なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

「絶対見逃せないバラ」ベスト10!後編~京都府立植物園2019年10月(9)

2019-10-26 16:30:14 | 植物

昨日から絶対見逃せないバラ ベスト10をご紹介しています。
今日は後半ですが、その前に番外編。

番外1:早春(1991年 日本 微香)
秋なのに早春というバラが咲いている?と思いましたが、花の色が春を思わせる優しいピンク色だからだそうです。
確かに! 


もう一つ番外を・・・
番外2:ハニーブーケ(2000年 アメリカ 中香)
温かみのある黄色。


ということで、ここからは昨日の続きのベスト10です。ですが・・・

その6:クイーン・エリザベス(1985年 アメリカ 微香)
~見つけられず~
ピンクの美しい八重のバラです。
エリザベス女王の戴冠にちなんで命名されたとのことですが、調べてみたら戴冠されたのは1953年・・・

その7:ピエール・ドゥ・ロンサール(1985年 フランス 微香)
~見つけられず~
世界中のバラ愛好家に愛されているピンクのツルバラ。

その8:リパブリック・ドゥ・モンマルトル(2012年 フランス 強香)
香りのよいロゼット咲きの花を咲かせます。
四季咲きで、秋まで花を楽しめます。
・・・とのことですが、私が行ったときは遠くにたった一輪、しかもほぼ横たわった状態・・・
蕾はあったので、まだ楽しめると思います。


その9 アイスバーグ(1958年 ドイツ 中香)
純白の花を次々と沢山咲かせる、バラの殿堂入りの品種。
アイスバーグは氷山の意、別名のシュネービッチエンは白雪姫。
ピッタリの名前ですが、雨続きの上、もう薄暗くなっていたので綺麗な花が撮れず。
やむを得ず全体の写真です。次に行かれる方に期待しましょう!


ここでもう一つ番外を・・・上の写真の奥に写っているピンクのバラです。

番外3:花霞(1984年 日本 微香)
ふんわりウェーブのかかったセミダブルの花形。
花弁の先端が濃いピンクになり、その形がいろいろな表情を見せてくれます。


いよいよベスト10のラストです!
その10:ピース(1935年 フランス 中香)
戦後平和の願いを込めて名付けられました。
淡い複色の大輪で魅力的な香りのよい花を付けます。気温の下がった秋の花色は特に美しいです。
交配親としても活躍し、バラの殿堂入りしています。
それにしても、この花が作られた後に第二次世界大戦が起こっているのですね・・・


角度や開き方によって、いろんな表情を見せてくれました。



なつみかんのバラ特集いかがでしたか?
最後に地球の平和を願って、これで京都府立植物園10月特集の最後にいたします。
今回も長々とみてくだっさってありがとうございました。

【撮影:2019年10月13日 京都府立植物園】

コメント (4)
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