ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■□ご訪問ありがとうございます□■

■記事の作成・編集→投稿は基本的にPCで行っています。スマートフォンで閲覧の際にはレイアウトが崩れてお見苦しい箇所もあります。 ■ゲストブックはブログを持たない友人に提供しているカテゴリーです。 ■記事についてのクレームなどは、右サイドバーの「メッセージを送る」からお願いいたします。■投稿者名が空欄のネガティブなコメントは承認しない場合があります。■「安藤美姫」カテゴリがパスワード制になりました。閲覧希望の方はメッセージにてパスワードをお問合わせ下さい。

◆活動資金の寄付をお願いしています◆

■被災地支援団体 aoSORAnt(前・美味しい食べ物届け隊)/【ゆうちょ銀行からのお振込みの場合】*記号:10140 *番号:45177361【ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振込みの場合】*店名:〇一八 *店番:018 *預金種目:普通貯金 *番号:4517736 *口座名:被災地支援団体aoSORAnt(管理は服部会計事務所の服部税理士) 

■ラッキーピエロ ベイエリア本店/091211

2010-03-16 23:05:00 | 湘南・東京以外のレストラン

ラッキーピエロ(ハンバーガー、洋食、ソフトクリーム/函館)

2009 12/11 Fri.
*ずっしり330gのハンバーガーは、フレッシュミートの食べ応えに大満足!

夜の函館、しかも21時半近くにありつける「ご当地グルメ」とは?―と考えた結果、「函館で1軒しか飲食店に寄れないとしたら、迷わずここを訪れるべし」との声も高く、あのGLAYのメンバーがインディーズ時代(函館在住時)通いつめていたことで有名な ラッキーピエロ のハンバーガーに決定~!
函館山の山頂で冷たい雨風にフルフル震えつつ夜景を見物、ライトアップされた教会を眺めながら元町をゆっくりと散策した後、末広町にあるベイエリア本店を目指しました。

オーダーはこちらで
ハンバーガーショップかと思っていたら、他にも色々なメニューがあってビックリ!それにファストフードじゃないんですね。
レジで注文を受けてから作り始める「オーダーメイド」システムです。

ブランコ席
8人が各自好みのハンバーガーをオーダーし、出来上がりを席で待つことに。おおっこれが噂に聞いていたブランコ席なのね!
食べづらそうだったけれど、物珍しいので全員で占拠。


回転木馬のお馬さんまで! 奥に細長い造りです

金曜の夜だというのに、お店は空いていました。
大人数で押し掛けたので混んでいなくて助かったけれど、函館って夜が早いのでしょうか?
札幌はあっちもこっちも若者で賑やかだったのに、意外。

ラッキーエッグバーガー(380円)
HPで「人気No.2」と紹介していたこれ↑をオーダー。
1位は鶏のから揚げのチャイニーズチキンバーガーでした。


北海道ミルク(M:210円) フレンチフライポテト(S:160円)

サイドオーダーもぬかりなく。
デカいバーガーだけじゃ気がすまんのか!?と呆れられそうですが、北海道ですから。牛乳もジャガイモも地モノですよ! これはやはり食べとかないと(爆)。

それにしても、、、ホンットにウマ~(゜д゜)!!なハンバーガーでした。ハッキリ言って、こんな美味しいハンバーガー食べたことない! なんかパティがとにかく肉肉しいのね。さすがは1度も冷凍していない厳選されたお肉を手でこねて作っているだけあるわ。
しかもずっしり330g!? ハンバーガーチェーンのってせいぜい50gくらいでしょ? これはもうすでに立派な「食事」だね。
ハンバーグステーキ目玉焼き乗せを食べたのと同じ満足(腹)感。
ホテルの宴会料理を完全に凌駕しています。
しかもポテトと飲み物付けても750円。これって奇跡のCPでは?

こんなモノが…
土方歳三が何故にホタテ???
実はかなり迷ったのですが、ハンバーガーなんだからハンバーグ(肉)を挟んだやつ食べなきゃ話にならないでしょ!?と思って見送りました。若い営業マンがオーダーして、「こんなウマ~(゜д゜)!!なバーガー食べたことね――! これのためだけにまた函館に来てえ――!!」と大絶賛していました。

ええ~っホントに 食べれば良かったかなぁ でもお肉、マジで美味かったしな。。。
お店の人に聞いたところ、市電の最終にまだ間に合うとのこと。
1913(大正2)年、日本で7番目に運行を開始した路面電車は「函館の顔」の1つ。
これはぜひ乗ってみたい!ということで、至近の「末広町駅」へ。



みぞれまじりの雨の中待つこと10分、、、
お目当ての市電がキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
しかし周りは真っ暗で人っ子1人いませんでした(チョト怖い)。
金曜の夜だってのに、みんなもう寝ちゃったんでしょうか?



