なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川秋のキク科祭り~宇治川上流散歩2019年10月 (3)

2019-10-29 05:29:19 | 植物

この季節、宇治川沿いだけではないでしょうが、沢山のキク科植物が見られます。
可愛い花、綺麗な花、懐かしい花、素朴な花、色々ありますが、投稿はちょっと躊躇することも多々。
なぜならば・・・名前に自信がないから~><
ノギクやアザミなど、その仲間ということは一目で分かりますが、正式名称については怪しいものです。
そんな状態ですが、秋らしい花が揃っていますので、とりあえずご覧になってくださいませ~

そろそろ咲いているかな~と思ってきょろきょろしていると、ありました!
ヤクシソウ(キク科オニタビラコ属)です。
乾燥地を好み、斜面の裸地に最初に生える植物である・・・と書かれていますが、湿気た山肌にも沢山咲いています。
特にこの日は直前まで雨だったのでボトボト・・・
う~ん、こうやって見ると確かにオニタビラコの大型版にも見えますね。



お次は、こちらでは初めましてのアザミです。



何アザミかって?
総苞片が柔らかく、最初は先日京都府立植物園で見たオハラメアザミにそっくりと思ったのですが・・・
調べてみると、オハラメさんは日本海側に分布するとあるので、違うアザミなのかもしれません。
(なんせ、日本には200種類のアザミがあるそうなので・・・)
ちなみに上の写真は、上下逆ではなくて、雨で垂れ下がったためです。
こんな感じで咲いていました。



これまた区別の難しいノギクの仲間です。
よく見かけるノコンギクやヨメナとは明らかに見た目が違い、色が白く花も小さめ・・・
これこそ、京都府立植物園で沢山見かけたヤマシロギク(イナカギク)ではないでしょうか?
遠くに咲いていたので、自信はないのですが・・・
もしそうなら、宇治川では初見です。



ほかにもキク科の花たちが沢山。
一面に咲いていたこちらは、多分ノコンギク。葉を触ってみると、ざらざらしています。



吊り橋横の水辺に沢山咲いていました。



すぐ近くには、美しい青紫がかったノギク。
こちらは葉がすべすべ、実に毛がなかったので、ヨメナでしょうか。



庶民的なノゲシも、山際に咲くと上品な面持ちに・・・
涼しくなってまた元気になってきました。



ベニバナボロギクも咲いていました。
これまでのキク科は国産でしたが、このベニバナボロギクだけはアフリカ原産。
ここでは在来種に混じって、外来種が仲良く共存していました。



最後は、信号みたいに青、黄、赤になっていました(笑)
 
今回は雨が上がるか上がらないうちにお散歩に来たのですが、昨日のツルニンジンも合わせると3種類も初見の花が!
色々な自然の残る宇治川畔、大切にしたいものです。

【撮影:2019/10/19 宇治川上流左岸】



コメント (6)
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