昨日は、ぶり返した猛暑の中 摂津峡まで行ってきました。
摂津峡なら少しはましかと思いましたが期待外れ。
それにしても暑かった~
シニア大学で、地震と津波を学びました。
そして今回は、その結果できた断層を見に行くという授業でした。
GPS機能が進んだ結果、地面は常に動いているそうです。
水平変動というのが常に起こっている・・・??
体では実感していませんが、実際動いてる。
つまり地震はいつ起きてもおかしくない。
摂津峡だけでなく日本中にはあちこちに大きな断層があります。
ただの段差だと思ってる場所でも、昔に生じた断層だというものがたくさんあります。
地元の人でなければ、人工的に便宜上作ったんだろうと
思えるような段差でも、地震での断層だったり。
実際私たちに見せてくれた断層は、生活の場に普通にある場所。
ちょうど通りかかったおばさん、特に何もない所に人が集まって
何してるのか不思議そうでした。
雑草や土砂に覆われて今では観察も容易ではありません。
正直、先生の説明を聞いていても 良くわかりませんでした。
これはマグマが上がってできた断層だとか、
以前海だったところが隆起してできたものだとか・・・
おまけに、縦横の関係も常に動いてるので本来は縦にできたものが
今は横になってるとか・・・
東北地震の後、あちこちの原子炉を稼働するかどうかという時に、
ここに断層が走ってるとか走ってないとかもめていましたが
専門家ならわかるだろうと軽く考えていました。
でも、難しいんだろうなということが分かりました。
先生が持って来て、見せてくれた断層部分がはっきりとした岩
中の白い部分がもぐり込んできたマグマで、
左右の黒い部分が、その熱で焼けた地層だそうです。
滝は、どんどん後退してるって知ってました?
長い間に、川の流れで滝壺や周りが浸食され、あるとき崩れてしまう。
そして、少し後退した部分に新たな滝が出来る。
そしてまた長い年月のうちに・・・・
川の周りの大きな岩は、流れてきたのではなく
滝が崩れた後に残った岩だそうです。
断層を見に行くために、この川もジャブジャブ入って渡りましたよ!
浅そうですが、膝すぐ下までの所もあり
滑ってこけないよう必死で渡りました。
川に入ったのは何十年ぶり!
ただでさえ足元がおぼつかないのに・・・あ~怖かった。
でも、楽しいね。
川に転がってるこの大きな石の筋は地層の違いだそうです。
川ではたくさんの人が、川遊びをしたり
バーベキューしたり、楽しそうでした。
ヒガンバナがもう咲き始めていました。
稲穂も実り
バス停にはキバナコスモスが
暑かったけど、ちょっとだけ田舎気分に浸ってきました。