総勢8名で乗り込みました。なんか江ノ電に似ている感じ。



乗客はすでに中にいた若い男女2人(仕事帰りだそうです)と、私たち観光客組だけ。ホテルのある「湯元温泉」は終点の1つ前の駅でしたが、思った以上に時間がかかりました。
後で調べたら19駅もあったのです!
窓の外は真っ暗で何も見えないし、乗ってみればバスと変わらないし。最初は観光気分丸出しで大ハシャギだった面々も、次第に疲れが出て無口になり、宿に着くと早々に各自の部屋へと引き上げたのでありました。

翌日、車窓観光の際にバスからauで撮影した外観
雨が降っていたし(暗い)、画像も粗いですが、すごいインパクトだったのでUPしときます。
このド派手看板、夜の方が怪しげでイイカンジだと思うのですが。。。
ああ、ソフトクリームも食べてみたかった。
それにしてもこの界隈って、昼と夜の雰囲気が全然違うのね。
無人で怖かった市電の駅近くも、別の街のように賑わっていて驚きました。

ラッキーピエロ ベイエリア本店
□10:00~24:30(土曜は~25:30)
□無休
□函館市末広町23-18
□0138-26-2099 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■小樽運河食堂 浅草橋ビアホール/081213

2009-01-06 19:48:42 | 湘南・東京以外のレストラン


*2001年4月、浅草橋付近の大型倉庫が生まれ変わった!

小樽の代表的な観光スポット、小樽運河の浅草橋近くに位置する築70年以上の石造り倉庫の内部をまるごと改築。
内部は一つの街のようになっていて、全国有名6店舗からなる「ラーメン工房」、小樽地ビールが味わえるバイキングビアレストラン「浅草橋ビアホール」、小樽土産が買える「小樽初恋本舗」があります。


「北のウォール街」と呼ばれて繁栄した昭和30年代の小樽の町並みを再現。浅草橋ビアホール はこの一番奥にあります。

 あさくさばしビアホール(海鮮、ジンギスカン、ビアホール/小樽)

*ボリューム満点の三色丼に仰天

小樽運河沿いにある石造り倉庫の小樽運河食堂。
その中にある 浅草橋ビアホール がランチの舞台です。
“北海道の新鮮な食材を彩り豊かに、食べ応えも大満足のお得なメニューとしてご提供”ということらしい。


三色丼と二大ガニ御膳(2,520円)
1.二大ガニ盛り合わせ、 2.うにイカ丼、3.イクラ丼、4.カニ丼、5.カニの鉄砲汁

ボリュームにたまげたランチがこれ!
二大ガニというのは「タラバ」と「ズワイ」。
こんなふうに比べてしまうとタラバガニがいかに美味か思い知る。
隣りの席の団体さんはタラバガニのみのメニュー。丼は親子(鮭イクラ)1品だけで、お値段は同じだそう。
え~私そっちの方が(だって3品も丼もの食えねっつの)!
カニ丼は茹でガニがこんなあればなくていいし―!
しかしウニ、イカ、イクラの美味しさには感動~
どさん子さんたちからすれば、このようなハコで出される料理をこれほどまでにありがたがるのは「観光客だけ」なのかしらん?
私的にはこれだけ出されて2,500円程度なら「超おトク!」だけど、地元の人のブログを覗いてみたら「値段は高めだけど…」という表現が多いような。
今回はこんな形(団体旅行)で訪れたということもあり、それ相当のお店で食事をしましたが、是非ジモティがオススメするような所に行ってみたいものですな~。
鉄砲汁がホントにウマ~(゜д゜)!!だったので、鍋ものとか。
海産物が新鮮だから鮨もいいし。
あ、バターとコーンが入った味噌ラーメンも!

ウッディで落ち着いた色調の店内
とにかく広さに驚いた!
これなら大勢の団体観光客もどーんと来いだわ。

□11:00~15:00(L.O.14:00) 17:00~22:00(L.O.21:00)
□無休
□小樽市港町6-5
□0134-24-8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北一ホール/081213

2009-01-06 19:24:38 | 湘南・東京以外のレストラン

きたいちホール(カフェ/小樽)

*星空の喫茶店

建設当時は鰊の貯蔵庫として使用されていたという石造りの倉庫。
現在は167個の石油ランプだけが灯る幻想的な喫茶ホールとなっています。
12月半ばの訪問だったので、ランプの灯りの他にクリスマスイルミネーションが控えめに煌めき、厳かな美しさを演出していました。
せめて30分時間に余裕があれば、コーヒーでも飲みながらゆったりと鑑賞出来たのに…


店内はクリスマス仕様

石油ランプの匂いは何故か懐かしく、しばし(てか、ほんの一瞬だけど)ノスタルジックな気分に。

天井のシャンデリアの灯りもランプ

卓上風景

帰って来てから此方を紹介しているブログを覗いてみたら、店内での写真撮影は×とありました。
時間がなくてお茶出来ないことを思いっきり残念がっていたら、オーナーさんが「記念に中の写真を撮っていかれてはどうですか? フラッシュは厳禁ですけど」と仰いました。
多分フラッシュ使用の記念撮影がNGなのだと思います。
しかし一瞬別世界に迷い込んだかと思うような、ホントに素敵な空間でした。

北一ホール
□9:00~18:00
□元旦
□小樽市堺町7-26 北一硝子 三号館
□0134-33-1993
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌ら~めん共和国店/081212

2009-01-05 01:26:58 | 湘南・東京以外のレストラン


*珠玉の8店舗が集結する北海道ラーメンの殿堂だ!

札幌駅から至近の「エスタ」10Fにある「札幌ら~めん共和国店」へやって来ました。
テーマは「北のラーメンフロンティア」。
札幌を中心に、道内から厳選された有力ラーメン店8店舗が集結したラーメンのテーマパークです。
行ったことないので想像ですが、新横浜の「ラーメン博物館」と似たようなものでしょうか?

昭和20年代の町をビルの中に再現(セピア画像はクリックするとカラーでご覧いただけます)


ら~めん神「ら・ぶ~」の祠 なると号

左:何気に気に入ってしまった「ら・ぶ~」様。
神社の鈴を鳴らすと奇跡が起こると言い伝えられている?
右:ら~めん共和国の中央、駅前広場にあるSL。
時々踏み切りが鳴り響き、煙突からは蒸気が上がる。




ナムコの「チームナンジャ」が企画・設計・プロデュースを手がけたらしい。
広い館内には線路やSLがあったり、昔懐かしい理容室や時計店があったりと、通りを歩いているだけで十分に楽しめます。
なんか自分、悲しくなるほどこのテの仕掛け(ハリボテ)が好きなんですね~
もちろんホンモノなら言うことありませんが。

北海道には国際貿易港の函館があり、ラーメンは文明開化の明治初頭、中国から流入しました。
明治~大正~昭和初期、北海道開拓の歴史とともに全道へと広がった「ラーメン文化」ですが、各地域ごとに特徴的な「ご当地ラーメン」が誕生したのは昭和20年代に屋台が出現してからのことと言われています。
北海道のラーメンは、2001(平成13)年に道民が選んだ「北海道遺産」25件の中に入っています。
北海道民の宝物として次世代に引き継ぎたい有形・無形財産の1つとなったのです。

■初代

     しょだい(ラーメン/札幌)

*小樽の行列店の限定メニューにチャレンジ

別にラーメンが特に好きというわけでもないのだけど、札幌に来たならやはり外せません。
札幌、美深、函館、富良野、旭川と他のご当地ラーメンをぶっちぎり、何故に小樽の【初代】だったのかというと、単に当日一緒だったメンツに小樽出身者がいて「絶対に旨い!」と熱烈推薦されただけのことなのですが…。

①②

④⑤

1.白ワインをベースに、天日干し塩、白たまり醤油で貝類などを煮込み、鮭の漁醤をかくし味に鶏油で仕上げました―だそうです。
2.表に出ずスープとして姿を為す
3.厨房前には賞状がズラリ
4.これが「1日50食限定」の白たまり醤油
5.入口の看板

煮玉子はどうしても食べたくてトッピング(+80円)。
このラーメン、画像を見ると油ギトギト、味濃そう~!って感じでしょう?
ところがどうして、思いの外スッキリとした味わいの逸品でございました。
だって死ぬほどジンギスカンとビールで盛り上がった後に、「ゲプッ」となることなく楽々完食ですからね~
なんだろう、ベースの白ワインのせいかしらん?

