なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

河原の花、綺麗どころ人気投票~宇治川下流散歩2019年9月(5)

2019-10-04 05:15:45 | 植物

そろそろ宇治川の散歩も飽きてきたころではないでしょうか。
記事の方も、だんだん道草図鑑(=手抜き)みたいになってきてヤバイ気配・・・
ということで、今日は趣向を変えて、今回右岸でみかけた綺麗な花を集めてみました。

最初は今投稿真っ盛りのヒガンバナ。ヒガンバナ科ヒガンバナ属。
宇治川堤防でも2015年に気づいてから、毎年メキメキ個体数を増やしています。
種もできないのにどうやって増えるのかと思っていましたが、ダムの放流のおかげであちこちに拡散するのかもしれませんね。
藪の中に混じって咲いているので、どうしても田んぼの畦のように見栄えがしません・・・



2番目は最近微妙に増えてきているタマスダレ。ヒガンバナ科タマスダレ属。
意識してなかったけど、タマスダレ属って、ゼフィランサス属と一緒でしたね~
ピンクのゼフィランサスもところどころで見かけるのですが、今回は見つけられませんでした。



3番目は左岸でも登場したアキノノゲシ。キク科アキノノゲシ属。
秋はキク科の最盛期ですが、その中でも(名前が同定できない)ノギクの仲間より、このアキノノゲシの方が好きです。



4番目はミニサイズのこちら。
ヒメマツバボタンです。スベリヒュ科スベリヒユ(ポーチュラカ)属。
普通のマツバボタンは子供のころ庭に母が沢山植えていた懐かしい花です。
それとそっくりなのに、ミニチュアサイズなのがとても可愛いと思いました。
帰化植物ですが、こちらも年々増えています。



5番目は大胆にもヒロハホウキギクのエントリー。キク科ホウキギク属。
小さすぎてたいていピントが合わないのですが、珍しく美しい姿を撮れたので・・・



6番目はなつみかん家に長年居候しているノゲイトウと同じ種類のノゲイトウ。
ヒユ科セロシア属。
この辺りに一面咲き誇っていたのが2010年。河川改修で一旦全滅。その後、ここまで復活。
(詳しくは過去の記事をごらんくださいね~→こちら



ラストはこの花。左岸でも沢山咲いていたオオイヌタデの白花です。
右岸のこの辺りは一面タデ科王国だったのに、こちらも河川改修で寂しくなりました・・・
せっかくホンタデで大儲けしようと思ったのに~



こちら2017年10月の写真です。これ全部ヤナギタデ(ホンタデ)なんですよ~

      

それはともかく、今日ご覧いただいた7種類のお花たち、一番のお気に入りはどの子?
ぜひ投票してくださいませ。



(もう一回つづく・・・)

【撮影:2019/9/27 宇治川下流右岸】

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする