霙降るような寒い日が続いたかと思うと、夏のような暑さの日も・・・
これだけ毎日気候が変わると、体が付いて行きません。
とはいえ、お散歩通勤でみる光景は、ほとんど停滞することなく春に変わってきています。
まずはお決まりの池の光景から・・・
昨日「鳥たちメインのブログは最後」と書いた、舌の根も乾かぬうちに、また鳥(笑)
ただし今日は夕暮れではなく、朝の光景です。
ハシビロガモ♀の後ろ姿です。
ご夫婦で泳ぐハシビロガモ
餌をもらうために飛び立ったカモたち。
広げた羽の模様をみると、こちらもハシビロガモですね。
アオサギは何かをパクっとしているところですが・・・泥に見えますね。
中になにかいるのでしょうか。
雨上がりの朝、ついにコブシが咲き始めていました。
その数日後、いつもの林にはまだイカルがさえずっています。
あまりに遠いので、望遠使いませんでした(笑)
どこにいるかお分かりですか?
同じ日、通りすがりの空き地がピンク色に・・・
なんじゃこりゃ~
なんと、夥しいホトケノザが満開でした。
冬場にも満開になっていた場所がありましたが、春は勢いが違います。
色も綺麗、全体が生き生きとフレッシュですね。
数日前に咲き始めたコブシ、もうかなり咲き進んでいました。
モクレンと似ていますが、蕾があっちゃこっちゃ向いているのがコブシ・・・と教わりました。
確かにそうですね~
白い花に青空が似合います。
同じく青空が似合うサンシュユ。満開になっていました!
春になると、ちょっとした空き地や公園、ビルの前の植え込みなどにも花が咲き始めます。
楽しい季節です。
【撮影:2022/3中旬 宇治市】
冬の間はすっかり鳥ブログ化していた「なつみかんの木々を見上げて」。
ようやく春の花が咲き始め、元の路線に戻りつつあります。
今日は鳥たちメインのブログとしてはもう最後になるかもしれません。
夕暮れの水鳥たちの様子です。
いつもの池の夕暮れ・・・
いつもはオカヨシガモとコサギメインのこの場所に、他の水鳥たちも集まっています。
オカヨシガモはご夫婦でお休み。なぜかどちらも雌雄で頭の方向が逆?
普段メスはよく分からないのですが、寄り添っているとよく分かります。
マガモのご夫婦も。こちらはちょっと離れて同じ向き。
ハシビロガモはちょっと離れて寝ていましたね。
池の反対の端の方では、久しぶりにキンクロハジロとホシハジロが集結していました。
いくつかの集団がどんどん近寄ってきて、大きな集団になりつつあるところでした。
キンクロ♂>キンクロ♀=ホシハジロ♂=ホシハジロ♀
やはり、キンクロハジロのオスが圧倒的に多いですね。
ちょっと素敵だったのがホシハジロ♀の二羽連れ。お顔が優しいです。
公園の方に移動しました。
夕日をバックにケヤキのシルエットが美しいです。
月が出てきました。満月でしょうか。
もう一度池の横を通ります。
すっかり暗くなっていて、ぼけぼけ写真しか撮れません。
明るくなってからもう一度撮ろうといくら早く出かけても、もう宇治川に出勤しているんですよね~
ということで、夕方から夜に撮った水鳥の写真でした。
ここから先は夕方つながりで、かなり前になりますが東寺の外の堀で撮った写真です。
アオサギがとてもいい雰囲気。
真剣な表情ですね。
アオサギがいるのが見えますでしょうか。別のアオサギですが。
ということで、最後はちょこっとだけ京都らしい写真でした~
【撮影:2022/3 宇治市、2022/2下旬 京都市】
先日、わが家のダンチオウトウが開花したという記事を載せました。
その後どうなったか、続編をどうぞ。
前回記事から3日後の3月16日。青空に映える満開の花。
蕊が多いですね~
家の外でやけにスズメが騒いでいるのでそーっと玄関の戸を少しだけ開けて隙間から覗いてみました。
気配ですぐに逃げるので隙間は5センチ足らず。
あれ、隙間からいきなり目に飛び込んできたのはカワラヒワです。
でも、私に気づいてすぐに逃げてしまいました。
横にはスズメもいます!
この子たちもすぐに飛び立ってしまいました。
でもこの一羽だけが度胸があるのか居残り。
こちらを向いていますね。この後、この子も飛んで行ってしまいました。
桜の木の下はノラ猫の通り道になっているので、スズメの警戒心も半端ではありません。
で、残ったものはというと・・・
あ~あ、スズメに食べつくされたサクラの花の残骸が・・・
自然に花びらが散ったのとは明らかに様子が違います。
干からびた実ばかり食べていたので、新鮮な花が美味しいのでしょうか。
写真は撮れませんでしたが、ヒヨドリもよく食べに来ていました。
で、さらにそのわずか3日後、風雨で花はほとんどなくなってしまいました。
でもわずかに残った花の蜜を吸いにメジロが来ていました。
いつも来る二羽です。つがいでしょうか。
とても仲良しです。
花の命は短くて・・・ですが、鳥たちは大満足したことでしょう!
