【老害なのか無神経なのか】
どの区間だったかは口外しないが、自分が移動中の(高速バス)車中でリラックスしたり寝たかった区間にゆっくり出来なかった事情として、70歳前後の4人組ご婦人グループがとにかく無茶苦茶だったことを取り上げたい。
一番ひどかったのは、そのリーダー格の人で、とにかくマナーも減ったくれもないのだ。
周り(とりまき)の三人も特に注意することをしないところの様子から、見慣れているのか放っておいているのかが考えられた。
そのリーダー格は、とにかく悪目立ちしていて、ひとつあげれば・・・
音量最大のまま無料Wi-Fiへの接続を試みていることで接続音やエラー音を車内にけたたましく鳴り響かせるという行動を散々繰り広げていたことは本当に忘れられないこと。
当の本人が凄いところは、そんな出来事があってもケロッとしていて悪気もなく、全員振り返ってガンを飛ばされているのにどこ吹く風。
あげく、大きな弁当を広げてキャッキャキャッキャ+ガサガサを延々繰り返したりして騒々しいの極みを展開し、空いている座席へ勝手に移動してみたりと暴挙は続く有様。
極み付けは、バス休憩中の折、発車時刻が迫る中「お腹空いちゃったから、トランクから食べ物を出してもらおうかしら」と運転手に迫るという行動だ。
(お前が一番ものを食べているのにな!)
そんな行動は勿論、非常識も非常識だが、そんなリーダーは休憩中であってもとりまきにトイレも車内のものを使えとか、次の休憩で買い出しに(休憩時間の範疇を超えてでも)行って来いとか本当にひどい言動をとにかく繰り返していた。
【どこにでもいるだろうが・・・】
このような公共マナーを守れない人や周りの迷惑に気が付かない人は、それがマナー違反に値していることを理解していないし、それを教えられることもないのだろう、知らないまま成長した結果がその人格を作り上げてしまっている。
そうやって、世の中にモンスターがモンスターを呼んで、組織化した結果がこれだろう。
こうした出来事やグループに遭遇するたび、不快な思いをして我慢しなければならない旅こそ、興ざめするというもので損した気分になる。
【せっかくの旅だったが】
およそ旅程の半分が雨だったことを差し引けば、だいたい自分の満足できるような旅だったが、この一件だけで大きくマイナス側に触れてしまったといえようか。
いつかこうした連中にぎゃふんといわせたいのだが、なにかいい案はないのだろうか。
そう考えながら旅を続けた自分は、やっぱり心が狭い人間ですかねぇ・・・
【おまけ】
そんな連中って、やっぱりモラルもへったくれもなくって、トイレに行くのさえ億劫で下車すらしなかった割に、高速バス終点についたら後方から誰よりも先に降りようと着く前からグイグイ降車口に行くんだよね。
彼女たちって、日本人とは思いやりの精神が身上だった時代を歩んできた人たちだと思うけれど、もはや完全なる利己主義者。
加齢と裕福さがそうさせたのか、悲しい限りだ。
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