平日にスポーツ施設に行くと元気な老人が大勢いる。彼らは充分に働ける体力があるのに働いていない。このことを、老人を甘やかしていると考える人もいる。働ける人が働かないから日本の国力が低下したとも考えられる。
実は私は現役時代に「第三新卒の雇用」を提案したことがある。有能な高齢者を低賃金で雇うことを提案して一部では実施された。しかし今では老人が低賃金で働くことを奨励したくない。日本の高齢者の賃金は不当に安い。最低賃金以下だ。これを容認する「シルバー人材センター」やボランティア制度こそ有害だ。趣味や暇潰しのために働かれては困る。若年層は生活のために働かねばならない。年金を受給している人が若年層の雇用機会を奪うべきではない。こんな低賃金労働者が増えたら現役世代の賃金が下げられてしまう。
現代日本の問題は雇用不足だ。職が足りないから人が余ってしまう。遊んでいる老人が低賃金労働者になるのではなく起業家として雇用を創造できるのなら好ましいことだ。しかしそれは無理だ。老い先短い老人が今更、柿の種を蒔いて育てることなどできない。せいぜい桃か栗を育てることしかできない。しかしそれが可能なのは社会的地位を得て人脈も持っている一部の老人だけだ。
むしろ若い起業家のパートナーとして雇用創出に貢献できないものだろうか。若い人は意欲はあっても経験が乏しい。若い経営者を補佐して堅実な経営を身に付けさせる、丁度昔の番頭と二代目経営者のような関係を築いて新規ビジネスを軌道に乗せることを高齢者の役割として期待したいものだ。雇用を創造できるのは若い力だ。高齢者がすべきことはそのアシストだ。
実は私は現役時代に「第三新卒の雇用」を提案したことがある。有能な高齢者を低賃金で雇うことを提案して一部では実施された。しかし今では老人が低賃金で働くことを奨励したくない。日本の高齢者の賃金は不当に安い。最低賃金以下だ。これを容認する「シルバー人材センター」やボランティア制度こそ有害だ。趣味や暇潰しのために働かれては困る。若年層は生活のために働かねばならない。年金を受給している人が若年層の雇用機会を奪うべきではない。こんな低賃金労働者が増えたら現役世代の賃金が下げられてしまう。
現代日本の問題は雇用不足だ。職が足りないから人が余ってしまう。遊んでいる老人が低賃金労働者になるのではなく起業家として雇用を創造できるのなら好ましいことだ。しかしそれは無理だ。老い先短い老人が今更、柿の種を蒔いて育てることなどできない。せいぜい桃か栗を育てることしかできない。しかしそれが可能なのは社会的地位を得て人脈も持っている一部の老人だけだ。
むしろ若い起業家のパートナーとして雇用創出に貢献できないものだろうか。若い人は意欲はあっても経験が乏しい。若い経営者を補佐して堅実な経営を身に付けさせる、丁度昔の番頭と二代目経営者のような関係を築いて新規ビジネスを軌道に乗せることを高齢者の役割として期待したいものだ。雇用を創造できるのは若い力だ。高齢者がすべきことはそのアシストだ。