昨日から絶対見逃せないバラ ベスト10をご紹介しています。
今日は後半ですが、その前に番外編。
番外1:早春(1991年 日本 微香)
秋なのに早春というバラが咲いている?と思いましたが、花の色が春を思わせる優しいピンク色だからだそうです。
確かに!
もう一つ番外を・・・
番外2:ハニーブーケ(2000年 アメリカ 中香)
温かみのある黄色。
ということで、ここからは昨日の続きのベスト10です。ですが・・・
その6:クイーン・エリザベス(1985年 アメリカ 微香)
~見つけられず~
ピンクの美しい八重のバラです。
エリザベス女王の戴冠にちなんで命名されたとのことですが、調べてみたら戴冠されたのは1953年・・・
その7:ピエール・ドゥ・ロンサール(1985年 フランス 微香)
~見つけられず~
世界中のバラ愛好家に愛されているピンクのツルバラ。
その8:リパブリック・ドゥ・モンマルトル(2012年 フランス 強香)
香りのよいロゼット咲きの花を咲かせます。
四季咲きで、秋まで花を楽しめます。
・・・とのことですが、私が行ったときは遠くにたった一輪、しかもほぼ横たわった状態・・・
蕾はあったので、まだ楽しめると思います。
その9 アイスバーグ(1958年 ドイツ 中香)
純白の花を次々と沢山咲かせる、バラの殿堂入りの品種。
アイスバーグは氷山の意、別名のシュネービッチエンは白雪姫。
ピッタリの名前ですが、雨続きの上、もう薄暗くなっていたので綺麗な花が撮れず。
やむを得ず全体の写真です。次に行かれる方に期待しましょう!
ここでもう一つ番外を・・・上の写真の奥に写っているピンクのバラです。
番外3:花霞(1984年 日本 微香)
ふんわりウェーブのかかったセミダブルの花形。
花弁の先端が濃いピンクになり、その形がいろいろな表情を見せてくれます。
いよいよベスト10のラストです!
その10:ピース(1935年 フランス 中香)
戦後平和の願いを込めて名付けられました。
淡い複色の大輪で魅力的な香りのよい花を付けます。気温の下がった秋の花色は特に美しいです。
交配親としても活躍し、バラの殿堂入りしています。
それにしても、この花が作られた後に第二次世界大戦が起こっているのですね・・・
角度や開き方によって、いろんな表情を見せてくれました。
なつみかんのバラ特集いかがでしたか?
最後に地球の平和を願って、これで京都府立植物園10月特集の最後にいたします。
今回も長々とみてくだっさってありがとうございました。
【撮影:2019年10月13日 京都府立植物園】
時間がないときは大抵スルーのばら園ですが、秋バラが最盛期と聞き、行ってみることにしました。
確かに、夏の間寂しかったバラ園がぐっと華やかに!
時間はすでに16時を回っています。
傾きかけた日差しを浴びて輝くバラ、どれだけ見られるでしょうか。
親切にも、植物園が「ばら園マップ」を準備。
そこには、植物園の見所バラ30品種と、絶対見逃せない「バラ」ベスト10が紹介されています。
とても今から30品種は無理なので、なんとかベスト10だけでも・・・
と閉園の音楽がなる寸前まで駆けずり回った成果をご覧くださいませ~
(結構ベンチでくつろぐカップルの邪魔してしまいました。この場を借りて、ゴメンナサイ)
なお、解説はそのパンフレットからお借りしました。
また、一度にご紹介するつもりでしたが、長くなりすぎたので今回は前半だけです。
その1:シュシュ(2008年 日本 微香)
季節によって花の色が変化するそうです。女性育種家の河本純子氏作で、女性目線で選ばれたピンク色は高人気!
その2:プリンセス・ドゥ・モナコ(1982年 フランス 中香)
モナコ王国のグレース王妃にささげられたバラだそうですが、咲いていたのはこの一輪。しかも傷みかけ・・・
それでも花弁の中央から縁にかけて濃くなるピンクの花が美しいです。
その3:マチルダ(1988年 フランス 微香)
春から秋まで休みなく開花する人気のバラ。育てやすい点でも人気。
確かにいつ行っても咲いていますが、秋になって美しさを増しているようです。
綺麗だったので、2枚続けて・・・
その4:スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク(1960年 ベルギー 微香)
有名なアンネのバラです。移り変わる花色と半八重の花姿が魅力。
気温によっても花の色が変わり、秋は鮮やかなオレンジ色に咲きます。
残念ながら、あまり咲いていませんでした・・・
その5:ゴールドマリー'84(1982年 ドイツ 微香)
鮮やかな黄色の花が春から秋まで咲き続けます。
コントラストがはっきりして写真に撮りやすいので好き。
(つづく)
【撮影:2019年10月13日 京都府立植物園】
今日は地味だけどいつも気になるあの植物・・・ノダケを大特集!
(きっとあまり特集されてない・・・笑)
あのノダケに花が咲いていました。
地味だ、地味だと言っていましたが、こうやってみると濃い赤紫の花に白い蕊が点々と生えて結構オシャレですね。
咲き始めの花も発見!
