うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

江戸東京博物館へ

2017-03-16 08:35:59 | まち歩き

両国にある江戸東京博物館へ、“江戸と北京-18世紀の都市と暮らし”の特別展の観覧へ行った。

目玉は、江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」と、乾隆帝80歳の式典に沸く北京の風景を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」、そして康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」の、同時代の江戸と北京を一目で比較できる展示である。

熈代勝覧

乾隆八旬万寿慶典図巻

隣り合った地域で同時代に隆盛を迎えた清朝政権と徳川政権であったことを改めて識った。

両展示物の詳細緻密さと類似した構図など、昔人の高度な技術力量と共に驚嘆ものであった。

これに比して現代人の個別力量の退化や未熟を確認した。

特筆、思わぬ幸運・・・“3/15の観覧料が65才以上無料”の幸運に遭遇した。

珠には、良いことも有るものだ・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資格喪失証明書

2017-03-15 03:05:34 | 社会・経済

年一回の健康診断に妻と同道して行ってきた。

現役時代の手厚い健康診断と違って「えっ!これだけ!」の検査項目であった。

( 尿検査、血液検査、血圧測定、体重、身長、腹囲、医師面接と肺と心拍の聴診 )

現役時は、少ない検査項目時でも( 検便、胸部X線、心電図、腹部エコー、視力、聴力 )が余計に有ったものだ。

これに2年に一度は 胃部内視鏡とが加わり、検便結果によっては、大腸内視鏡検査が追加されていたのだ。

何が何でも沢山やれば良いと云うものでも無いし、昨今の高齢者医療経費の増加に保険制度が見直しを迫られているのも承知しているのだが・・・

正直、この程度の検査項目で何が見えてくるのであろうかと疑問が湧いた。

生産世代に属さない高齢者に健康維持は不要だと言われたようで胸糞悪い思いである。

これと、機を合すように、資格喪失証明書なるものが、送られてきた。

今月末で定年退職して満2年となる。

厚生健康保険は退職前の保険組合加入が、2年間は認められていた。

これが規程2年間を満了するので、保険証を返すようにとの連絡である。

2016年は20万円強の保険掛け金を払ったし窓口支払が配偶者と併せて10万強であった。3割負担であるから実際には3233万の医療費が掛ったことになる。

残りの20万強を保険組合が支払った勘定だからトントンと云えばトントンだし、見ようによっては全額自腹で払ったようなものである。

それでも保険財政は赤字なのであろうが・・・


それにしても、現役時代に比した医療費の増加に、高齢自覚と診療報酬の高さに恨めしさを覚えるのである。

因みに、私の医療費の殆どが歯科診療費用であり、時として加療される過剰治療も医者の懐具合で匙加減されているんじゃないかと、・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝台樹スキー

2017-03-13 18:52:55 | 冬篭り

友が来て、宝台樹スキー場、シニア一日券2300円のスキーを楽しんだ。

背景に見える雪山は、上州武尊岳、その右背景は越後の山々であろう。

好天に恵まれ気持ちの良いスキー日和であったが、そこは平均年齢68才のシニアである。

11時から昼食を挟んで2時には、膝が・・・・と、早上がりとなった。

帰途の温泉入浴の後は、夜を徹した宴の始まりであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堆肥(糞)との格闘と戸神山登山

2017-03-05 13:43:13 | 冬篭り

糞との格闘・・・堆肥の散布なのであるが。

近所の酪農家の好意により、牛の糞と藁草を頂いた。

まだ、未醗酵未熟成なので、堆肥とは言えないのだが、大量の藁が畑の土の為に良いのだろうと・・

トラック一杯分を畑に散布する。一輪車に積み上げて適宜散布する。腰が痛い・・・・

 

辛い仕事は午前中で切り上げて、上州100名山の一つの"戸神山"へ上った。通称尖山と言われ、典型的なコニーデ型の山容は、関越高速道路の沼田ICを過ぎたら、右手にその美しい姿が見られる。

昨日の破風山より330m程度低いのだが、きれいな独立峰ですばらしい展望を持っている

北側には三峰山があるので、谷川岳の展望は望めないのであるが・・・

東南西の展望はすばらしい。

山頂からの展望をどうぞ

南方向の赤城山

西方向の子持山

北東方向へは上州武尊岳が美しい

東方向には、日光白根と皇海山が見えるのだか、映像が無い。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

就活失敗の巻

2017-03-03 21:02:03 | 季節労働者

 67歳にして、就活失敗した。

若い頃憧れた調理人の世界を覗けるのではとの期待から、老舗ウナギ屋さんの皿洗いに応募した。もちろん趣味資金の足しにもなろうかと・・・

 今回の落選、正直ボディブローに効いた!

 老舗ウナギ屋さんらしく丁寧な説明と気遣いを頂き、我ながら好感触を得た面接であったし、サラリーマン人生45年とは言え、技術や営業、事務を経験し、趣味その他を通じた社外との交流経験から飲食業務未経験は補えると思っていたのである。

 思えば、面接最後に言われた、「高齢者雇用では健康リスクが付きまとうので決済時に問題になる」が・・・・・

確かに雇用者側から言わせればリスクがあるのだろう。

  健康リスク= 無理をさせられない、加病責任負荷、業務の中断

  周囲の職人、現場責任者より高齢による仕事の遣り難さ、人間関係の困難

数日後の採用可否連絡を待ったが、NG!!!

  67歳になったが趣味の山歩きや自転車ツーリングを通じて気概充分だし、知識経験から若い人材が遣れない、遣りたがらない仕事が有りそうだし、此処にこそ高齢者の社会的存在意義が在りそうだと思っていたのだが・・・

 思えば67歳は老人である。ひと昔前はご隠居さんだ!  この事を具体的に突き付けられたような今回の落選であり、ズシンと効いた!!

気晴らしに我が家の前景に聳える破風山へハイキングした。雪深くワカンが必携。


早速、熊の足跡登場でひやひや

山頂から我が家の方向を望む

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする