昨日アップの予定が、一日遅れました。
3月5日は、トッポが突然姿を消した日から54年目。
画像は「ザ・タイガース研究論」(磯前順一・黒崎浩行 編著)より。
1969年、3月5日の項に、『渋谷斎藤楽器でレッスン中に失踪』とあります。私は楽器店かと思っていましたが、リハーサルスタジオなんですね。
なんと、その斎藤楽器がまだ残っている?!と。お正月の1月4日に渋谷ライブ参加した際に、J友さんが案内してくださいました。渋谷駅から近く、宮益坂を上ると
サイトウ楽器の文字が!
ビルの入り口でウロウロしていたら、この辺りをよくご存じの地元の方らしい、年配の男性が「数年前に閉店しましたよ」残念でした、今では 看板が残っているのみ。※2018年3月末をもって営業終了。⇒ サイトウミュージックスタジオ
[Closed] サイトウミュージックスタジオ(東京都渋谷区)- StudioASP
J友さんは、10年ほど前に中に入られたそうです。思えば入れ替わりの早い大都会の中で、お店が2018年まであったということが、奇跡のようだったのかもしれませんが。
その次は、玉久ビルへ。ここではタイガースに関する何があったのか?? J友さんによると、玉久という居酒屋があり、ピーが中井さんの仲介で、ジュリー、サリー、タローと5人で再会したお店なんだそうです。(トッポはいないの?)残念ながら、こちらもコロナ禍で2年前に閉店したということです。
今はビルにその名前を残すのみになりました。
渋谷辺りの地理等、全くわからないわたくし、ただJ友さんの後をついてゆくだけ。都会のど真ん中と言うのに、いわゆる閑静な、いかにもな高級住宅街の中を歩き続けます
途中に、GSのオックスの合宿所だった処。ジャニーズ系グループの写真撮影に使われたという洒落た住宅の前には、ファンの若い女の子たちが立っていて、フォーリーブスは知っている?とJ友さんが聞いたら「知ってます~!」だって。可愛いですね(^-^) 大邸宅の並ぶこの辺りには、キム〇ク氏の家もあるらしい。建物自体を見学するのが好きなので、キョロキョロしてしまいました。
桜並木が有名な目黒川沿いを歩きます。桜の季節に来たらいいでしょうね。ここで、ピーとタローさんが撮影をしたそうです。
そして、まだ残っていたのか!とビックリするのが、目黒ハイツ。
タイガースのメンバーが住んでいた場所。今の家賃は、おいくらでしょうか??高級住宅街だけど、築年数は古いです。
洒落た外壁は、当時からのままだろうか?大規模修繕はしているのでしょうね、とにかく築60年近い建築のはずだから。
目黒川に近い都内の一等地に建て替えもせず、半世紀以上も変わらずに建ち続けているということに、けっこう感動しました✨
1968年12月29日、「豪華なマンション」との記述に、さもありなん。
ただ、ここに長く住んでいたのはピーだけらしいです。ピーは、ビューティフルコンサート後に、ここを引き払い、京都に帰って行きました。
三角形に建ち並ぶ目黒ハイツの形状。
ピーの部屋は最上階にあったそうです。
歩いていけば、近所にはキンキンとケロンパのキンケロ・シアター
美空ひばりさんの、記念館も。