今回植物的にはあまり変わり映えしなかったのですが、ちょっとびっくりしたのがこちらです。
気温が低くなり、雨模様・・・となると元気になるのが「でーんでんむしむし、かたつむり」。
いるわいるわ・・・
お茶の木にも・・・
歩道の柵の隙間にも・・・
一番お気に入りなのが、歩道の人工木。
ちょっとみただけで、上の写真も含めて、1,2,3,4,5!
どれだけいるねん(笑)
でも家に帰って写真を整理しているときに気づきました。
種類がひとつじゃない・・・
一番数が多かったのが、殻の色が白くて、出口だけ赤くなっているタイプ。
これです(再掲)。
調べてみたら、近畿地方に多い「クチベニマイマイ」(オナジマイマイ科)という種類のようでした。
確かに今回も沢山見られましたね~
似ているけど、殻の部分に黒い筋のあるものもあります。
どうも、こちらもクチベニマイマイで、殻の模様(筋)の変異が大きいようです。
トップから2番目の個体なんて、すごく太い筋ですものね。
で、最後に残ったトップの個体・・・
これはどうみても種類が違うように見えますが、調べても名前が分からず・・・
模様は少しニシキマイマイににていますが、それほど大きくなく分布域も違うようでした。
オナジマイマイ科には違いなさそうなのですが・・・
どなたか、カタツムリに詳しい方、おられませんか~
最後に、花がないやないかーいと文句を言われそうなので、意外だった花を一枚。
これが何の花かお分かりですか?
すぐにわかった方はすご~いです。私は全然分かりませんでした。
次にこれはどうでしょう。この花の実です。
こちらは葉も写っているし、「ハイハイハイハイハーイ!」ですね。
そう、蕾のまま全然咲かなかったヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)がついに開花しました。
長年あちこちで木を見ているのに、花を見たのは初めてです。
調べてみたら、雌雄異株で、雄花は5個の雄蕊、雌花は先が3つに割れた雌蕊をもつ五弁花なんだそうです。
ということは、見たのは雄花、雌花は早々と受粉して実になっていたというわけですね。
花期は7~8月とのことですので、今年は随分遅いですね。
ひとつかしこくなりました~
【撮影:2020/9/26 宇治川】