昨日ご紹介した岩間寺は滋賀県大津市にありますが、そこからわずか70mほど山道を進むと京都府宇治市に入ります。
見下ろすと、小さな祠とその向こうに巨木が見えます。
遠すぎてわかりにいので少しズームで見てみました。
今日の主役は、この巨木です。
祠のところまで下りていく途中、道のあちこちに白い花が沢山咲いていました。
去年、赤目の投稿をしたときに教えてもらったマツカゼソウです。
沢山撮ったのにピンボケばっかり・・・
シソ科の花。エゴマに似ていますが、ピンクです。これも沢山咲いていました。
こんな小さい花を見ながら降りていくと、いよいよ目の前に巨木が姿を現しました。
そう、桂の谷のカツラの巨木です!
大きすぎる上、逆光なのでまともに写真が撮れません。
雰囲気だけでも感じてくださったらいいのですが・・・
幹周/11. 6m、樹高/35. 5m、樹齢/推定500年。長寿桂と呼ばれているそうです。
根元は沢山の木が集まってできているようにも見えますがよくわかりません。
ご神木なのでしめ縄が張られています。
上の方を見ると、青い葉が美しいです。
樹齢500年の木の隅から隅まで、こんな青々した葉が繁っていることに驚きました。
とてもそんな高齢には見えません。
葉のアップ。独特な葉の形と付き方が好み♪
谷一帯が神域で、奥の方にもカツラの木があり、谷底に祠がありました。
去年の台風で、もう一つの谷の木は相当被害があった模様ですが、こちらの方は一見するかぎりそれほどでもないようです。
やはり、神仏のご加護があったのでしょう。
これでおしまい・・・ではありません。
以前春に来た時、奥宮までの道のりでいろいろな植物がみられ楽しかったのを覚えています。
そこまで行ってみることにしました。
(つづく)
【撮影:2019/9/29 岩間山】