今日は山で見つけた秋をご覧くださいませ。
青空に紅葉(黄葉)し始めた木がよく映えます。
秋と言えば実。それも赤い実が目立ちますね~
こちらは、ミヤマシキミ。
ミカン科ミヤマシキミ属。シキミと名が付きますが、マツブサ科のいわゆる樒とは別物。
シキミは猛毒ですが、こちらも毒性があるそうです。
春に白い綺麗な花を咲かせるそうですが、実とともに見られるこちらは蕾?
こちらは赤くなり始めたセンリョウ(センリョウ科センリョウ属)。
花は地味ですが、実が赤くなるととたんに存在感を増しますね。
葉はみかけても、なかなか実を見られないこちらは、サルトリイバラ(サルトリイバラ科シオデ属)。
久々の登場です。
鮮やかツヤツヤのこちらは、何の実でしょう?
暗い林の中で、アップの写真は全部ピンボケ・・・
実は少ないけど、ひょっとしてコバノガマズミ?
赤い実のラストは、美味しいこちら。熟すのが早いですね~
フユイチゴ(バラ科キイチゴ属)
唯一、秋から冬に見られるイチゴで、生食すると少し酸っぱいけれど、ジャムにしたら美味しいですよ~
歩いていたのはこんな山道。シダが沢山生えていました。
山頂からの景色。
変わった樹皮のこの木。押すと少し弾力があって柔らかい感じ。
アベマキ(ブナ科コナラ属)でしょうか。
アベマキは樹皮のコルク層が発達しているので、戦時中、コルクガシの代わりに、コルクの材料として使われたそうです。
うんと見上げて葉を確認。
一本だけ真っ赤になったカエデの木がありました。
最後は、神々しいツブラジイ(ブナ科シイ属)の巨木です。
あ~やっぱり、木っていいですね!
【撮影」2020/10/24 近畿地方某所】