神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

梅雨前の楽しみ

2013-06-07 13:20:52 | Weblog
例年、ゴールデンウィークが明けてから、梅雨入りする前の約3週間ほどの間に
ぶどうの新芽が送られてきて、今年も沢山送ってもらったので
約一週間、いろんなお客さんに食べてもらえました

お天気が関係するので「◯月◯日、発送します」と確定できない上に
手間もかかれば日持ちが悪く、面倒な作業と思いますが
グレイスワイン明野農場のぶどう新芽をスタッフの藤原さんが
手配してくださいました。もう感謝、大感謝しております



届いた日に数本水に差して「これが新芽ですよ」と説明していたんですが
切り花と違って、すぐに萎れてしまいました。本当に日持ちしませんね。


本物のぶどう新芽はどんな風になっているのか? と聞かれて
実物を見せられなくなって、写真を探したのですが見つからなかったので


グレイスワインさんのHP内「明野・三澤農場の今」より写真を拝借しました


ぶどうは生命力が強いので沢山の芽がでますが
美味しいぶどうを育てるには収量を制限する必要があります。
その一環として芽を摘む「芽かき」が行われて、採った芽を送ってもらいました。

新芽は届いてからすぐに水でよく洗い、濡れたまま小分けして
新聞紙でくるみジップロックで密封して冷蔵庫で保存。これで約1週間持ちました。

天ぷらにすると色が茶色くなってしまうので
正直、見た目が良い料理ではありません
味は、食べて噛んで口の中から無くなった頃に酸味がやってくる!
不思議な美味しさです。ぶどうの味がします。

また来年、この美味しさに出会えることを祈っています



さて、新芽もおいしかったデスが
この時期はワインも美味しいのですよ


5月6月と各ワイナリーが続々とニューリリースを発表
狭い納戸と冷蔵庫のスペースをどうしたら効率よく使えるか?と
思案の日々が続いております。嬉しい悲鳴とはこのコトですよ



最近、嬉しいことに「 おねえさんのお任せでワインを!」と言われます。

( おねえさんと呼んでくれるのが嬉しいのか? というツッコミにはあとでボケますから。。。)

だいたい週に一度いらっしゃる、そして月に一度程度いらっしゃる
常連のお客さんはいつも楽しみにしているお酒にプラスして
おススメのワインを!と言ってくださるので、楽しみです。
いろんな味を体感してもらいたいな~ と日々考えている次第です。


ぶどうの産地、収穫の時期、醸造の仕方、熟成の時間etc
造りの違いは色々ありますが

醸造家の顔写真を見せたり、ワイナリーのマップを見てもらったり、
なるべく「意外と近くで造ってる、日本のワイン!」を紹介していく意識でおススメしています。
あと「シューッとしてる」「ポワってカンジ」とか擬音も多いかな


ワタシ、基本は「 ワインは素人、ただの山梨好きですから 」( 高倉健っぽく言ってます


呑んで、美味しいな!楽しいな!! って感じてもらえれば  と思ってます。


コメント
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