Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

高速バス「新宿高山線」乗車記

2019年03月29日 23時59分59秒 | Weblog

【はじめに】


高山からの帰りの便として、今回初めて高速バスにて帰京するという選択をして、当バスに乗車してきたというお話を綴ろうと思う。


一番の目的はコスト削減だけど、なにより経験しないとわからないことも多いので、まずは乗車してみたかったことが最大の理由。
もちろん気に入ったら、今後の高山への行き帰りにおいて大きな選択肢の一つとなるので、注意深く乗車してきたのだけどね。


【利用便は、高山15時の濃飛バス“バスタ新宿”行き】


個人的な事情としては、新宿へ19:00過ぎくらいに到着して欲しいため、本来は14時ちょうどくらいに高山を出る便に乗りたかったのだけど、あいにくそんな便が用意されていないため、この便に乗車する選択をしたんだ。


(こんな小さなバスセンターから遠い新宿まで一発で行けるんだから不思議なもんよ、これが「君の名は。」の三葉も利用していたら、話はちょっと違ったのかもな。)


この日の乗車率は、7割弱といったところで、「女性専用シート」も「ひとりだけシート」にもそれぞれ空きがある状況だった。
つまり、ちょっと割高のお金を払って専用シートを確保した人は、その賭けに(ある意味)負けたともいえる。


ちなみに、乗客の平均年齢は50過ぎで女性中心、20代から70代まで幅広い利用だった。
(男女比は、2:8ぐらいだ。)



(座席表は京福バスから引用して加工したもので、濃飛バスもほぼ同じ構図。ポイントは、左右で段になっていることだろうか。ちなみに、ほとんどの高速バス会社は座席表を掲載しないので探すの大変。ありがとう京福バスさん!)


【定刻に高山BCを発車】


濃飛バスセンター所属であろう綺麗でカワイイ女性スタッフさんが、トランクへの誘導や積み込み作業を行い、定刻になるとそのままお見送りをしてくれるという光景を眺めながら、もう随分見慣れた高山バスセンターを後にする。


やはり、また来ることはわかっていても高山を離れるときは、不思議な感情がこみ上げる。
これが旅情であって、これも旅情なのだと自分に言い聞かせる。


バスは高山の街中を抜け、淡白な郊外の道路を走るとまもなく最初の乗車バス停「丹生川」で何人か拾う。
ここは、JAの支店なのか丹生川村の関連施設なのか不明だが、そこそこ立派なバス停留場があった。


その後、びっくりするほどの山道を大型バスが縫うように登っていくことになる。


(全座席にコンセントがついている。ありがたい。)


【平湯はまだ冬真っただ中】


たぶん、乗り物に弱い人なら、すでにギブアップしていそうな山道を小一時間走ると、3月下旬であるがそこには一面の雪景色が展開する。


平湯ではトイレ休憩兼乗車案内のため、この平湯温泉バス停で小休止。
この時点で3分遅れだったが、しっかり13分の休憩後に出発した。


なお、当便が休憩停車しているのにもかかわらず、わざわざバスのトイレを使用した小娘がいた。
そもそもバスのトイレは緊急用だとアナウンスもあったし、案内がなくてもそれが常識だと思うのだが、当人は恐縮する様子もなく情けない限り。


100歩譲って、足腰が弱い年寄りならまだしも、今回はそんな老体は乗客に存在しないので、本来なら緊急時以外でトイレ利用者はいないはずなのだが。


(勿論、USBもWi-Fiも完備。スマホユーザーには至れり尽くせりだ。)


【平湯からも厳しい道路が続く】


イライラしやすい性格の性分なので、そんなことで苛立っていたら、一向に眠くもならずバスからの車窓をひたすら眺める当方。


高山から平湯温泉を経由して走る国道158号線は、聞けば今よりも酷道だったようだけど、それでも厳しい山道である。
途中、中部縦貫自動車道としていくつかの峠を多少超えられるようになったみたいだが、穂高の南側を通り抜けるという本当に厳しい道路であることは乗車していて強く感じ取れたことだ。


