なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今年も咲きました!わが家のダンチオウトウ

2022-03-15 05:31:27 | 植物

今年は冬が長く、ダンチオウトウの開花が遅れていましたが、3月11日に最初の一輪がようやく開花。
11日、12日と4月並みの陽気が続き、たった2日後の13日にはこんなに沢山咲きました!
13日の深夜に雷を伴う豪雨がありましたが、咲き始めだったので花はほとんど無事。
ほっとしました。




これ以上引いて撮ると自宅が丸見えなので(笑)
とてもこの2日前に咲き始めたとは思えないほどの咲きっぷり。
八分咲きといったところでしょうか。



例年うちのダンチオウトウがいつ頃咲き始めていたか調べてみると、
2019年:3月2日
2020年:2月24日
2021年:3月3日
でしたので、やはり今年の3月11日は1週間以上遅いようです。





もう何度も書いていますが、ダンチオウトウ(暖地桜桃)は別名シナミザクラ、あるいはカラミザクラ。
その名の通り、中国を原産とする桜桃(サクランボ)です。
山形などで栽培されているサクランボは欧州系で、甘く大きな実がなるのですが、雌雄別の木から受粉させる必要があります。
一方、こちらは東亜系と言われる桜桃で、一本の木で受粉、結実するのが特徴。
実にお手軽なのですが、どのサイトを見ても「酸っぱくて食用には適さない」とあります。
でもわが家のダンチオウトウ、実付きはいいし、お味もお店で売ってる薄味のサクランボ程度には十分甘いです。
沢山実の付く年は、ざるに何杯も収穫できるので、職場でおすそ分けしたことも。
結構甘くてジューシーなので、気に入ってくださる方もおられます。
去年は裏年だったらしく実が少なかったのですが、今年はどうでしょうか。
雨の予報が心配です。

説明が長くなりましたが、もう少しお花の様子を・・・
ご覧くださいませ。沢山の雄蕊、中央にしっかりと雌蕊も見えます。




早朝からスズメ、写真を撮ろうとしているときはメジロが来ていました。
沢山咲いているので、せいぜい蜜を吸って花粉を運んでちょうだいね~

最後はオマケ。
変哲もないパンジーですが、こちらは前に宇治市植物公園でクイズに答えてもらった株。
この暖かさであっという間に花が増えました~


<写真追加しました~>
今朝、ダンチオウトウにメジロとヒヨドリが来ていました。
出勤するために家を出たときに気づきパチパチっと撮った写真です。
お天気が悪く薄暗かったのでボケボケ・・・でも雰囲気だけでも!



いつもながら、アクロバティックですね~


もうちょっとちゃんと撮ってよね~
(いつもうちに二羽来ます。ツーショット写真は載せられないほどボケていました・・・)



【撮影:2022/3/13  宇治市】

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする