飯倉片町のキャンティのHPは⇒こちら 1960年創業という事は、東京タワーができて2年後。私も産まれていますが、田舎の風景とは程遠い独自の華やかな文化が、ここには すでにあったのだなと思います。
店内に入って、テーブルの用意をするのでお待ちください、との事で暫く待ちました。1階は明るくてカジュアルな雰囲気だけど、ここはかつて文化人が集ったという場所ではありません。地下のレストランに案内されるまで、やっぱりドキドキします。
その後、一階の入って右手にある階段を下りてゆきますが、これまた狭い階段で、下の画像の左にチラっと階段が写っています。階段を降りた右手には狭い個室があったな。
地下のほの暗いレストランは、やっぱり想像よりも狭いです。秋らしい、紅葉のディスプレイが飾られていました。真ん中には年季の入った、カトラリーやお皿を置く台がありました。傷があちこちについていたので、もしかしたら開店の当初くらいから有るのかも、このお店をずっと見守ってきたんだろうか?
私達は3人だから、4人かけの席に案内されました。赤いチェックのテーブルクロスが、いかにもイタリアンです。我々の他にはやはり予約をしていた、5~6人ほどのサラリーマン風の一団。楽しくお喋りしているのが、真横だから聴こえてきて、どうやら業界人風でした。他は、2人かけの席が周りに有りました。
メニューを渡されて、BIANCO ビアンコ 4,400 yenを注文しました。(サービス料別)量的にちょうど良いです。バジリコスパゲティを食べて見たかったのでね。実はお店の人に「ワインでもいかがですか?」と言われたら、断り切れないかも~💦と内心思っていいたけど、言われず。ちょっと安心(笑)
右からトマトのチーズのせ、ニシン(イワシかも?)のマリネ。レンコンのマリネ、バジル風味。イタリアンでレンコンというのが珍しく、どれも美味しかったですが、イワシ(ニシンかも?)とレンコンは、和総菜のようだと思いました。
右端にチラっとしか写っていないけど、パンも美味しかった。
ほんのり塩味の、野菜スープはやさしい味でした。
これがメインの、バジリコスパゲティに肉の揚げ焼き、ミラノ風カツレツ。思ったよりずっと薄くて、厚さは5mmもないけど、ちゃんと肉の味がしましたよ。バジリコは、ここのは実はパセリと大葉だと聞いているけど、たっぷりスパゲティに絡んで風味が口に拡がりました。
お楽しみのデザート♪右はアップルパイでした。もう詳しいお店の説明は忘れた~
コーヒーも飲んで、満足 満足。ここでバジリコスパゲティを食べるのが かねてからの念願だったので、願いが叶いました。一度来たので、気が済みましたわ。
お帰りは、また階段を上って・・と階段に向かったら、「こちらです!」とお店の方に、横の出入り口を示されました。正面から見たお店の左手の坂の途中にあったドア。ここが実はキャンティの入り口でした。そうやったんか・・
ほんとの入り口はここだった。
今と昔では、キャンティは随分 違っています。かつて一階にはベビードールがありました。その当時の想い出をJ友さんから聴かせていただきました。次は、ジュリーメモリーズ