神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

ワイナリーズフェア その後

2020-01-10 11:23:00 | Weblog
1年って過ぎるのが早いよね〜っていつも話していますが
1週間って長いですね。。。
自分は金曜の気分でもまだ水曜じゃん!なんて事よくあります。
不思議ですよね〜笑。


さて。随分前の話になりますが、勇気を持って書きます!遅くなってゴメンなさい。


山梨ワイナリーズフェアがあった12月2日
お店にくらんぼんワインの野沢さんがお店に来てくれました🙌🙌
8時頃「これから行っても大丈夫ですか?」電話があって、驚いた!

この日、お客さんにワイン好きが多かったので沢山飲んでいる所をお見せできたから、私の面目も立ちました!皆様ありがとうございます😊

でもね、やっぱり醸造家さんに会えるって特別😆
野沢さんをお客さんに紹介できて喜んで貰えたのも嬉しいです。

くらんぼんワインの旧社名は「山梨ワイン」でした。
大正2年創業という老舗ワイナリーなんですよ。ところが地理的表示の GI Yamanashi を表示するにあたって、色々問題が出てきてしまい創業100年を機に社名変更をしたのです。

つまり、地理的表示のせいで一番被害?を受けた所ですネ。笑。

くらむぼんのワインはこちらです↓

通称「カニの甲州」と呼ばれてるヤツです!

くらむぼんの社名の由来は宮沢賢治の「やまなし」という詩から。
この詩は小学校の教科書に載っていたので、覚えてる人も多いです。

「くらむぼんが笑ったよ」でピンとくる人は結構多くて、お客さんとの会話も盛り上がります。

カニには仲間がいるんだよって言うと、他のも呑んでみたい!ってなるんですよ。
素敵なイラストなので空瓶を持って帰りたいという人もいます。



以前のラベルも素敵でしたが、今の方が記憶に残りやすいイラストなので
「この前飲んだカニの絵がついたの何だっけ?」みたいな話も良くします。
やっぱり目で記憶できる物は大事なんだと実感します。


こちらはくらむぼんワインの以前のラベル↓

左がソルルケト甲州、右がベルカントマスカットベーリーA。
これも好評だったので、ちょっと残念な気もしますけど。。。



たまにお客さんから
「山梨行った時に甲州って書いてあるワイン飲んで美味しかった!ありますか?」と言われる事が多いですが、情報が “甲州” だけでは何100本あるんだ⁈って話です。

他の情報を引き出すために、文字は縦か?横か?、漢字かローマ字か?、絵がついていたか?など聞いていくと、皆さんの記憶がどんどん引き出されていくのが解ります。
みんな味わいの印象と一緒に、ラベルも記憶に刻まれているんですよね。


地理的表示にロゴが欲しいと思うのは、人の記憶に引っかかりたいと思うからです。
これはワインに限った事ではないので、地理的表示の商品共通のロゴで良いと思うんです。
全国の地理的表示商品の生産者の努力が伝わりやすい方法を見つけたいですネ。


野沢さんはカウンターに座ってくれたので、ワイナリーの裏事情なんかも色々聞いて面白かったです。黒い話も多々あるのでココには書けません。笑。


そうそう
私、この日、野沢さんとの写真を自分のiPad で写真撮り忘れました😢(保阪さん、あの写真私に送ってください〜)

5年ほど前に山梨ヌーボー祭で一緒に撮った写真があったので載せておきます。笑。
左が野沢さん。私がいい塩梅で顔が影ってていいでしょ。笑。
今度会ったらちゃんとした写真撮りましょうね〜😁


コメント
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