本日はタヌキ対キツネの勝負です!
タヌキチーム代表、タヌキマメ~
植物生態園湿地ゾーン横の池の畔に咲いているこの花、もこもこの萼をタヌキの毛に見立ててこの名が付いたそうです。
何とも愛嬌のある姿に、一目で魅せられます。
今年は見られないかと思っていましたが、何とか見られて良かったです。
沢山のマメ科たちがタヌキマメの応援に駆け付けました!
華やかなナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)
可愛いヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)。
「ヤブマメさんって、植物園に展示されてる花なの?」
「違うと思うよ。勝手に居座ってるだけじゃない」
「それにしては、あちこち巻き付いて、迷惑じゃないの」
だれですか、陰口たたいてるのは。
それを言うなら、キツネチーム代表さんはどうなるの?(笑)
まだマメ科応援団いますよ~!
木本からキハギ(マメ科ハギ属)です。
こうやって見ると、マメ科の蝶形花はどれも魅力的ですね。
というところで、キツネチームの登場です。
キツネチーム代表は、キツネノマゴ~(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)
え、確かに植物園に沢山咲いていますが・・・
これってアリ?
そこにキツネチームの応援団登場!
「私たち、生態園のキツネノマゴ科トリオ。最強応援団ですよ~」
「キツネノマゴ科の植物は、生態園だけではなく、温室にも沢山。植物園の一大勢力です!」
「その元締めともいうべきキツネノマゴさんは、誰の世話にもならずにあんなに元気に咲いて偉いじゃないですか~」
スズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)
ユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)
そして、イセハナビ(キツネノマゴ科イセハナビ属)
応援団はどれもイセハナビ属ばかり。
キツネノカミソリとか、キツネアザミさんが来年までお休み中なのが残念ですね。
タヌキ対キツネ、どちらに軍配が上がりますか?
そもそも、この勝負は変ってだれか言ってます?(笑)
【撮影:2020/10/3 京都府立植物園】