<その3はコチラ>
【朝6:30の起床】
時計を見た瞬間、茫然自失とはまさにこのことで慌てることもせず、まず最初に考えたのは代替案。
たしか土曜日なら春秋航空であれば成田→広島便があるはずと思い、着替えながらググってみるのだけど。
8:00発の便ならギリ間に合うかも?
と検索したら、当日券はネットから買えないことが判明。
そこであらゆるルートを模索したが結局、羽田まで行って一般料金を払うしかなさそうだったから、ひとまず羽田に向かうことにしたんだよ。
当日券なら広島行きのJAL便なら33000円の出費となるけれど、予定していた行程もいくつかカットすれば最悪ライブには間に合うわけだからね。
もちろん、今のケータイを恨めしく思いながら、そして半ベソを掻きながら。
いやしかし、こんな気持ちのまま旅行に出かける経験をこの年齢で味わう羽目になるとね・・・。
【ひとまず8:25に羽田着】
こんなケータイ、旅行が終わったら次のボーナスで速攻買い替えてやるからなと潰れるくらい握り締めながら鉄路で羽田に向かう。
実にスムーズに羽田まで移動出来たものの、次発の8:40発という便には乗れず、その次の9:50発の便には「空席があれば」乗れるタイミングで到着したわけ。
そこで肝心の空席があるかダイヤモンドカウンター(正式名称:国内線 ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場)に空席があるか尋ねてみたんだ。
もちろん、アプリで空席があることを確認していたけれど、ここではあえてジャルパックのパッケージツアーで目的の便を予約していたにもかかわらずバッチリ寝坊して乗り損ねたことを口添えて。
【寝坊1発3万円が】
「お客様、ご予定の便に乗れなかった理由をもう一度お伺いしてもよろしいですか?」
・・・ええぇ、恥ずかしいことを何度も言わすなよぉ・・・
「・・・ええ、寝坊しましたww」
「承知しました。それでは・・・」
オレも先方がそれを言ったか言わないかのタイミングで、オレも財布からこの旅でこの半分も使うことがないだろう万札を揃えながら待ち構えていたところ、信じられない代替案が提示されたんだよ。
「理由をしっかりお伺いいたしましたので、今回に限り次の便へ特別に振り替えておきましたからご安心ください。」
はぁ・・・(一呼吸おいて)
えええええぇぇぇぇぇ??
(こちらが代替便の搭乗レシート。最下部への記載がポイント。お座席が変更になっています?こちらが申し訳ございませんですよ、ほんとにJALさんに感謝いたします。)
【ジャルパックを恨んでもJALは恨めん】
なんとなんと、驚きのカウンターからの対応に思わず秒で深く頭を下げてしまっていたワタクシ。
マジで3万を出すつもりだったからね(大汗モンですよ)
とりあえず代替便のチケットを買わなくてよかったワケだし、とりあえず羽田に来てよかったワケだし、とりあえずJALで良かったワケ。
もう感謝でしかない。
(良い子はこの事例を知ったからと言って悪用しないでね。)
(別に新規追加料金を払って飛行機に乗るのか、配慮してくれた振り分け便に乗って現地に行くのかは、当たり前だけど気分は全然違う。もちろん時間は取り返せないが、これでありがたく目的であるビーツのライブには追加投資なしで現地へ行ける喜びといったらない。)
<その5へつづく>
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