冬には氷点下数十度に達する地域もある北海道。
ラーメンも本州や九州などに比べ、こってりとしたスープが特長で、麺やスープの量も多めで具だくさんと聞きます。
しかしこの白たまり醤油、こってり、というより「コクがある」って印象です。
決して「薄味」ではありませんが、全くしつこさがないのです。
それにしてもビックリしたのはチャーシュー。
ペラペラにスライスしたやつでなく、肉の塊が豪快に2個もド―ン!
トッピングで追加した煮玉子が少々キツかったわ~。

初代
□11:00~22:00
□無休
□札幌市中央区北五条西2-1 札幌ESTA 10F  
□011-209-5031
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■サッポロビール園/081212

2009-01-04 13:32:36 | 湘南・東京以外のレストラン

   (ジンギスカン、ビアホール・ビアガーデン/札幌)

*ジンギスカンの王道、巨大ビアホールで100分食べ(飲み)放題!

2008年忘年会の会場となるサッポロビール園にやってきました。
1890(明治23)年に建てられた、レンガ造りに緑のツタでおなじみのサッポロビール園開拓使館は、ライトアップにも映え、圧倒的な存在感。建設当時は製糖工場だったそうです。
その後製麦工場として1963年までは使用され、サッポロビール園としての歴史は1966年にスタートしました。

歴史を紡いで一世紀余
高い煙突もレンガの外壁も当時のまま。

敷地内のクリスマスツリー


フロント
宴会場の個室は2Fでした。




個室前のバルコニーから下を覗くと1Fホールは大盛況。
金曜日だからか、地元のサラリーマンで賑わっていました。
暖房がガンガン効いているから、みんな上着を脱いでいる
ホールには、かつて使われていたケッセル(煮沸釜)がドーンと。



けっこう広々とした個室でした。



上:生ラム肉~!、野菜もたっぷりで大満足!
中:北海道の上でジンギスカ~ン♪(ジンギスカン鍋が北海道の形をしていました)
下:紙ナプキン(これを首からかける)、デザートのアイス(超濃厚!)

ビールのジョッキにも、コースターにも、ナプキンにも、星に2匹のクマとドイツ語でBIER GARTEN(ビールガルテン)。これはサッポロビール園のシンボルマークです。



上段:サッポロビール園でしか飲むことの出来ない「サッポロファイブスター」、黒ビール、ウーロン茶w
サッポロファイブスターは、1967(昭和42)年から5年間発売されていたプレミアムビールを、開園40周年を記念して2006年に復刻発売したもの。ソフトドリンクのジョッキにはポロ君(クマ)の絵入り。
下段はオリジナルラベルの「サッポロビール園ワイン」。 

開拓使ビール(未濾過)
サッポロビールの創立当時の製法を再現。ビール酵母がそのまま入っているので、小麦の香りと強いコクがあります。まろやかで(苦くない)とても飲みやすい。発酵が進むため、ここサッポロビール園とサッポロファクトリー内の限られたお店でしか飲めません。未濾過ビールギザウマス

ラム肉臭くなくてギガントウマス
予算もたいしてかけていないし、大バコでの典型的な宴会なので、正直全く期待していなかったのだけれど、これは久々に大当たりだったかも~! しかもホントに食べ(飲み)放題だった。。。
完全に食い過ぎだったけど、このために来たようなものなんだからこれでいいのだ!
100分思い残すことなく完全燃焼し、この後はタクシーで大通公園へGO

サッポロビール園
□11:30~22:00(L.O.21:30)
□無休
□札幌市東区北七条東9-2-10
□0120-150-550
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■Inti Raimi【移転】

2007-10-23 22:57:14 | 湘南・東京以外のレストラン

インティライミ(ペルー料理/川崎)

*在日ペルー人たちと海外旅行気分を味わおう!