いつも緑のツヤツヤの芽が花芽か葉芽かと悩んでいましたが、少なくとも上の写真の緑の芽は花芽だったわけですね♪
もう実になっているものも・・・
ノダケ。セリ科シシウド属の多年草で、本州以南に分布します。
写真もたまったので、ここらでノダケの変化の様子をご紹介するのもいいかな~と・・・
といっても始まりがいきなり8月31日なのですけどね(笑)
(写真の下に撮影月日を記載)
(1)葉芽はロシア人形。花芽はいずこに?
(2019/8/31)
(2) 茎の基部から2つの新しいミニサイズの葉。これが羽状複葉の元?
(2019/8/31)
(3)咲いた花(左)と、今にも咲きそうな花芽(右)
花は雄性先熟。写真の花は元気な雄蕊が沢山見えるので、雄性期でしょうか。
(2016/10/2)
(4) 蕾がぱかっと開いて咲き始めたところ
(2016/10/2)
(5) お花です
(2019/10/13)
(6) 実です
(2017/10/14)
(7) 熟しきって乾燥した実
遠目には鳥が食べた後のヒマワリの種の皮みたい。
(2017/12/9)
最後に全体像を!といってもどこに写ってるのか分からない~かも。
この写真をジグソーパズルにしたらすごく時間つぶしできそう・・・
いかがでしたか?
結構気合入れましたが、マニアックすぎたかも・・・
最後は、私のお気に入りのノダケの写真です。
「あくまで個人の感想です」が・・・
(2016/6/6)
(2016/10/2)
またスズメバチ(笑)
(2017/9/23)
最後は、唯一野生で見かけた新潟は弥彦山のノダケです。
寒い雨の降る中、見つけたときはちょっと嬉しかったです。
こちらは雌性期のようですね♪
(2017/11/18)
こんな地味でしつこい特集にお付き合いくださってありがとうございました~
【撮影:特に記載したもの以外は2019/10/13 京都府立植物園】
さて、今日も京都府立植物園の続きです。
まずは湿地ゾーンの池の畔に咲いているこの花。
もふもふ可愛いタヌキマメ♪
もう終わりかと思っていましたが、まだ数輪待っていてくれました。
さて、今日は私が生態園の湿地ゾーン周りの花を紹介するよ~
今一番盛りのサクラタデ。
イヌタデ属の中では大振りで、淡いピンクのお花は乙女心をくすぐります。
湿地ゾーンでは今が最盛期のようで、分かりにくいですが、木道の右手はびっしりとサクラタデが群生。
陸上では同じくタデ科イヌタデ属のツルソバ。
白い花に銀色の蕊がオシャレ。
もう一種類、湿地ゾーンで沢山咲いていたこの花。
ツリフネソウ(赤)と、
シロハナツリフネソウ。
最盛期は少し過ぎていたようでしたが、まだまだ見所がいっぱいです。
続いて陸地側には赤の八重のシュウメイギクと、
白の八重のシュウメイギク。
ここまで見てお気づきのことありませんか?
そう、最初のタヌキマメを除いて、紅白めでたい花のセット。
「ちょっと待ったぁ!」
おや、誰でしょうか。
ツルソバちゃんの連れは私でしょう! とミゾソバちゃん。
そう、ここ京都府立植物園の生態園では栄養の行き届いた美しい姿を見せてくれました。
そろそろ近場の川沿いなどでも、ツルソバ、ミゾソバ、サクラタデ、〇〇タデなどが沢山見られるようになりました。
昨日の即位の礼、饗宴の儀、朝から夜遅くまで天皇皇后両陛下ご立派でしたね。
おめでたいということで、本日は紅白でまとめました~
【撮影:2019年10月13日 京都府立植物園】
ちょうど咲いているのではと期待していたイヌショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)。
たったこれだけしか見られませんでした・・・
でもサラシナショウマ(同)がまだ綺麗に咲いていました!
なんだか、みっしり花が詰まっていますね。
普段は咲き始め・咲き終わりの部分が混じってこんなに密に咲いた花を見ることは少ないです。
こちらはオハラメアザミとのコラボ写真。
ちゃっかりヒメムカシヨモギまで入っています。
この詰まりすぎていない試験管洗いのような花が典型的サラシナショウマ。
生態園を歩いていると、小さい花の集まり発見。ウド(ウコギ科タラノキ属)の花ですね!
花半分、実になりかけ半分くらい。
おや、ブンブン飛び回って蜜を吸っている虫が・・・
ズームで見てみると・・・キイロスズメバチやおまへんか~
(恐怖で思わず関西弁・・・)
人には目もくれずに蜜を吸っているようですが油断はできません。
そーっと横を通り抜けました。
余談ですが、ウドはその辺の林縁でも結構見かけます。
わが庭にはカクレミノというウコギ科の木がありますが、同じような花には日本ミツバチ、アシナガバチ、
スズメバチの三点セットが時々来ています。
生態園を離れ希少植物園の方に行くと見慣れない小さい花を発見!
名札を見ると、中国ヒイラギナンテン(マホニア)とありました。
同じメギ科ですが、普通のヒイラギナンテンとは雰囲気違いますね。
・・・おや、なんとまたスズメバチが!!
どこかにきっと巣があるのでしょうね。
気を付けなければ・・・
最後に全体像をどうぞ!
ということで、小さい花が集合した花序を紹介しようとしたのですが、最後はスズメバチ特集になっちゃいました。
京都府立植物園、まだ続きます。
【撮影:2019/10/13 京都府立植物園】