【撮影:2022/3/16-19 宇治市】
これまで2回京都府立植物園の花の様子など見ていただきましたが、そろそろこんな声が・・・
「今回は鳥はいなかったの?」
というわけで、ご期待に応えて!
といいたいのですが、残念ながら珍しい鳥さんには出会えず。
でも、いつものメンバーが雄姿を見せてくれましたよ。
まずはこちら。
大砲もったカメラマンが池の周りを取り囲んでいたのですぐに分かりました。
いつものカワセミくんです。
普段は蓮池の方で見ることの方が多いのですが、違う個体でしょうか。
枝かぶりもなく、近くで見られたので、感激です。
でも大砲おじさま方は飛び込むのを粘り強くを待っておられたようです。
最後、飛び込まずに向こうの方に飛んで行ってしまった時は、一斉に落胆のため息がもれていました。
すぐ横の枝にはコサギがとまっていました。
こちらもなかなかの風情だと思うのですがいかがでしょうか。
さらにその横の枝にはアオサギ。
全身が灰色なので若鳥でしょうか。
それにしても、カワセミはともかくなぜサギたちは木の上にいるのでしょうね。
夕ご飯は食べないのかな。
地元の池では見られない光景に思わずカメラを向けてしまいました。
この他の鳥と言えば・・・生態園のノグルミの上にいたシジュウカラ
太いネクタイしか見えてない!
帰らないといけない時間になってきたので、ツバキ園だけ覗いて帰ることにしました。
ツバキのラインアップも全然変わっていませんでした・・・
こちらは雪中花。
菊冬至
有楽かな。花は少なく、撮るのに苦労しました。
その時、地面を通り過ぎる鳥さん発見。
シロハラです。
どうも3羽いたようで、上の写真のシロハラが残りの2羽を追い払ってしまいました。
ものすごい勢いでした。
カツラの新芽も少しずつ膨らんできています。
枝から見える月。
ということで、今回の京都府立植物園はこれでおしまい。
次々春の花が咲いてくる予定なので、あまり間を置かないで行きたいな~なんて思っています。
【撮影:2022/3中旬 京都府立植物園】
スプリングエフェメラルが咲く植物園、木々の花はどんな感じでしょうか。
球根ガーデン横から植物生態園に入ってすぐのところにあるミツマタ。
かなり前から蕾は付いていましたが・・・
ほんの数輪ですが、花が咲いていました!
まだまだ葉痕がウリのミツバウツギの横を通り抜け・・・
「今だけやから、見て行ってね!」
咲いているのではと目星をつけたところを回っていきます。
まずはオニシバリ(ジンチョウゲ科)。
他の木々が葉を落とす時期に青々した葉を茂らせて、早春に黄色い花を咲かせます。
夏に落葉、なので別名ナツボウズ。
日当たりのよい池の畔の花は、黄色く見えます。
鬼でも縛れる丈夫な枝だそうですが、だれか試した人はいるのでしょうか。
そういえば、大江山にも生えていたことを思い出しました。
ハチジョウキブシ(キブシ科)は蕾がかなり膨らんでいました。
今はもう咲いているでしょうね~
湿地エリアのクロヤナギ(ヤナギ科)
その名の通り、黒い花。ネコヤナギの突然変異なんですって。
丸い玉が沢山ついているのはアオモジの蕾です。
あれ、よく見ると開いている花もありますね。
絶滅危惧種のアマミアセビは、京都府立植物園で沢山育てられています。
全部の木に蕾が、そして少しずつ咲き始めていました。
普通のアセビよりかなり大振りです。
ウメやサクラはどうでしょうか。
2月下旬に行ったときはまだ2,3種類しか咲いていなかったウメ。
この時も2,3種類でした。
メタセコイアをバックに・・・
カワヅザクラを期待していたのですが・・・文字通り最初の一輪。
本場ではもう散る時期なのに、かなり遅いですね。
でも可愛いピンク色に癒されます。
最後は木ではありませんが、昨日のユキワリソウと対抗するかのように咲いていたクロッカスです。
球根ガーデンでこの時期目立っています。
クロッカスは南ヨーロッパに自生するそうで、現地では春のお花畑のようになるそうです。
まさにスプリングエフェメラルですね!
あと1回だけ、京都府立植物園にお付き合いくださいね。
【撮影:2022/3中旬 京都府立植物園】