ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

丸山亭でいただいたワイン/081017

2008-11-24 13:40:00 | お酒のお話

乾杯はグラスシャンパーニュ

*若々しいボルドーワインに新たな魅力を発見

ブルゴーニュ派の私、実はボルドーの赤ワイン(白は好きなんです)の良さがさっぱりわからなかったのですが、この日のディナーでちょっと印象が変わりました。
てか、いただいたワインが従来のボルドーっぽくないのかな?

■CHATEAU GRANDS VILLAGE
シャトー・グラン・ヴィラージュ・ルージュ

ボルドーのシャトー・グラン・ヴィラージュの美しいシャトーは、右岸のブールとフロンサックの間に位置し、その歴史はボルドーネゴシアン、ヴァルドリー家が所有していた16世紀まで遡ります。あのペトリュスと唯一比肩すると言われるポムロールのシャトー・ラフルールのオーナーが所有し、醸造の全てはシャトー・ラフルールで行われています。伝統的な手法により、冬の剪定、通年の鋤(すき)起こし、収穫量を抑える間引きなど、ブドウの凝縮と成熟度にこだわり、手摘みされたブドウは、選果を経て低温タンクで発酵します。その後、ラフルールに使用される前の新樽2ヶ月間入れられ、さらにフレンチオークで6ヶ月熟成されます。
オーナーの渡部氏曰く、フランスではテーブルワインの位置づけだそうです。タンニンがきつくなく、非常にフルーティで飲みやすい。濃厚なソースの料理ならお魚でも合いそうです。テリーヌやフォアグラの前菜とも相性が良さそうですね。

産地:ボルドー(シュペリュール)/フランス
生産者:シャトー・ラフルール
品種:メルロー50%、カベルネフラン40%、カベルネソーヴィニヨン10%

■Tera Burdigala
La Violette Chateau Manoir du Gravoux

テラ・ブルディガラ
ラ・ヴィオレット シャトー・マノワール・デュ・グラヴォー

ボルドーを深く愛する2人の情熱家が生んだ、シャトー特別区画で造られたワイン。ラテン語で「ボルドーの大地」と名づけられました。シャトー マノワール・デュ・グラヴォーの最上区画2haから造られます。畑は粘土石灰岩土壌、葡萄は1958年に植樹された古い樹のもの。100% 樽内マロラクティック発酵、熟成期間は12ケ月です。
テラ・ブルディガラは、ル・パンを経営するティエンポン・ファミリーの一員のフランソワ・ティエンポン氏と、ボルドーに新たな流れを興している人気醸造家ステファン・ドゥルノンクール氏が立ち上げたプロジェクト。ボルドーにシャトーを持つ「いいワインを造りたいという情熱はあるものの経験が不足している」という人々とチームを作り、栽培から醸造、熟成までの全ての工程を行うというもの。ボルドー本来の多様性に富んだ優れたテロワールを見事に表現したワインです。
ちなみにティエンポン&ドゥルノンクール両氏が目指す理想のワインとは?
「フルーティな果実の味わい」「調和のとれたバランス」「感動をあたえてくれる喜び」この3つが満たされて、初めてテラ・ブルディガラのワインが生まれます。グラスに注ぐといきいきとしたアロマが立ち、野の花のほのかな香りがします。エレガントで、果実味豊かな若々しいワイン。個人的にはボルドーワインに対する既成概念が覆された、という印象です。

産地:ボルドー/フランス
生産者:テラ・ブルディガラ
ブドウ品種:メルロー92%、カベルネフラン8%

■Grappa di Brunello Sasseti Livio
グラッパ・ディ・ブルネロ・リゼルヴァ サセッティ・リヴィオ(ペルティマリ)

ブルネロのトップ生産者の1人、ペルティマリのブルネロの絞りかすから造られます。木樽で18ヶ月熟成される透明で黄金色のグラッパ。
種類:グラッパ
生産国:トスカーナ/イタリア

※この日いただいたお料理については こちら

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