花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

摂津峡の断層

2013年09月15日 | 自然大学校

 

昨日は、ぶり返した猛暑の中 摂津峡まで行ってきました。

摂津峡なら少しはましかと思いましたが期待外れ。

それにしても暑かった~

シニア大学で、地震と津波を学びました。

そして今回は、その結果できた断層を見に行くという授業でした。

 

GPS機能が進んだ結果、地面は常に動いているそうです。

水平変動というのが常に起こっている・・・??

体では実感していませんが、実際動いてる。

つまり地震はいつ起きてもおかしくない。

摂津峡だけでなく日本中にはあちこちに大きな断層があります。

ただの段差だと思ってる場所でも、昔に生じた断層だというものがたくさんあります。

地元の人でなければ、人工的に便宜上作ったんだろうと

思えるような段差でも、地震での断層だったり。

 

実際私たちに見せてくれた断層は、生活の場に普通にある場所。

ちょうど通りかかったおばさん、特に何もない所に人が集まって

何してるのか不思議そうでした。

 

雑草や土砂に覆われて今では観察も容易ではありません。

正直、先生の説明を聞いていても 良くわかりませんでした。

これはマグマが上がってできた断層だとか、

以前海だったところが隆起してできたものだとか・・・

おまけに、縦横の関係も常に動いてるので本来は縦にできたものが

今は横になってるとか・・・

 

東北地震の後、あちこちの原子炉を稼働するかどうかという時に、

ここに断層が走ってるとか走ってないとかもめていましたが

専門家ならわかるだろうと軽く考えていました。

でも、難しいんだろうなということが分かりました。

 

先生が持って来て、見せてくれた断層部分がはっきりとした岩

中の白い部分がもぐり込んできたマグマで、

左右の黒い部分が、その熱で焼けた地層だそうです。

 

 

滝は、どんどん後退してるって知ってました?

長い間に、川の流れで滝壺や周りが浸食され、あるとき崩れてしまう。

そして、少し後退した部分に新たな滝が出来る。

そしてまた長い年月のうちに・・・・

川の周りの大きな岩は、流れてきたのではなく

滝が崩れた後に残った岩だそうです。

 

断層を見に行くために、この川もジャブジャブ入って渡りましたよ!

浅そうですが、膝すぐ下までの所もあり

滑ってこけないよう必死で渡りました。

川に入ったのは何十年ぶり!

ただでさえ足元がおぼつかないのに・・・あ~怖かった。

でも、楽しいね。

 

川に転がってるこの大きな石の筋は地層の違いだそうです。

川ではたくさんの人が、川遊びをしたり

バーベキューしたり、楽しそうでした。

 

ヒガンバナがもう咲き始めていました。

稲穂も実り

バス停にはキバナコスモスが

暑かったけど、ちょっとだけ田舎気分に浸ってきました。

コメント (8)
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