なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

小さい花に強面のお客さん~京都府立植物園2019年10月(5)

2019-10-22 06:11:12 | 植物

ちょうど咲いているのではと期待していたイヌショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)。
たったこれだけしか見られませんでした・・・



でもサラシナショウマ(同)がまだ綺麗に咲いていました!
なんだか、みっしり花が詰まっていますね。
普段は咲き始め・咲き終わりの部分が混じってこんなに密に咲いた花を見ることは少ないです。



こちらはオハラメアザミとのコラボ写真。
ちゃっかりヒメムカシヨモギまで入っています。
この詰まりすぎていない試験管洗いのような花が典型的サラシナショウマ。



生態園を歩いていると、小さい花の集まり発見。ウド(ウコギ科タラノキ属)の花ですね!
花半分、実になりかけ半分くらい。
おや、ブンブン飛び回って蜜を吸っている虫が・・・
ズームで見てみると・・・キイロスズメバチやおまへんか~
(恐怖で思わず関西弁・・・)



人には目もくれずに蜜を吸っているようですが油断はできません。
そーっと横を通り抜けました。
余談ですが、ウドはその辺の林縁でも結構見かけます。
わが庭にはカクレミノというウコギ科の木がありますが、同じような花には日本ミツバチ、アシナガバチ、
スズメバチの三点セットが時々来ています。

      

生態園を離れ希少植物園の方に行くと見慣れない小さい花を発見!
名札を見ると、中国ヒイラギナンテン(マホニア)とありました。
同じメギ科ですが、普通のヒイラギナンテンとは雰囲気違いますね。
・・・おや、なんとまたスズメバチが!!



どこかにきっと巣があるのでしょうね。
気を付けなければ・・・
最後に全体像をどうぞ!

       

ということで、小さい花が集合した花序を紹介しようとしたのですが、最後はスズメバチ特集になっちゃいました。
京都府立植物園、まだ続きます。

【撮影:2019/10/13  京都府立植物園】

コメント (8)
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