生態園を歩いていると、あちこちに秋のアザミの姿が・・・
背が高くて少し優しい感じの花はオハラメアザミでしょうか。
総苞片にトゲがなく、触っても柔らかいです。
生態園のあちこちで満開。今が最盛期のようです。それにしても大きい・・・
このアザミは何かな?
名札には「ナンブアザミ(南部薊)」とありました。
本州中部以北に広く分布するそうで、全然南部ちゃうやん、と思いましたが、岩手県の南部地方なんですね。
こんなアザミも。サワアザミ(沢薊)です。
日本全土に生えていますが、特に岐阜県春日村ではアザミといえば、サワアザミを指すらしく、畑に栽培されて葉の軸を食べるそうです。
葉軸だけってどんなお味がするのでしょう。ちょっと食べてみたい気もします。
春のアザミ(ノアザミ)と比べて、どのアザミも秋の風情・・・
おっと、元気印がまだ沢山咲いていました!
ハマアザミです!!
絶滅危惧種園の柵の中で咲いているのですが、日本固有種だからでしょうか。
結構野生でも海岸沿いでみられる気がします。
根を食用にすることから、ハマゴボウとも呼ばれるそうです。
夏のイメージですが、8月から11月頃まで咲いているとのこと。日差しが似合いますね。
秋に咲くアザミの仲間・・・
結構ありました。
(つづく)
【撮影:2019年10月13日 京都府立植物園】