花芽時に例年訪れる遅霜
夏日さえ出現する異常気象である。猫の目のような気象に生産農家は戦々恐々、気象予報に首っ引きである。
花芽が膨らむこの時期に、サクランボはマイナス1.7度以下に気温が下がると花芽が凍って発芽不良となる。
林檎は-2.8度で、本果樹園栽培品目では、サクランボが一番寒さに弱いのだ゛そうである。
そして、昨日は午前2:30起床で3:00から、さくらんほ園で早朝作業を経験した。
当日の日の出時刻が5:18であり、日の出直前が最も気温低下することから、此れをピークに火を焚き保温を図るのである。
蝋を満たした缶がサクランボの果樹列に予め設置準備してある。これの中の芯に灯油を注ぎ、火を付けて回るのである。私が担当した個数が40数個に1時間がかりで火を付けるのである。順調に蝋燭が解け燃えだすまで消えるものも有るので、これをチェックしながら灯油の追加や火を付け直す作業が続く。
日の出前、午前5:00気温はいよいよ、-1度を超えている。リーダーの合図で火勢をピークに上げる。
午前6:00消化完了で作業終了である。 霜害も無事回避され、新体験を得て早朝作業を終了した。
ここのさくらんぼ畑で約100個の蝋缶を燃やしたのだが、この他に80個と60個規模が一づつ在り、当日の作業員は4人であった。
この様な作業と手間が掛かるのである。高額になるのも・・・・・
又、今月16日に-2度予報がある。