ほんの少し春が近づいたような晴天の日、久しぶりに京都府立植物園に出かけました。
前回(2月5日)行った時にはまだ蕾しかみられなかったあのお花を見たかったからです。
今回は正門から入りましたが、とりあえず植物生態園めがけてまっしぐらです。
庭みたいなもんなので(笑)、セツブンソウが咲く場所は完全に把握しています。
北門から一番近い場所、前にはわずかな蕾しかなかった場所にこれこの通り!
すこしうつむき加減に咲く花が多かったのですが、この通り綺麗に咲いていました!
いつも一番に咲く場所、今年はそれほどではなく、2番目に咲く場所が一番満開。
でも大勢の高級そうな一眼レフカメラを持ったカメラマンが列を作っています。
おまけに私が苦手な「燦々と太陽が当たっている」という状態・・・
あっさり諦め、「素人さん、どうぞ~」と場所を開けてもらったタイミングでパチパチっと撮って退散。
咲く数がハンパじゃなかったです。
種で増やす植物なので、ここまで育てるのは大変だったでしょうね~
張り切って見に行ったわりには、写真に真剣みがたらないと叱られそうですが(笑)
さて、その他に見られた花はというと・・・
コセリバオウレンが咲いていました。
こちらは両性花でしょうか。
こちらは雄性花ですね。
相変わらず蕊が可愛いです。でも前に見たセリバオウレンとの区別がさっぱりつきません。
それもそのはず、花はほとんど同じなので、葉で区別するしかなさそうです。
その葉がこちら。
3回3出複葉で、1本の茎から3つの茎葉が出て、そのそれぞれの茎葉からまた3つの茎葉がでる・・
という構造になっています。
前にわち山野草の森で見たセリバオウレンも咲いていましたが、暗くて写真は撃沈・・・
1回3出葉のオウレンは見つけられず・・・でした。
期待していたユキワリイチゲ、2月初めと何も変わっていないという・・・開きかけの蕾。
日当たりの悪さが災いしているようです。
バイカオウレンはかけらもなし。
ユキワリソウは別の場所で2輪ばかり遠くで咲いていましたが、花が虫に食べられていました。
でも、今回元気の出るビタミンカラー、フクジュソウを沢山見ましたよ!
こちらが生態園。
ちょっと奥の方に一輪だけ咲いていたので、皆さん四つん這いになって撮られていました。
私も・・・(笑)
頑張らなくても別の場所に沢山!
こちらは保護地区なので、植えられた感満載ですが・・・
あとは、ヤナギの新芽!
ということで春の便りでした。
明日から数回地元の鳥さん風景を挟んで、続きを載せますね~
【撮影:2022/2/26 京都府立植物園】