迷彩パターンをどうするか少し迷いましたが、やっぱおフランスなんで、一番サイケ感の強いのを選択しました。
色のパターンも明るい色が一番下に来るという意表を突いたパターンです。
近頃のタミヤキットはカラーの塗装指示が付いていて分かり易くて良いです。
いつもの通りザックリと迷彩パターンを塗り分け、写真は1回目のベタ塗りが終わったところ。
更に2回目のベタ塗りを行ったのが下の写真。
違いが分かりにくいですが、筆ムラがかなり軽減されています。
エンジンルーバー部分は、ひとまずNATOブラックをベタ塗りしました。
この上からルーバーの突出部に車体色を重ねて黒の影を奥に残そうという魂胆ではありますが、
どうせ後でウォシングするので特に必要ない処置かもしれません・・・。
荒っぽい迷彩の境界線はこれから徐々に調整を行って行きます。
最初のうちからこういう細かい部分に気を取られながら塗装を行うと、
ロクな事にならないのが筆塗りの奥ゆかしいところです(笑)。
さて次回はどうなるやら、本日はここまででありました。
本日のBGM
巨匠セロニアス・モンク。
彼ぐらいのユニークな個性とセンスがあれば、
演奏のためのテクニックは一切無用になるんですけどね・・・。
いつもコメント、ありがとうございます。
使用している筆ですが、ベタ塗りは普通に安物の平筆です。
迷彩の境界線をぼかしたり整えるのはそれ用の別の筆で半ドライブラシ的な方法でやってます。
「ぼかし」はゴッドハンドというメーカーの神筆(ドライ用)が使い易いです、ちょっと高いですが。
本当のドライブラシは松本州平ドライブラシに敵う筆が未だに見つかりません。
松本州平ブラシはある程度塗装面積が広くないと使いにくいので、境界線のボカシには適さない場合もありますが、本気でドライブラシを行う時はこれに限ります。
筆先を似たような形状にカットした筆がドライブラシ用として販売されていますが、大半は毛質が硬過ぎて使いものにならない事が多いです。
筆については、0-sen(零銭)さんからもご質問をいただいているので近い内に説明記事をアップしようかと思っています。
>フランス人やイタリア人の色彩識別能力の高さ~~<
これどこかで聞いた事があるような気がします。
なるほど、だからあんな迷彩になるんですね。これもラテンの血が為せる技なのでしょうか。
因みに、筆はどんな物を使われてるんでしょうか。
平筆でべた塗り? 面相筆で少しづつ? ドライブラシみたいなやり方?
私もやってみたいと思い始めています。
ところで、フランスやイタリアの迷彩が独特なのはフランス人やイタリア人の色彩識別能力の高さと関係があるのかも知れませんね。
人種によって識別できる色の数や種類が違っているそうで、フラン人やイタリア人は特に種類が多いそうです。
いつもありがとうございます。
>お!フランスの中戦車は独特な形状と色使いが何故かかわいいですよねー。<
そうか、「!」必須という事ですね(笑!)。
迷彩の役目は目立たなくするためじゃなかったっけ?と心配してしまうくらいですね(笑)。
>ウェザリングなしのクリアコーティングでオシャレなオブジェとして作ってみたい一品です笑<
あっ、なるほど。それ大いに有りですね。
いっそ真っ黄色に塗って砲塔に目玉も描いちゃうとか・・・もう1個買ってやってみるか・・・って(笑!)。
いまひとつ面白味に欠ける制作途上記事にご反応ありがとうございます。
>仲の悪い二人が上下別々に塗ったように思えてなりません(笑)<
確かに!。車体と砲塔で統一感というものがまるでありませんね(笑)。
自己主張の強いフランス人ふたりがまったく意思疎通なく勝手に塗りたくったという感じです。これもまた模型にまつわるストーリーとして味わいのうちではないかと・・・。
>やはり筆塗りは一気に片づけようとせず、二度塗り三度塗りが王道でしょうか?<
そうなんです。筆塗りのコツとして塗膜を弄り過ぎないというのがあります。
塗ったそばからムラや迷彩の境界線の乱れを気にして塗膜を引っ掻き回すと返って見苦しい状態を助長してしまいます。
なので焦らず塗膜の充分な乾燥を待ってから重ね塗りするなり境界線をタッチアップするなりすれば意外と自然に見苦しい部分は消えてしまいます。
とにかく模型ジャンルを問わず、いかなる時も慌てず騒がず塗膜を乱さないというのが筆塗りの基本「お作法」なのでありました。
更にその上で今度は塗膜を引っ掻き回して乱しまくるという「異端のお作法」ドライブラシというのもあったりしますが・・・(笑)。
>やっぱおフランスなんで、一番サイケ感の強いのを選択しました<
塗装図を拝見して「さすが、おふらんすザンス♪」と思わず言いたくなるような塗装ですね(^^;
仲の悪い二人が上下別々に塗ったように思えてなりません(笑)
やはり筆塗りは一気に片づけようとせず、二度塗り三度塗りが王道でしょうか?
ここら辺はAFV、フィギュア、ヒコーキに限らずかも知れませんね。
いつもコメント、ありがとうございます。
>見るからに面倒くさそうな迷彩塗装ですね。<
私的にはそれほど面倒臭いという感じはなくて、普通の3色迷彩なんかと変わりないというか、むしろ車体自体が小ぶりなのと、迷彩パターンの細かい砲塔も小さいので時間もそんなに掛かりません。
なので、NATO迷彩の現用戦車より楽に感じてます。
>私もキットを積んでいますが、塗装前に委縮してしまいそうです。<
ちゃんと紹介をしておらず、申し訳なかったのですが、塗装指示書には3種類のパターンがありまして、私が選んだもの以外はさほどパターンが細かくないですよ。
是非一度、キットの塗装指示書をご覧になってください。
>筆がどのような筆をお使いなのか気になる部分です。<
説明が至っておらず、申し訳ありません。
お見せするほどのものでもないと思っていたものですから・・・。
本日の作業の範囲では特別な筆は使っておらず、タミヤの一番安い細めの平筆(200円くらい)を使っておりました。
ここから先の境界線の調整には穂先をチョン切って作った境界線ボカシ用の筆を使うつもりです。
少しドライブラシ的な使い方になります。
次回の記事で忘れずにご紹介させてもらおうと思います。
>恐らく私も作るとなると一部は筆塗りに頼ると思います。<
多少の慣れは必要かと思いますが、やってみればさほど難しくはないと思うのでありますが・・・。
このサイケ迷彩は筆塗りが一番だと思いますが、筆がどのような筆をお使いなのか気になる部分です。恐らく私も作るとなると一部は筆塗りに頼ると思います。この先の展開、楽しみにしてます。