森林の生態 ――森林を健康に保つには――
というテーマでのシニアの授業の紹介です。
世界の緯度で言うと、大阪の位置ってどの辺か知ってます~?
パリ、マドリッド、ローマ、ベイルート さあ、どこと一緒でしょうか?
答は、ベイルートですって。
全く知らない私としては驚きました。
上の地図で見ると、砂漠地帯じゃないですか!
そして、またまた驚いたのは、次。
月の直径って、ほぼ日本の長さくらいなんですって。
今回初めて知ったというか、初めて認識して驚きました。
なんでこんなことから始まるかというと、上の画像を見て下さい。
緑が多いということは、木が生えてるということ。
つまり本来なら、砂漠でもおかしくなのに、日本は恵まれてるんじゃないかな!?
特に大阪辺りは、針葉樹と広葉樹が一緒に生えてる姿がごく当たり前に見られるのですが
本来は珍しいことだそうです。
いっぱい書きたい事が有りすぎて、まとまりません。
思いつくままに書きます。
昔は木でいろんなものを創ったり、燃料にしたりと必要不可欠なものでした。
ですので、使う分大切に育ててきました。
昔は木で、ご飯を炊いたり、風呂を沸かしたりしましたよね。
でも上の表のように、石油が入ってくると木の桶が洗面器になったように
エネルギーにも、木はほとんど使わなくなりました。
そのせいで、森は放置され病虫害や獣害などで木々は枯れていっています。
里山風景もどんどん変化してきました。
では、どうしたらいいか。
まず病虫害を食い止めるためには、やはり薬剤散布が一番効くそうです。
京都清水寺の周りも木がたくさん枯れてきたので、行政も力を入れて薬剤で何とか抑えたのですが、
その周りに個人所有の山があり、そこからまた広がってきたという事が有ったそうです。
個人で山を持っている方は、お金もかかって大変なのでほっとく方が多く、困ったことだとか。
木を守るためにいろいろ試してるそうですが、あまり効果は期待できないそうです。
一番いいのは、古い木はどんどん切って利用する。
そして若い新しい木をどんどん育てる。
病虫害も、若い木はかかりにくいということです。
森を守る運動にも間違いが多いそうです。
野生動物による被害も増えてきています。
かつては酸性雨のせいだと言われた枯れた木々の山 ↓
実は、鹿の被害だったということが分かりました。
野生動物がどんどん人里に下りてきてる原因は、人が山に入らなくなったからだそうですよ。
なんといっても、野生動物にとって一番怖いのは人間だそうです。
野生動物も保護ばかりが、大きく取り上げられます。
でもそのために人間がたくさんの被害を受けるというのも納得できません。
増えたら、減らすことも必要ではないのでしょうか。
野生動物を守るという方たちが、山にエサをまいて行くそうです。
住民の方たちが、それを拾い集めてるそうです。
一つ一つ、特化したことや自分の思いだけで判断行動するんじゃなく、
総合的に、住民たちと一緒に行動していくということが必要だと感じました。
最後に簡単な問題を
木は中心じゃなく、樹皮のすぐ下あたりから成長してきます。
そして、年輪の狭い方が北 というのも間違いだそうです。
基本的なことでも知らないことばかりです。
今回の先生、神戸大学の先生なのですが、学生たちには半年かかって教える事を
今日は、1時間半で教え無いといけないので・・・・と言ってすごくいっぱいいろんなことは教えて下さいました。
内容が濃すぎて、ちょっとまとめにくかったので、ダラダラと書いてしまいました。
多分途中で飽きられたと思いますが、ひとつでも何か感じてもらえたらなと思います。
ながながと、お付き合いありがとうございました。
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後日、実践ということで里山センターでの間伐体験がありました。
張り切って出かけたものの、午前中の講義だけでダウン。
(多分、講義を受けた部屋が寒かったので、どんどん冷えてきたのが原因)
間伐体験はパスして、一人帰ってきました。
自分の体調をどう管理したらいいのか、この夏中取り組んでいましたが
やはり思うようにいきません。
病気なのか、こんなものなのか・・??
何もない時はいたって元気なのですが、我ながら自分を持て余してるという感じです。
病院が大っ嫌いなのですが、そろそろ一度見てもらった方がいいのかな・・??
なんて思案中の毎日です。
思案してないで早く行けよ!ですよね。
これが落ち込んだ理由でした