ネイティブオーナーのペルーレストラン。川崎駅西口の大通り沿いにあります。駅からは徒歩5分ほどかな? カタカナで店名が書かれたオレンジ色の看板はかなり目立つのですぐに分かります。
「在日ペルー人たちと海外旅行気分を味わおう!」というノリで、月に一度の民族音楽ライブを狙って初訪問。
いつもは都内でつるんでいる橙さんのオゴリで、ペルー料理そのものも初体験です。



ペルー料理って?
豊富な海&山の幸と多彩な調理法によって作られるペルーの料理は、「南米一美味い」と言われているそうです。
ペルーは太平洋側に南北約3千キロも続く長い海岸線があり、中央にはアンデス山脈、東側にはアマゾンの熱帯雨林と、広大な自然が広がります。海沿いの豊かな漁場は新鮮な魚介類、ジャングルは淡水魚やトロピカルフルーツ、アンデスの山脈地帯はじゃがいも、トマト、とうもろこし、唐辛子などの生産地として有名です。これらの豊富な食材を実にさまざまな調理法で仕上げるペルーの料理は「クリオーヤ」と総称されています。先住民に伝わる昔ながらの料理に、スペイン植民地時代に持ち込まれた食文化やアラビアやアフリカの影響が加わり、イタリア、中国、日本からの移民たちからも独自の食材や調理法がもたらされて今に至ります。
バラエティ豊かなクリオーヤ料理は、様々な国の食文化が融合して形作られてきたのです。

というわけで、いただいたお料理は、

セビッチェ・インティ
セビッチェ(魚介のマリネ)とチョリートス(ムール貝のマリネ)を一皿に。どちらもペルーの代表的なお料理。

新鮮な魚介類を野菜と一緒にレモン汁、クラントロ(香菜)、香辛料(アヒと呼ばれる唐辛子)などで和えたセビッチェは、魚を生で食べる習慣がある日本人の味覚にマッチした一品。
ただし、香菜の匂いはかなりきついので、苦手な人は要注意。
使われているレモン汁はペルーレモンのもの。緑色でピンポン球ほどのこのレモン、見た目も味もライムにそっくり。
チョリートスのムール貝は細かく刻まれています。
付け合せのカモーテ(ペルーのさつまいも)やとうもろこし(粒がデカっ)がウマ~(゜д゜)!!。

Parihuela(魚介のピリ辛スープ)
タコ、イカ、ムール貝、カニの足やでかい海老が丸ごと煮込まれた豪快なスープ。

カニ爪やカニ足に割れ目を入れていないので苦労しました。
2人ともなりふり構わず手づかみでバリバリと割って食べましたが。
あと、微妙にぬるいのが気になりました。
たまたまだったのか、もとからそういうモノ(ペルー人は猫舌?)なのか…。
じっくり煮込まれて魚介の旨味がたっぷりと出た美味しいスープなので、個人的にはアツアツで登場して欲しかったですね。
味付けはもっと辛くてもいいかも。

ロモ・サルタード(Lomo Saltado)
細切りにした牛ヒレ肉を野菜と一緒に超強火で炒めた後、フライドポテトをまぜまぜして仕上げる、ペルー風野菜炒め。

添えられているライスの大盛りにぶっかけていただきます。
ペルーを代表する大衆食なのだそうですが、これがマジで美味い! 肉と野菜を炒める際に隠し味として少量の醤油と酢を加えるためか、日本人には初めて食べるのに妙に懐かしい味。
元々は移民としてペルーへやってきたリマの中国人が生み出した料理で、うんと強火で炒めることが美味しくするコツだとか。

デザート
上:ペルー風カスタードプリン 下:かぼちゃのホットドーナツ

練乳風味の甘いプリン(左)は真っ当に美味い(ペルー風というからには珍しい味がするのかと思った)。牛乳でなく練乳を使うところがペルー風?
かぼちゃのドーナツは蜂蜜みたいに甘いシロップにひたひたと浸かっています。すごくもちもちしていて、ちょっとクセになりそうな食感。でも、ホットドーナツなのに冷たい状態で出てきました(^^;)

クスケーニャ
ペルーのメジャービールだそうです。スッキリしていてとても飲みやすい。驚いたのは、デザートをオーダーした時、飲み物にこれをすすめられたこと!コーヒーとかお茶じゃなく「ビール」ですもんね。


