今年の1月、横殴りの雪が降る中、京都市北区上賀茂にある深泥池に行ったときのことを覚えておられるでしょうか。
覚えてるわけないですよね。私も忘れていましたから・・・
(記事はこちら)
春には行けなかったのですが、台風明けの日曜日、ようやく行くことができました!
今回はその時の様子を前後編に分けて下手な写真でご紹介します。
朝はどんより曇っていましたが、正午ごろにはようやく青空も見えてきました。
風はまだ結構強く、気温はそこそこ高かったのですが、爽やかな日でした。
これが14万年前からある池なんですよね。
この場所に珍しい高層湿原もあり、貴重な動植物が残っているとのこと。
何がみられるでしょう。楽しみです。
お、池の畔にピンク色の花が沢山咲いています。
ミゾソバですね。咲いているのを見るのは今年初めてです。
池の畔をキョロキョロ見ながら歩きます。
お、これはひょっとして深泥池のブログで見たシロイヌノヒゲではないでしょうか。
ホシクサ科ホシクサ属。
ミゾソバと似ていますが、ちょっと雰囲気の違う花発見!
トゲがないのでママコノシリヌグイではない。
アキノウナギツカミかと思いましたが、葉の根元が矢じり型になってないようです。
ひょっとしてヤノネグサでしょうか?
風が強すぎてまともに写った写真が少ないのですが、水に写りこむ青空が綺麗でした。
池の東側沿いに少しだけ歩ける遊歩道があります。
冬に行ったときは滑りそうなのでやめましたが、今回は歩いていくことにしました。
入り口付近に鹿の糞が沢山落ちていました。
ここでも鹿害がおおいようです。
地面には台風の風でまだ青いアラカシの実が沢山落ちていました。
歩道から池を見るとこんな感じ。
向こうに見える草地のようなところが、ミズゴケに浮かぶ浮島です。
四季折々、いろんな花が咲くようですが、肉眼では見えそうもありません。
少し望遠で覗いて雰囲気だけ・・・
池の畔にはカキや・・・
ハゼノキなどの木々が生えています。全部紅葉したら綺麗でしょうね。
下を見ると赤い実が点々と・・・もう「下を向いて歩こう」のシーズンに突入ですね。
よく見ると、リョウブやネジキ、ミツバツツジなども沢山生えていました。
春に来ても楽しそうですね。
さて、ほどなく行き止まり。
でも池の方に目を凝らすと、あ、あれは!
(つづく)
【撮影:2019年10月13日 深泥池】