初めての1/700ウォーターラインほぼ完しました。
ウェザリングはまずタミヤエナメルのレッドブラウンをいつもより溶剤50%増しくらいで希釈して全体にバシャッと行いました。
メリハリが足りないので、フラットブラックをいつもより溶剤増し希釈で今度は全体ウォッシングではなくピンウォッシュのような要領で要所要所を狙って薄めた塗料が広がり過ぎないように注意深く流し込みを行いました。
写真でもだいぶ雰囲気が変わったのがわかると思います。
最後に希釈したハルレッド(タミヤアクリル)で乾舷というか舷側に錆ダレっぽいのを追加。
やり過ぎ注意ではありますが、昔、フォークランド紛争から帰還した空母ハーミスの写真を見たときに錆まみれでボロボロになった姿に驚いた覚えもありまして、リアルに出来る腕があるならやってやり過ぎる事はないとも思ったりです。
でも腕に自信がないのでほどほどです(笑)。
毎度恒例サーバー容量無駄使いです。
恥ずかしながら部分アップです。
やっぱり超オーバースケールな汚しが目立ちます(汗!)。あり得ないですね(笑)。
PEディテールアップがないとやっぱりおもちゃっぽいです。
ま、でも、そういう時は離れて見ましょうという事で(笑)。
いつになるかわかりませんが、海面の展示台を作った時にほんとの最終回となります。
てな事で本日は終了でした。
稚拙な作品にお付き合いくださいましてありがとうございました。
さて、フィンランドⅢ突とスーパーシャーマンを早く完成させないと・・・。
私は、特に1/700はドアップよりも遠景で並べて楽しむ方が健康的だと思っています。
主砲の穴開けは効果絶大です。
救命ボートや内火艇の塗装も素晴らしいですし、仕上げのウェザリングも丁度良い感じです。
仰る通り、PEなしは部分アップよりも全体写真が良いですね。
1/700は艦隊丸ごととか、世界の戦艦とか、何かテーマを決めて揃えて、少し離れて眺めるのが楽しいのかも知れません。
先日、横浜の「五人の仕事展」でR工廠氏の1/700艦船の超絶作品を目の当たりにしましたが、普通はあそこまでできませんから。
やっぱり戦艦は良いですね。
エッチングパーツでディテールアップできれば凄いですが、無しでも充分良い感じにできていると思います。
筆塗りだけで、ここまで出来るとは恐れ入ります。
>初めて作ったようには見えない出来ですよ。しかも筆塗り。<
ありがとうございます。今までは素組で作る勇気を持てなかったというのが正直なところです。アンテナ線も張ってないというありさまで・・・。
>ネルソン、変な恰好が良いですよね。<
そうなんです、ちょっとレトロSF感が漂ってます。
操艦性が悪かったり速度不足だったり評判は散々だったようですが模型的はとても面白いです。
>1/700はドアップよりも遠景で並べて楽しむ方が健康的だと思っています。<
なるほどです。はげしく同意いたします。
艦隊でコレクションするためのスケールですもんね。割り切りが大事なんですね。
いつも、ありがとうございます。
お褒めいただき、光栄です。
薄々感じておりましたが、やっぱり老眼の敵だったのですね(笑)。
>1/700は艦隊丸ごととか、世界の戦艦とか、何かテーマを決めて揃えて、少し離れて眺めるのが楽しいのかも知れません。<
そもそもがコレクションスケールなのですね。という事はたくさん作らないといけないということで、さぁたいへん(笑)。
>R工廠氏<
あまりよく知らなかったのですが、この方は艦船モデルがメインなのですね。
検索していくつか作例を拝見しましたがスケールを超越した精密さに驚きました。人間業じゃないですね、いったいどうやって作っているのやら・・・
今まで艦船モデルは敷居が高過ぎてずっと敬遠して来たのですが、昔からこのネルソンだけはその形がずっと気になっていてやっと作る事が出来ました。
>筆塗りだけで、ここまで出来るとは恐れ入ります。<
ありがとうございます。塗り分けの細かさを考えるとむしろ筆塗り向きと言えそうな気もします。
1/700戦艦ネルソン、”ほぼ完”おめでとうございます。
ジャブジャブ・ウェザリングの効果は極めて大ですね。
くどくなく、落ち着いたイイ感じになっていると思います。
こうやって拝見すると、やはり主砲の穴あけは大正解です
ちゃんと中心に穴が開いているいるというのがスゴイ、しかもこれが計9門!
ご苦労様でした。
>やっぱり超オーバースケールな汚しが目立ちます<
ワタシは子供のころ以来、艦船模型を作った事がない(ドレッドノート級の)シロートですが
AFVでもヒコーキでも、実車/実機はそんなに錆びていない、ハゲチョロになっていない、と云う話をよく耳にしたことがあります。
でも、これって塗った人間、それを見た人間が「リアルだ」とか「雰囲気出ている」と思ったらそれでいいと思うのです。
どんな名人でも、逆立ちしたって実物と同じものは作れませんからね。
個々がその持っているイメージを膨らませて作ればいいのではないかと。
素敵な作品をありがとうございました。
今回のウォッシングや墨入れ、とてもいい感じですね。
1/700シリーズ、1隻作ると次々に作りたくなる・・・
30隻以上作った記憶が・・・
ちょうどいい塩梅のウエザリングで堂々の完成、おめでとうございます。
控えめの墨入れが船体をとても締まって見せていると思います。やりすぎ傾向の私はとても勉強になりました。
いきなりの戦艦はすごいです。
私は駆逐艦が多くて、それ以外は軽巡「青葉」だけです。
なんとかステップアップしないと。
戦艦をクリアなされたので、次は空母!行ってみませんか。
いつも、ありがとうございます。
主砲砲身の穴あけはAFVの機銃の銃口開けと同じですから・・・単にピンバイスで開けてるだけですが、中心は必ずと言っていいほどブレますよね。
私の場合は開けたい穴径より少し細いピンバイスでまず浅く開けてからブレ度合いを確かめてあとは厚い方のフチを削るような感覚でピンバイスを傾けてグリグリしてゆきます。力を入れ過ぎず少しづつが肝要であります。
それよりアンテナ線くらい張れよと言う内なる声が・・・(汗!)。
>AFVでもヒコーキでも、実車/実機はそんなに錆びていない、ハゲチョロになっていない、と云う話をよく耳にしたことがあります。<
どうなんでしょうね。大戦中の戦車や飛行機ならばハゲチョロになる前に消耗してしまうような気もしたりですが、でも艦船の場合は戦車や飛行機より寿命が長いというのがあります。上部構造物は航海中でもメンテ修復が出来ますが、舷側(乾舷)はそうは行かないのではと思います。
フォークランド紛争から帰還した英艦船は倒産寸前船会社の貨物船みたいにハゲチョロボロボロ錆まみれ状態だったのが強く印象に残ってます。
鉄で出来たものなら、ちょっと油断すると錆はすぐ発生するのでAFVの錆だらけは大いにアリと思ってます。
現用AFVも航空機もアップの写真をみると小さな塗装のハゲは意外に多いような気がします、ただ模型の場合は誇張しないと目立ちませんからね。
要は単に解釈の問題かもです。
>個々がその持っているイメージを膨らませて作ればいいのではないかと。<
その通りでございます。模型制作の答えがひとつだけなら誰が作っても全部同じ作例になってしまって詰まらなくなります。
現実の事象をどのように解釈して表現するかと言う部分なので、人それぞれ自由な解釈が個性を作るという事で良いと思います。
あまり難しく考えると息苦しくなっていけませんので。
どこまで行ってもお遊びの世界ですから。