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*ありそうでなかった本格クレープリー
昨年1月、材木座にオープンしたクレープリー(=クレープ屋)。
パリの街角のカフェを思わせるお洒落な佇まい。私の周りでも評判になっているお店でしたが、イマイチ場所が分かり難くて訪問が延び延びに。先日、近くのヒロ病院を訪れた際に偶然発見! 待望の初訪問を果たしました。
夕刻(閉店の1時間ほど前)に飛び込んで、ガレット(そば粉のクレープ)とシードル(甘い方)をボウルで。
テラス席には人懐っこいゴールデンレトリバーを連れたご夫婦、店内はご近所の常連さん(子供連れの奥様グループ)でほぼ満席状態。何とか空席に着いた私がオーダーを済ませた後に全員帰ってしまったため、ガレットがテーブルに運ばれて来た時は1人っきり。おかげでオーナーご夫妻と色々お話出来ました。
ブランチや小腹が減った時の軽食にピッタリなガレットは、生地に塩味がついた“クレープ・サレ”。こちらで使用しているそば粉はブルターニュ産だそうです。そういえば店名の「アルモリック」はブルターニュの旧称ですよね。
丸い生地がキチンと四角に折りたたまれ、ハムとチーズに黄身がトロトロの卵がトッピングされた“コンプレット”は720円。
本場フランスではクレープのお供の「定番」というシードル(りんご酒)を一番小さなボウル(280円)で一緒にオーダーして、会計はピッタリ1,000円。
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ほのかにそばの香りがするパリパリの生地は食感が新鮮。濃厚なバター、とろけるチーズとの相性は抜群で、思いの外ペロッといけちゃいました。サッパリとした後味で体にも良さそうな一品!と思いきや「バターをたっぷりつかっているので低カロリーってわけじゃないです」とオーナー。
美味しいからって、この後デザートに甘いクレープなんか頼んでしまうと完全にカロリーオーバーなので要注意!
シードルはりんごの果実味が爽やかでとっても飲みやすい。しかし度数が低いとはいえお酒ですから、車で来た人はアップルタイザーで我慢しましょう。
ちなみに一方のお菓子クレープ、生地は小麦粉の“クレープ・シュクレ”と呼ばれるもの。オーナー氏のお話では此方のクレープは「一般的なものよりは固めかも」とのことです。
次回は絶賛の声も高い“ショコラショー”と一緒に是非オーダーしてみたい!
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清潔感いっぱいの店内はシックで落ち着いた雰囲気。
スタンダードプードルを飼っているというオーナーご夫妻と閉店後しばしペット談義。鎌倉は犬を飼っているお家が多いんですよね。此方にはワンちゃんのお散歩がてら寄って行くお客さんも結構いらっしゃるようで(テラス席はワンコOK)。
ところで、最近ジモティのブログでも大好評の此方の“カヌレ”。当日は奇跡的に2個残っていました。
家族に頼まれて別の焼き菓子を購入したところ、なんとシェフが「残りものですが、宜しければ是非味見して下さい!」と一緒に持たせて下さったのです!
限定生産の希少品と知ったのはつい最近、という罰当たりな私…。本場ものを知らないので、「食べたまんま」の感想ですが、表面のもちもちとした弾力と内側の生地のしっとり感が絶妙。甘すぎず、適度な食べ応えもあり非常に美味! また是非いただきたいですね。
お店の場所ですが、バス停「下馬四ツ角」から老舗和菓子店 大くに のある大町四ツ角へかけて歩くと、左手に 杉山台工房 が見えてくるので(ハシゴもオススメ)、もうちょい直進し、北村牛肉店正面の道を上河原方面に入るとすぐ左側です。
観光客は滅多に通らないので、テラス席でもまったりと寛げますよ。
■クレープリー アルモリック
□9:00~18:00
□木曜定休
□駐車場 なし
□鎌倉市大町2-2-34-1
□0467-22-7186