今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ハリーとシロキの近況です

2020年05月12日 | (故)シロキ(白黄)
2年前の3月、リン一家を保護した直後に現れたハリーとシロキ。
見覚えのある子で、初めは保護者がいるのだと思っていた。
が、この2匹が家裏でご飯を争うようになった。
気が弱くてシロキがいると近寄れないハリーはご飯にありつけない。
少し離れたところでせつなそうに鳴き喚く。
シロキはハリーが近寄らないようにと威嚇して鳴き喚く。
この2匹の声が異様に大きく、その騒音が住民問題にと発展した。
自分が、ノラ保護活動家としてこの街にデビューしたきっかけになりました。
(シリーズ「ノラと家猫と」・その1 参照)

やがてハリーを保護し、半年後にシロキも保護した。
ともにエイズキャリア。
まだ若く性格が穏やかでかわいい顔立ちのハリーには里親さんがみつかった。
引っ越すときのハリーの不安と苦労は、忘れることができません。
デブでブサイクのシロキは里親さん探しも諦めて、今もわが家の一員です。

推定6才半になるシロキ

家族になって1年半、シロキというネコがわかってきた。
繊細なのに、オニブのせいで鷹揚にして泰然自若として見える。
ニャーが怖いのに、すぐ隣で寝るのも平気だ。
そしてとっても甘えん坊。
シロキを見ていて思うこと、ネコってみんな甘えん坊だ。

どこでも寝れる、そして寝相がとってもかわいいシロキです

子猫に好かれるシロキ。
外観でも強さでもない、やさしさを武器にする猫だっているんだな。
わが家で最長老のシロキは、しっかりオジサンやってます。

出た、シロキ得意の"トド"座り

一方、ハリーの里親さんから近況報告がありました。
不安と恐怖ですっかり心を閉ざしてしまったハリーに、
猫初体験ながら根気よく接してくれた里親さん。
大丈夫かと思うほどの献身的な気遣いに頭の下がる思いだった。
そして予想通り、ハリーはそのお宅で中心的存在になっていました。
小さなお子さんがいないので、すっかり自由を謳歌しているようです。

思えば、2年前は明日をも知れない暮らしをしていたこの2匹。
"駆除"だなんてことにもなりかねない状況だった。
様々な苦難を乗り越えて、家猫としてこんなに幸せになりました。

感無量。

ハリーの近況 (里親さんより)

コメント
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