最近日が短くなり、夏のように週末早起きしてがっつりお散歩&観察ができなくなりました。
それでも隙間の時間を見つけてぶらぶらお散歩を続けています。
今日はそんなお散歩コースから、1週間ほど前に行った山科川の様子をご紹介~
山科川と言えば、外来種のアンテナショップ、水鳥たちの休み場、なぜか錦鯉が悠々泳ぐ・・・
という不思議な川ですが、今の時期はひょっとして冬鳥がやってきているのでは、とちょっと期待。
川辺に出る手前で、甘~い香り・・・ナワシログミでした!
ナツグミやアキグミが春に花を咲かせるのに対して、ナワシログミは秋に花を付け、春に実が熟します。
いつものショッピングモール横の遊歩道を歩き始めましたが、土手は草刈り後にイネ科少々で、花はほぼ皆無。
川の中州に目を凝らすと、何か泳いでる?
綺麗な冬羽になったマガモでした~
よく見ると、中洲に沢山寛いでいます。無事渡ってきてくれたようです。
ご夫婦仲良しさんですね。
さて、何もないので遊歩道の反対側に目を向けると、赤い実が目に付きました。
これはモッコクの実。花は見逃しましたが、実にはぎりぎり間に合いました。
もう弾けて中から真っ赤な種が見えています。
後は、最近背が低くなったと私も思うセイタカアワダチソウや、
翼のついた実が沢山なっているイタドリなど。
ちょっとお気に入りの滋味地味~なヨモギの花。
見慣れないものを見つけました。黄色いミニミニトマトのようなワルナスビの実です。
草刈りされるので実が生るまで残るのはまれ。
ちなみに毒性が強いので、ぱくっと食べたら大変なことになります。
おや、ヤマブキの迷い咲きが一輪。
このくらいの時期は、例年植物も勘違いしてヘンな時期に咲くことがありますね。
きょろきょろしながら歩いていたら、誰かがこっちを見てる!?
そ、そんな怖い顔で睨まなくても・・・
決して怪しいものではございません。
わあ、まだ見られてるとおもったら、クスノキでした~
眠たいねんから、静かに通って!
いつものハトさんたちも、元気そうです。
片足のないハトの姿もちゃんとありました。よかった~
川辺を離れ、家路につきます。
途中の市民農園でちゅんちゅんスズメが大騒ぎしてると思ったら・・・
シソの実を食べていました~
きっとよく熟して美味しいのでしょうね。
短時間でしたが、楽しい散歩でした。
最後は、結構あちこちで咲いているキクイモで。
【撮影:2020/10/18 京都市伏見区】