大吉山を満喫したあとは、宇治の世界文化遺産 宇治上神社にお参りです。
(本当は先に行く方がいいのでしょうけど、時間が早かったせいでまだ社務所も開いていませんでした。)
宇治上神社の囲いの塀を見ながら石畳の道を行きます。
ほんと人が少ないです。
簡素な門をくぐって中に入ります。
門の奥に少し見えているのが国宝の拝殿だと思います。写真撮り忘れました・・・
宇治上神社で一番有名なのが、国宝の本殿。
左に莵道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)、中央に応神天皇、右に仁徳天皇をお祀りしています。
平安時代後期の造営で、神社建築としては日本最古だそうです。
でも最初に行ったときは、なんと簡素な・・・という感想をもちました。
非常にシンプルな造りで、建物の前の格子も淡々とした風情です。
いつ行っても人が少なく、世界遺産という華やかさはみじんもありません。
静かな時を過ごすのにぴったりです。
何度も来ているので、お参りしてすぐに移動。
参道に咲いていたサンシュユに
アケボノアセビも満開でした。
次に向かったのが宇治神社。
昔は、宇治上神社と宇治神社は対の神社で、10世紀初めの延喜式にも名前が見られるそうです。
ご祭神は莵道稚郎子命。
応神天皇の皇子で、父から皇嗣に指名されたものの、兄と天皇の位を譲り合って、最後は自害されたというのは有名な話です。
宇治神社に入るとあちこちに兎をモチーフにしたお守りやおみくじが目に付きます。
これは、莵道稚郎子命がこの地に来られるときに道に迷い、それを振り返りながら道案内したのが兎という伝説によるもの。
莵道を昔はうじと読み、それが転じて宇治になったそうです。
手水舎にも兎が・・・。真剣な表情で口から水を流しています。
朱塗りの鳥居の向こうに見えているのが本殿。重要文化財に指定されています。
この辺りは源氏物語宇治十帖のゆかりでもあり、あちこちに源氏の名を冠したツバキ、「光源氏」が咲いていました。
とても華やかな椿です。
こちらは源氏車。真っ赤な二段咲きのツバキですが、咲き始めはこんな感じ。
こちらは名前が分かりません。
シロバナのジンチョウゲも咲き始めていました。
ということで、お正月に行けなかった宇治の二社にようやくお参りができました。
先日行った城南宮の人出に度肝を抜かれましたが、こちらはゆったり過ごせていいところでした。
宇治にお越しの際は、平等院だけではなく、ぜひこちらの二社にもお参りくださいませ。
せめて日本国内だけでも心置きなく移動できるようになったらいいですね~
【撮影:2021/2/28, 3/7 宇治市】
さすがと言うか、平安時代と聞くだけで、
なにか、歴史なんてもんじゃないですね(@_@)
日本最古なのが伝わってきます。
宇治の二社参り、静かな時間が流れていたのが
伝わります。
三寒四温の季節、
こちらは、今日は雨の一日になりそうです。
晴れたら、春になるかもですねぇ
おはようございます。
ぜひ宇治周辺に行きましたら、二社にお参りさせていただきます。
人が少ないと言うのは何よりです。
最近宇治に行ったと言えば、東海自然歩道を歩いた時。
その前は宇治の花火を見に行ったときでした。駐車場がなくて困った思い出です。まだ仕事をしている時でしたから13年以上前の話です。
宇治上神社が世界遺産に指定されたときに初めて行ったのですが、思ったより「地味」だったので驚きました。
そんな昔の木造建築がそのまま残っていることもびっくりですが、むしろその簡素さからじわじわと伝わってくるものを感じました。
その点、華やかな朱塗りの宇治神社とは一線を画している気がします。
(そうそう、宇治神社の写真を貼り忘れていたので追加しました^^;)
こちらも今日は朝から雨です。
久しぶりに遠出の散策に行こうと張り切っていたのですが、のんびり過ごすことにしました^^
ぜひまた宇治方面にいらしてくださいませ。
今度は大吉山とセットで。
おすすめは、大吉山、宇治神社/宇治上神社、天ヶ瀬ダムまでの散策あたりでしょうか。
って、いつも私が行ってるコースやん(笑)
私も緊急事態宣言が解除されたので、そろそろ大阪市大の植物園に行ってみようと思っていたのですが、週末ごとの雨にうんざりです・・・
今日は気を取り直して、来週の原稿書きや、写真の整理をしようと思っています。
宇治と言えば平等院と思っていましたが、こんな世界文化遺産の神社があるんですね。
宇治上神社は拝殿も本殿も国宝とのこと、神社建築としては最古…とてもシンプルで、かえって厳かな感じがします。
画面を拝ませて頂きました。
宇治神社もあって、こちらは朱塗りですね。
源氏物語ゆかりの地には源氏の名前がついた美しいツバキが咲いて、素敵ですね。
とても素晴らしいものを見せて頂き、感謝です。
ヒヨドリのミカン交換に行ったついでに咲きかけたお花撮りました♪
曇ってる方が撮りやすいですね。
世界遺産は華やかだけでなくても良いと思いません。
平安時代後期の造営で、神社建築としては日本最古
滅多に行けないから余計そう思うのかもですが、
そんな神社逆に静かに昔に思いをはせられていいと思います。
人の多い所が苦手だから余計かな?
夕顔さんの桜(紅葉)がちってた古びた階段の絵が、すごく好きでした。
幾人の人がどんな思いでこの階段を上り下りされたのだろうとか、
そんなの考えるのが好きです(変人?)
源氏物語にちなんで植えられた椿に惹かれました。
ヤッパリ花!!(笑)
シンプルなだけに風情のある早春の情景ですね。
”わび”とか”さび”の世界になるのでしょうか?
一度レスを投稿したのですが、一部間違いに気づき消してしまいました。
コメントをコピーせずに・・・
気を取り直しもう一度。
私も世界遺産という勝手なイメージとは違ったので、最初は驚きました。
敷地も狭く、奈良のような古代風(中国風?)とも違う感じです。
むしろ、こちらの方が元々の和風の建築なのかもしれませんね。
素朴さの中に荘厳さが伝わってきます。
ツバキも源氏物語由来のものが植えられていて今の時期は楽しめます。
こんなに綺麗に咲いているタイミングで見られてラッキーでした。
写真を撮っていたら、お散歩中のおじいさんに「綺麗なあ、よう撮ったってや」と声をかけられたのもほんわかしました。
今日はこちらも一日中雨が降ったりやんだりで、結局お散歩にも行けず・・・でした。
しいちゃんは休めましたか?
曇っている方がお花が撮りやすいってありますよね。
でもそれも程度次第で、あまりに暗いとカメラが勝手に設定を変えて、粗い画像の写真になってしまいました。
京都には全部で17の世界文化遺産があるそうですが、宇治上神社はおそらく知名度は一番低いのではないかと思います。
でも、おっしゃる通り、そんな神社だからこそ、昔の空気を肌で感じられたような気がします。
できればあまり有名にならず、ひっそりしたたたずまいでいて欲しいです。
でも、実際はパンフレットやお守りなどを沢山作って、御朱印も何種類もあって、すごく頑張っておられるのですよ~。
維持するのも大変なのだと思います。
人が行かない方がいいというのも、こちらのワガママなのかもしれませんね(笑)
どちらかというと、京都の神社というより、山の中にひっそりと佇む神社が実は高貴な方ゆかりの神社だった・・・
といった風情です。
宇治は元々貴族の別荘地や、葬送の地だったようなので、よけいにそう思うのかもしれませんね。
私はこういう風情が好きです。