今までにすでに何回も放送されている、歌のトップテン1986年11月10日放送回の【沢田研二・チェッカーズ出演回】⇒番組HP
すでに6年ほど前にブログで取り上げているので、珍しい番組ではない。いつもなら見ないのに、今回は見ようと思ったのは、「はね駒」でジュリーが松浪先生を演じたばかりの頃だと思ったから。まさにヘアスタイルが松浪先生だもんね 松浪先生と歌手ジュリーを比べて見よう!
86年11月10日、司会は徳光さんと、石野真子ちゃん。
観客は地方からの修学旅行生が多し。
【出演・曲】
レベッカ「LONELY BUTTERFLY」
安全地帯「Friend」
河合その子「悲しい夜を止めて」
とんねるず「人情岬」
渡辺美奈代「雪の帰り道」
沢田研二「女神」
中森明菜「Fin」
1986OMEGA TRIBE「Cosmic Love」
1位、チェッカーズ「NANA」
第10位の「すべてはこの夜に」吉川晃司さんは、お休みです。
前に書いたものを写真を入れ替えて、再掲載。ジュリー以外の出演者は今回は無視。
「今週のインフォメーション」でジュリー登場
徳光「ひさしぶりでしょ、渋谷公会堂は」
J 「もう何年ぶりでしょう、ハハハ・・・」
徳 「沢田さん、顔つきが違いますね」
J 「そうですか」
徳 「勝負をかけている顔ですね」
J「 ピース!」
徳 「色んな曲が候補にあって、その中から女神を選ばれたと思いますが」
J 「そうですね、今回は割とBGM的じゃなくて、山あり谷ありのドラマティックな
曲をと思って、詩は阿久悠さん、曲は佐藤隆さんにお願いしたんですけど。
さざ波じゃなくて大波小波がある、その辺りインパクトになっているんですかね。」
徳 「今までの一連の動きを見ていると、衣裳も目いっぱい派手にしましたね」
J 「えー、久し振りに派手に」
徳 「胸がふくらんでないじゃないですか」
J 「えー、この中に」と、自分の胸を指す
徳 「歌っている時に楽しみにしています」
色白のはずのジュリーが何故か顔色が悪い、というか日焼けしたような顔色。これはJAL沖縄キャンペーンのCM撮りで日焼けしたからと、ネットで読みました。なるほど・・
衣装を拡大、泰西名画がモチーフのようですが、裸の男性は誰?この頃の衣裳って、TVで見る回数が少なくて、ろくに覚えてはいない。
さらに、全体像を見てみると・・
もしや、聖書からのモチーフとか?松浪先生、罪深いですわ💦
女性アイドル歌手たちの頼りない歌声の後に登場したジュリー。フワフワと可愛いアイドル達の後で、渋谷公会堂の空気を一変させる、圧倒的な存在感と、観客に挑むようなセクシーな歌声です。
ジュテ~ム!Au! Oh!
上着を脱いだら胸のある衣装で、「赤いライトに照らされたジュリーの歌声は扇情的なほど。・・いけないものを見ているような気分です。」と、数年前のブログに書いていた。
実際は、1986年当時の私が、どういう思いでこのジュリーを見ていたのか、さっぱり思い出せないのだけれど、世間やマスコミに騒がれていた頃だから、何も考えないようにしていたのかも。
歌い終わったあとに徳光さん、「プロフェッショナルですね、素敵ですね!」
他の出演者の、安全地帯と中森明菜とチェッカーズは、さすがに聴かせます、上手かったです。
気になるのが、左側のボカシの入っている出演者。ダレ?
トンネルズでした。以前に放送された時は、ちゃんと普通に出演していたのに、なんで今回は出演NGになったんでしょう?出演時は人気も絶頂で、二人で言いたい事言い放題の、我が物顔だったのにね。
質素な着物姿からロックスターのように変身した松浪先生ですが、清廉で実直で優しい先生は変わらず。
あの頃は、女神のジュリーと松浪先生を比べようなんて、絶対思ってなかったな~
とにかく大いに違う松浪先生と、ジュリーでした。