なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

タヌキ vs キツネ、応援団付き

2020-10-14 05:30:35 | 植物

本日はタヌキ対キツネの勝負です!

タヌキチーム代表、タヌキマメ~


植物生態園湿地ゾーン横の池の畔に咲いているこの花、もこもこの萼をタヌキの毛に見立ててこの名が付いたそうです。
何とも愛嬌のある姿に、一目で魅せられます。
今年は見られないかと思っていましたが、何とか見られて良かったです。


沢山のマメ科たちがタヌキマメの応援に駆け付けました!
華やかなナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)


可愛いヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)。


「ヤブマメさんって、植物園に展示されてる花なの?」
「違うと思うよ。勝手に居座ってるだけじゃない」
「それにしては、あちこち巻き付いて、迷惑じゃないの」

だれですか、陰口たたいてるのは。
それを言うなら、キツネチーム代表さんはどうなるの?(笑)

まだマメ科応援団いますよ~!
木本からキハギ(マメ科ハギ属)です。
こうやって見ると、マメ科の蝶形花はどれも魅力的ですね。


というところで、キツネチームの登場です。

キツネチーム代表は、キツネノマゴ~(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)


え、確かに植物園に沢山咲いていますが・・・
これってアリ?

そこにキツネチームの応援団登場!
「私たち、生態園のキツネノマゴ科トリオ。最強応援団ですよ~」
「キツネノマゴ科の植物は、生態園だけではなく、温室にも沢山。植物園の一大勢力です!」
「その元締めともいうべきキツネノマゴさんは、誰の世話にもならずにあんなに元気に咲いて偉いじゃないですか~」

スズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)


ユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)


そして、イセハナビ(キツネノマゴ科イセハナビ属)


応援団はどれもイセハナビ属ばかり。
キツネノカミソリとか、キツネアザミさんが来年までお休み中なのが残念ですね。

タヌキ対キツネ、どちらに軍配が上がりますか?
そもそも、この勝負は変ってだれか言ってます?(笑)

【撮影:2020/10/3  京都府立植物園】

コメント (10)
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