その後、山道が落ち着いていつしかバスは松本市内に入り、通称「あずさ街道158」と呼ばれる一帯から、この日の一番の自然渋滞に巻き込まれたのだった。


【松本からは比較的順調?】


いくつかの峠越えと渋滞の影響で、多少車酔いの感じも出ていたが、寝不足の影響も少なく目がギンギンのまま、バスは長野自動車道に突入した。


車窓も高速道路特有の落ち着いた風景になったころ、ようやくウトウトモードへ。
しかし、それもつかの間ですぐ車内メロディとアナウンスによって、次の休憩場所である諏訪湖SAに入線することを知らせてきた。




時計を見ると17:45ごろであり、それが定刻で運行しているのか不明だったが、ドライバーさんいわく「10分は休憩時間が必要なので」で注釈を入れたアナウンスがあったことから、定刻よりも遅い運航であることが感じ取れた。


(諏訪湖SAではトイレから諏訪湖が拝めるというから面白い。すでに薄暮でなんなのだが。)


【バスは東へ】


中央道の諏訪湖SAを18:00に出発すると、しばらく南下を続けた後、バスが甲府に近づくにつれ、いよいよ東へとバスは向かうことになる。


(諏訪湖SAに停車中の同バス。諏訪湖SAはトイレがきれいで数多い。だから休憩所のポイントなのかも。)


諏訪湖SAから丁度一時間が経過したころ、最後の休憩地点「釈迦堂PA」にバスが入線する。
もうさすがに夜7時となれば、外は真っ暗で長い距離を移動してきた実感が沸いてきた。


ここでは、11分の休憩だったが、高井戸ICまで2時間の案内表示が気になった。
(混雑フリーなら、ちょうど1時間の距離だから、推定到着時刻はどんなに差し引いても定刻より30分は遅れる計算になる。)


(釈迦堂PAに着いた頃には、もう真っ暗。それにしてもバス旅って移動している感覚が鉄道より弱く感じるのは気のせい?)


【30分の遅延は挽回できるか?】


最初の降車設定があるバス停は、中央道八王子。
このバス停に来なければ定刻は把握できなかったのだが、降車のアナウンスによって10分遅れまで挽回していたようだった。


個人的には、あまり遅れると最寄りの駅からのバスがなくなってしまう懸念があったため、八王子で時間を確認できた瞬間は安堵の気持ちにもなった。


その後、日野にも停車したが、府中・深大寺・三鷹を通過したためか、バスタ新宿には6分遅れで到着することが出来た。
まあ、バスの移動時間が5時間半(330分)のところ、大都市大東京への到着予定時刻の6分遅れならば、誤差2%未満というところ。


この旅は、異常な混雑もなく、大いに優秀な移動だったと評価できよう。




【総評】


昼行便で5時間半というバス移動は、自身の一人旅においては最長距離。
あと、高山から松本への安房峠などの峠越えや山を縫うような山道は、相当きつく痺れたなぁ。


ただ、バスの前後の座席間は余裕があることや3回の途中休憩があることなどから、それほどまで肉体的苦痛は生じなかった。
しかし、夜行便にはない目に入る嫌な場面に多く遭遇するリスクが増えることから、心身的なダメージは強く残るだろう。


また、鉄路と違ってバス旅は、心地よい揺らぎ(1/fゆらぎ)が生じにくいのか、ほとんど眠くなることはなかった。
イライラしっぱなしだったことが眠くならなかった大きな要因のような気もするが、あと1回くらいは使ってもいいかなぁという気持ちかな。


思っていたほど悪くはないというところかな。



【PS:予約の方法】


この便は、濃飛バスと京王バスとの共同運航便なので事前予約は、京王電鉄バスのネット予約システム(ハイウェイバスドットコム)が利用できる。


ちなみに楽天トラベルでもこの便は予約できるのだけど、前述で登場した専用シート「女性専用シート」「ひとりだけシート」は予約できないので注意が必要だぞ。


 

 


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