欲だしたらアカン。
武道館で4曲やったら、立場ないやん。どうすんの
でも いいところある。また出てくるで~
オバケみたいな言い方、出てきはんねん。』
ジュリーたち退場。

T『何喋るか 打ち合わせていなかった。さっきのゲストコーナーは思ったよりジュリーが喋ってくれた。(上の)ACBのロゴが無くなった。2部の最期のコーナーは、スーパースターでした方がいいよと、ジュリー7が言ってくれた。』
メンバー紹介

T『次の曲は、京都の河原町の出会いからその後、タイガース・ストーリー』
夢追いかけて♪
あの当時の5人を描いた曲は、タローさんの歌声が とつとつと、しみじみと歌に込めた思いが伝わります。

ピーを思って書いた曲「A LONG GOODBY」では、タローさんは泣いているようでした。
『おそらくこんな会になるとは、皆さん夢にも思わなかったでしょうが、素晴らしい会になって本当に良かったと思います。ミスは多々、ありますけど。』

アンコール「ツイスト&シャウト」ジュリー、サリー、ピーも登場に
思わず、ジュリ~!!と叫んでしまい、ここはやっぱり今日の主役のタロー!と叫ぶべきだったかと、我ながら苦笑でした。

今日は、タイガースのメンバー達と一緒に歌っているジュリーの姿に、60年代のタイガースのジュリーの姿が見えた♥ そう思いました。古稀も過ぎたというのに、メンバーと一緒のジュリーは、ソロの時の自信の有る姿と違って、仲間と混じっていると 守られているようで やっぱり可愛い~!こういうジュリーが大好き!

最後に、また映像が流されて、リハーサル風景のようでした。夏場でしょうか、青い半そでシャツのジュリーは笑顔。もう随分前から決まっていて準備をしていたようです。ジュリーの映像が映るたびに、会場内は歓声でキャー!!

タイガースのメンバー達が、デビューから半世紀以上たっても仲が良く、一緒に歌っている姿には、本当に感無量です。トッポがいないのは残念だけど、自分の小学校時代からファンの対象である大好きなグループが、1人も欠けることなく、現役で、元気で、今でも色褪せない素晴らしい歌声を聴くことができるなんて、奇跡的な事です。ファンとして、なんと幸せな事なんでしょう。そしてそれは、間違いなくメンバーたちの人柄のせいであると強く思います。

本当に幸せなひと時を、タローさんどうも有難うございました。

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