私市植物園は木々の植物園なので、水生植物を除いて草本類は少ないです。
それでも、園内を歩くと結構いろいろな野草をみることができます。
(そのほとんどは植えているのではなく、自然に咲いているようですが・・・)
今日はそんなお花たちをご覧いただきたいと思います。
トップバッターは、植物園イチオシのナンバンギセル。
他の場所ではそろそろ終わりかけですが、こちらではススキの根元に、1、2、3・・・いっぱい咲いていました~
たまには正面顔を・・・
ススキを見上げたつもりなのにあまり分かりません(左)
まだまだ沢山群れて咲いています(右)
そう、今はススキのシーズンでもあります。
気をよくして、立ち入り禁止が解除された園路を歩いていきます。
一番目についたのがヒヨドリバナ。アサギマダラはいませんでしたが、タテハチョウの仲間は結構来ていました。
必死で蜜を吸うツマグロヒョウモン(♀)。
なんと近くの池のほとりにまだツリガネニンジンが咲いていました。
半分実になっています。
よく探すと、園内のあちこちに・・・
池の畔のヘクソカズラ(ヤイトバナ・サオトメバナ)の実。
絡みつき方がなかなか風情があったのですが、写真に風情がない・・・
アキノタムラソウもまだ咲いていました。
あとはイヌタデオンパレード(笑)
個体数では一番多い?
何とか風情のあるように撮ろうと思ってこけました・・・
最後は園内ではなく、園のすぐ外の金網にいっぱい咲いていたマルバルコウソウ。
秋っぽくはありませんが、この底抜けの明るさが好きです。
これで今回の私市植物園特集はおしまい。
三連休、少し遠出する予定だったのですが、台風で計画は中止。
雨がやんだので、少し近場を歩いてみようと思います。
【撮影:2019年10月5日 大阪市大理学部附属植物園(私市植物園)】