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神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

夢が叶った日

2011-08-31 13:43:45 | Weblog
先日、3人でお越しのお客さん。

おひとりは二回目のご来店! 日本のワインがスキ。
おひとりは初めてでフランスワインに詳しいご様子。

そして、もうひとりが日本在住フランス人の男性。日本語はペラペラ。



ウチには二次会的なカンジで
「さっきのお店でワイン呑んできたから、ここでは日本酒」と言って
とっくりを傾けていましたが、途中から
「日本のワインも美味くなってきたんだよ」となって、甲州ワインを呑むことに


「軽めで、スッキリ呑める甲州ください」


とのことでしたので、甲州蔵印をデカンタでお出ししました ドキドキ。
実はこの時ココロの中で( ッシャ~~、キタ~~ )って叫んでました



フランス人の彼のコメントは
「ワインというより日本酒に近い。でも酒より軽く呑めますね」とのこと


とりあえず、お口にはあったようですし喜んでいただけました。ホッとした。



・・・実は


外国の方に、ワイン出したの 初めてなんです




連れの方が日本ワイン好きなので押される形で呑んだ、ってカンジでしたが
その、連れの方が「フランスワインとは違うでしょ」と聞くと

「日本のワインがフランスと同じである必要が無いでしょ~」と笑顔で言ってくれました



う、嬉しかった~~ 
そう、そうなのよ! 日本のワインは日本の味わいなのよ!!

そこからお連れの方が日本ワインの歴史や味わいについて
詳しくお話してくれていたので、ワタシは安心してみていました




日本在住の外国人の方も観光の方も、たま~にお店に来るのですが
やっぱり、日本の居酒屋に来たら日本酒のみにくるんだし
日本のワインに興味を示してくれる方は居なかったのです。
スキな酒を好きに呑むのがスタイルですから、強く勧めることもしなかったし。。。

ワタシだってフランス行って輸入した日本酒を呑もうとは思わない・・・
(でも、フランスで醸造した日本酒(あるの?)だったらチャレンジしてみよう)



そのフランス人さんは
ご近所にお住まいだそうですので、また来てくれると嬉しいです。


いつか外人さんにワインを呑んでもらいたい と思ってたのが叶った日でした


コメント (4)
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