タミヤ1/700WL英戦艦ネルソンの続きです。
内火艇とボードダビットを取り付け、ササッと基本塗装を行いました。
大戦末期の迷彩と言えないような簡単な迷彩ですがどんな効果があったんでしょうね。
いつものカッティングマット上の撮影だと味気ないので、ご覧の通り色画用紙を下に敷きましたが
青い光が反射して船体色がちょっとおかしくなってます(汗!)。
船首部のアンカーチェーンのモールドにはダークアイアン(タミヤアクリル)をドライブラシ的に擦り付けてみました。
船体中央部のアップです。
こういう角度から見るとさすがにディテールがスカスカに見えます。
なんかオモチャにしか見えないと言うか実感が乏しいと言うか・・・でもディテールアップは封印します。
そうじゃないと私の手には負えません。一応主砲の砲口は穴を開けました、これで精一杯。
ウェザリングをどうすれば良いか、難しそうと言うか試し甲斐があると言うか・・・。
まずはいつもより薄めに希釈して軽くウォッシングでしょうかね。
最初は黒に近い色より茶系に振った色でウォッシングするのが良さそうです。
パステルも使わない方が良いのは言うまでもないでしょう。
てな事で、とぅ~び・こんてぃにゅ~ど でありました。
確かにけったいな形の戦艦です。
武装と装甲を確保しつつワシントン軍縮条約による35,000t以内という制限をクリアするために生み出された配置だそうです。
何でもこの配置を取ると弾薬庫や機関部などの主要設備を船体中央部にまとめられるため装甲による重量を節約できるという考えらしいです。
でも結果的には機関部容積が小さくなりエンジン出力不足で速度不足となったり、重心が前部に寄って操艦性が悪くなったりであまり評判は良くなかったそうですけど・・・。
それでもこのネルソン級は日本の長門級、米のカリフォフォルニア級とならんで世界の三大戦艦と呼ばれた時代もあったとか。
全主砲を後方に向けて斉射すると艦橋が恐ろしい爆風に晒されるので後方射撃は制限されていたとか、ちょっと間の抜けた話もあったりです。
戦車にしても飛行機にしてもちょっと変わった形をしたのが好きなのでずっと以前から初艦船はコレと決めておりました。
この先どうなって行くのか本人もよくわかっておりませんので、結果が伴わなくても笑ってやっていただければと思います(笑)。
前方に主砲塔が3基あって、後方には全く無い。
副砲等は全て側舷についてるのもユニークで、私のイメージする戦艦とはかなり雰囲気が違います。
それだけにインパクトがありますし、完成も楽しみです。
艦船を作ると自分の限界がたいへんよくわかります。
ウォッシングはピンウォッシュで繊細にコントロールするという感じでしょうか?。
何をやってもスケール感を損ねてしまうのが恐ろしいです。
上部構造物はあっさり済ませてヘヴィーに汚すのであれば乾舷部分に重点的に錆ダレを加えてみるとかでしょうか。
その場合も注意深く繊細に行わないととんでもない事になりそうです。
どうなりますやら・・・どうせならダメ元でちょっと試してみるのも良いかも・・・。
元々が巨大なものを模型にするとどうしてもディテールの省略が必要になりますので、再現度をどの程度にするかのかによって自ずと限界が生じますよね。
>SWのスター・デストロイヤーでも、動画だとバカでかさが伝わりますが、静止画を見ると結構荒くて模型っぽく見えてしまいます。<
これは3DCGだろうがミニチュアだろうが変わりない部分ですね。
俯瞰で見るほどに模型っぽくなって行きます。
>仕上がりを私なりに楽しみにしています。(^^)<
ありがとうございます。でも腕に限界がありますのでたいした事は出来ないと思います。
完成形を見て落胆しないでくださいね(笑)。
特にウォッシングで苦労しました。
護衛艦は全く汚れていない認識で私は行わなかったですが、大戦モノとなるとそうはいかないところが悩ましいですね。
基本はサラッと、歴戦の強者にしたい時は少し濃い目にしていました。
SWのスター・デストロイヤーでも、動画だとバカでかさが伝わりますが、静止画を見ると結構荒くて模型っぽく見えてしまいます。
素人ですので方法は分かりませんが、仕上がりを私なりに楽しみにしています。(^^)
初めての艦船なので勘所がわからず右往左往です(笑)。
AFVや飛行機とは随分感覚が違います。
>大戦期の艦船迷彩はYou Tubeの吉本プラモデル部でチョートクさんが解説してましたね。<
その動画はまだ見た事がありません。暇なときに検索してみます。
>効果はどうだったんでしょう。<
ちょっと悩んでみて気が付いた事があります。艦船の迷彩は主に潜水艦対策なのかもと想像したり・・・潜望鏡から見える姿を欺瞞するためではないかと・・・そう言えば水上機母艦の秋津洲は艦首に大きな艦首波を描いていたりしますが、それは速度を欺瞞するためのものではないかと・・・。そう想像すると艦船の迷彩もなるほどという気がしてきますが、はたして?。
コメントありがとうございます。
甲板を先に塗装していたので、船体と上部構造物の塗装はあっという間でした。
数か月洋上作戦を行うと上部構造物はともかく、特に船体の乾舷部分は退色やら錆やらでボロボロ状態になるはずなのですが、勘所がよくわからないので、今回はほどほどにしておこうと思います。
>このキットはいつ頃のものを再現しているのでしょうか?<
確かにWikiには明瞭な解説がありませんね。
Wikiに1943年に対空火器を増設したとあります。ただ具体的な内容の記載がないのではっきり断定はできないのですが、竣工時に2基だったポンポン砲がこのモデルでは6基になっているので、1943年以降の姿である可能性が高いです。
>艦船モデルは元がデカイので調べるのも大変みたいです。<
日本の艦船なんかは竣工時の姿と最後の姿が全く違っていたりとか良くありますよね。
ネルソンは比較的そういう変化が少ないかもしれません。
それでも開戦後は2~3回触雷したり被雷したりで修理のためにドッグ入りしているのでそういうタイミングで小改修を受けている可能性もあります。どっちにしてもあまり神経質にならない方が良いでしょうね。
二回目にして、もうほぼ完成に近い形になりましたね(^^)
>いつもより薄めに希釈して軽くウォッシング<
ワタシもそう思います、って作った事ないですけど(^^;
やはり最初は用心してかかった方がよいのでは。
>最初は黒に近い色より茶系に振った色でウォッシングするのが良さそうです<
これも作った事ないけど同感です、黒より茶が合っているような...。
艦船は結構改修(アップ・ツー・デイト)が頻繁に行われているみたいで、
通の方にとってはすごく拘るところみたいですが、
このキットはいつ頃のものを再現しているのでしょうか?
一応Wikiも見てみたのですがサッパリ、艦船モデルは元がデカイので調べるのも大変みたいです。