サングリア
浮いているのは刻んだ林檎。赤ワインにフルーツや薬草を漬け込む養命酒みたいなものですが美味しいです。
ピッチャーにたっぷりなので飲み応えあり。

フォルクローレのライブは店内のカウンター前で行われます。

アンデスの“フォルクローレ”(民族音楽)のライブが始まりました。
楽器は、サンポーニャ(芦の管を吹いて音を出すパンパイプ)、ギター、ケーナ(縦笛)、ボンボレグロ(太鼓)、チャランゴです。
『コンドルは飛んでゆく』チックな音楽を聴きながら食事を、と思っていた私は、その後の展開に目が(・0・)テン!
なんと店中の客という客が席を立ち踊り始めたではありませんか!?
「ハァ?」と呆気にとられていると、お店の人に「何座ってるんですか」とばかりに踊りの輪に引きずり込まれてしまいました。
「エエエ~~~!!」と言いながらも店内の異様な熱気に飲み込まれていく私たち。
何故赤の他人同士が揃いも揃ってこんなに楽しそうなのだ~!?
もしかしてペルー人ってこんなことばっかやってるの??
音楽もコンドルは~どころじゃない激しさ(爆)だし~。
そんなこんなであっという間に3時間以上過ぎていました。



お腹いっぱい食べて、飲んで、踊って(^^;)、支払いは1人あたり5,000円弱。一皿の量がすごいので、4人くらいで行けば更に安く上がるでしょう。料理は思ったよりずっと美味しいのでオススメですよ。(ライブの日はちょっと疲れますが…)

インティライミ
□11:00~23:00 
□無休
□川崎市幸区大宮町15 三巧ビル1F
□044-511-4225

【移転しました】
IntiRaimi Azabujyuban
□11:30~14:00 17:00~23:00(L.O)
*土日は11:00~23:00 
□火曜定休
□港区麻布十番2-8-10 パティオ麻布十番 2F
□03-6453-7964
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■ブノワトン【閉店】

2007-04-14 12:26:22 | 湘南・東京以外のレストラン

ブノワトン(パン・惣菜/伊勢原) テイクアウトのみ

*近所にあれば日参必至! 毎日食卓に並べた~い

「神奈川随一!」「いやもしかしたら日本一?」と、私の周りでは絶賛の嵐、伊勢原にある噂の名店ブノワトンについに初訪問を果たしました!
辺鄙な(失礼!)場所にあるにもかかわらず、お店の構えはとっても洗練されていておシャレな印象。
こぢんまりとした店舗には不釣合いとも思われる広めの駐車場には遠方から美味しいパンを求めて訪れる人たちが後を絶たず、交通整理に人が立つほどの繁盛ぶり。

■全てが手作り!
パンの主原料である小麦粉作りまで店主自ら行っているベーカリー。



店主の高橋幸夫氏は、パン職人であるとともにフレンチの料理人でもあるそうです。フレンチレストランで料理を作っている時にフランスパンに興味を持ったのがパンを作るきっかけだったとか。ちなみに此方で使用している小麦は、ナンブやハルユタカという日本を代表する品種。これを石抜器にかけて小石を除き、精米器で磨いてふすまの粗い部分を取ってから目の細かい石臼で挽き、さらにふるいにかけて寝かせる―。こんな面倒な作業を時間と手間を惜しまず毎日続けているだけでもすごいのに、ミルクや天然酵母も自分の目と舌で納得がいくまで徹底的に吟味。

さらに、自分が食べたいもの、美味しいと思う食べ方はすでにサンドイッチメニューにして商品化しているとか!
生ハムやスモークサーモン、ソフトサラミなど、店主の高橋さんがヨーロッパ旅行中に堪能した食材をアレンジして提供しているわけです(美味しいわけだ)。

食材やその安全性に対する真摯な姿勢、美味しいものを食べてもらいたいという誠実さには脱帽するばかり。

■パンについて
そんなこだわりの食材を使って作られているのは、ヨーロッパ風の食事パンが20種類あまりと、限りなく洋菓子に近い繊細な菓子パン、合わせて約30種類ほどとか。



シチューやハンバーグなど、洋食と一緒に食べられる食事パンのバリエが豊富な点は非常に貴重です。菓子パンはともかく、美味しい食事パンが何種類も並ぶお店はなかなかありません。

精米器にかけた小麦粉を使っているせいか、手作りパンにありがちな強めの穀物臭が全く鼻につかず、粉本来の香りが楽しめます。しかもふっくらと仕上がったパンたちは焼き上がりから時間が経っても美味しいまま。石臼挽きした小麦で作られたパンは、たいていボソボソとした食感が気になって、私的には「ちょっと苦手…」なイメージがあるのですが、此方のパンは石臼で挽いた後の一手間を惜しまないおかげで、ビックリするほど美味しくいただけます。

全てが手作業のため、1日に石臼で挽ける小麦粉は7~8kgとか。当然大量生産は出来ません。更に驚かされるのが、これほど手間隙かけて作られた貴重なパンが赤字覚悟の良心的すぎる価格で販売されているのです! 「わざわざ車で来店していただくのだし、場所柄あまり高くは設定できないでしょう。コンビニで買うならうちで買って欲しい」との思いからだそうです。

■買ってきたパン
私は初訪問にして「予約しないとなかなか入手出来ない」クロワッサンを焼きたて状態でGet!



巷によくある「サクサクハラハラ」系ではなく、歯応えのあるハードなタイプ。濃厚なバターの香りにクラクラします。
唯一のスイート系「シナモンアップル」は、これでもかと詰め込まれた焼き林檎にシナモンパウダーがたっぷりと振り掛けられたルックスに「ひと目惚れ」でした。

しかも2人で分けても十分な大きさ(もちろん1人でいただいたけど)でなんと360円ですよ! その他の食事パンたちも、翌日妹と半分ずつにして一気に全て食べ尽くしてしまいました。

いや~、一度の訪問で5~6,000円使う人たちの気持ちが分かりましたよ(お店にディスプレイされていたエコバッグはそのためにあるのね!)




店内には焼きたてのパンの他にケーキなどのスイーツ、料理人でもある高橋氏が腕によりをかけて作ったお惣菜、バジリコ、アンチョビ、オリーブオイルなども置いてあります。
ひっきりなしに人が入ってきて狭い店内はてんやわんやなので、落ち着いて(パンの名前を確認しながら)選べない点が唯一の難点でしょうか。

今度はいつ行けるかなぁ…。
「スライスしてバターや蜂蜜を塗るのがおすすめ」というバゲット、「サンドイッチの具にすると最高」の高橋氏ご自慢のラタトゥイユは絶対購入したいところ。あ、ヤキソバパンも!

 
ブノワトン

□10:00~18:30(土・日・祝は9:00~) 
□火曜不定休 
□駐車場有り(10台)
□伊勢原市板戸645-5 
□0463-91-6710

【2010年12月追記】
4月よりスタッフの方が新店舗 ムール ア・ラ ムール を居抜きで営業しています。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■指帆亭

2006-07-08 20:24:42 | 湘南・東京以外のレストラン

 しはんてい(フランス料理 / 二宮) 

*二宮でバカンス(その2)/松林のゲストハウスでVIP気分

JR二宮駅より徒歩10分、海を臨む松林の中にひっそりと建つレストラン。かつては国外のVIPをもてなすためのものだったという由緒正しきこのクラブハウス、設計は米国の有名な建築家アデール・N・サントス女史の手によるものとか。ヨットの帆をイメージしているそうです。
馴染みのない立地に抜群のロケーション、プールとジャグジーを擁するガーデン、松の木の向こうに見えるオープンチャペル…。
まるで贅沢な別荘に招かれた気分に浸れます。

店内風景
高い天井のガラス窓からたっぷりと柔らかな日の光が差し込む、ウッディな店内の雰囲気は最高

プール
ジャグジー用の可愛いサイズ、松の木の向こうにはすぐ海が!

名物はなんといっても絶品ローストビーフ!
「一度食べたら忘れられなくなる」と評判の、此方の名物メニューです。赤身の一般的なタイプとも、霜降りジューシーなもの(鎌倉山タイプ)とも違う、全く未知なる逸品でした。脂身の存在を全く感じさせず、しかししっとり柔らか、食感はグリルしたお肉に近い感じで、非常に食べ応えがあるのです。ほとんどお醤油そのままのソースに、すりおろした山葵と西洋山葵のクリームソースが絶妙なマッチング! 

もういくらでも食べられそう(笑)。ホントに美味しいです。個人的には鎌倉山のローストビーフより好き。

接客は気負いがなくのんびりモード。
見方によっては緊張感がなく、お店の格にふさわしいものとは言えないと写るかも知れませんが、二宮という場所柄や客層を思えば、むしろこのユルさが「らしい」のだと思います。
一番安いコースをオーダーしておいて、「どうしてもメインは9,450円コースのローストビーフが食べた~い」などと我儘を言っても、「料理長がいいと言えばお受けします」なんて言って聞いてきてくれるし(差額を払えばOKでした)。
気軽にこういう交渉が出来る雰囲気は結構魅力的です。

お料理の印象は、和テイストを盛り込んだ創作フレンチ、という感じ。新鮮な海の幸や地野菜などをふんだんに使った「湘南料理」は、カロリー控えめのあっさり系。女性や年配の客層にはありがたいヘルシーなお料理ですが、ガッツリ食べたい男性にはやや品が良すぎるかも知れません。
ランチコース  2,940円、3,675円、5,250円
ディナーコース 5,250円、7,350円、9,450円
ステーキコース 5,985円~
ケーキセット  1,260円
という、雰囲気の割にはお財布にやさしい価格設定です。
なんと「ティータイム利用」がOKなので、ドライブ途中に気軽に立ち寄れます。
お料理は美味しいし、窓の外の景色は最高、それに何と言っても居心地がいいですから。もうこれ以上は何も望みません(笑)。

お庭のチャペル
レストランで結婚式やって何が悪い!?(いや、毛嫌いするヤツいるんです。レビューで★1つ付けたりとかね)

指帆亭
□12:00~21:00 
□月曜定休 
□駐車場 有(10台)
□中郡二宮町二宮下向浜36
□0463-71-8141

2013/04/10 画像3点追加(すべて公開画像)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■BALI MODERN AURA 

2006-07-08 18:51:49 | 湘南・東京以外のレストラン

 バリモダンアウラ(イタリア料理/二宮) 

*二宮でバカンス(その1)/バリの別荘でセレブ気分

その名の通りバリのリゾートを意識した、なんとも優雅な雰囲気のレストラン。現地から取り寄せたという重厚感たっぷりの立派な門をくぐると、一瞬でそこは二宮の駅から程近い(5分くらい?)住宅街とはまさに別世界! 
いくつもの池がある広い庭には東屋まであり、気分は一気にリゾートモード。

スタイリッシュなフロント
あくまでも「モダン」なアジアンテイストが新鮮。
目と鼻の先にある老舗レストラン 指帆亭 とともに“海辺のウェディング”で人気急上昇中のお店でもある。
この日のお食事がディナーになったのも、ランチタイムは婚礼のための貸切だったからです。

店内風景
ガムラン演奏の流れる長い廊下の先がダイニング。広々とした店内は天井が高く、テーブルの間隔もゆったり。照明は無数の蝋燭の灯りのみというムーディーな演出が心憎い。インテリアもスッキリとセンス良くまとめられて、雰囲気は想像以上でした。
ただ、すでに日がどっぷりと暮れていたため、お庭の向こうにバーンと広がっているはずの海が真っ暗…。せっかく席が窓際のベストポジションだったのに残念~!

お料理は新鮮な魚介や野菜をたっぷり取り入れたいわゆる“湘南フレンチ”にイタリアンテイストを加味したフュージョン系という印象。でも、前菜、パスタ、魚料理、肉料理、デザート、ドリンクという7,000円のコースをオーダーして、一番美味しかったものが「サザエとアスパラガスのフィットチーネ」だったので、やはりイタリアンのお店ってことになるんでしょうね。
ソースに香草やスパイスを効かせたシンプルな味付け。好きな人はハマりそうな味ですが、鼻のいい人には少々キツイかな?
ボリュームもたっぷりだし、お値段には満足出来ました(コース料理+デルコレソアベをフルボトル。ワイン3,000円はなかなか良心的)。

新しいお店だけにフロア担当のスタッフも若者ばかり。いでたちは都内のクラブ風の黒服にインカム。接客はソツなく特に不満はないんですが、どうもお店の雰囲気とシックリ溶け込んでいないような…。いっそのことユニフォームもバリの民族衣装風でキメてみればいかがでしょう?

宵闇に包まれ、ライトアップされた外観
昼間とはガラリと変わって、なんとも幻想的なムードが◎

明るい時間に撮影したエントランス
お天気がいい日のランチでは、食後のお茶をテラス席でいただけるとか。
プールの横のウッドデッキ(これもバリで買い付けた本物)で海を眺めながらのティータイムなんて最高だろうなぁ。
是非ともランチで再訪したい!  

★店舗情報BALI MODERN AURA
2013/04/10 画像差替え(全てお店の公式フォト)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする