今回は第二回として、お世話している猫たちにかかる経費の総額についてです。
前提を再掲します;
現在当家がお世話しているのは一見さんを除いて15匹の猫たち。
その内訳は、家の中10匹、家の外1匹、店の中外2匹、店の外2匹。(♂13♀2)
世話係は自分と妻の2人。(店の外2匹はモドキ、シンからモドキ、クロに変わりました。)
最近R&C株式会社 というところが、一緒に暮らす猫に関わる費用に関してのアンケート調査結果を公表しました。様々なニュースで報道されたので記憶にある方も多いと思います。ここでは、ちょっと意味不明な計算もあるけど全体としてまとまりのよいFinanncial Field(FF)の記事を下欄に添付しました。合わせて、毎年ペットフード協会が報告している猫の食費アンケート結果に関するFFの記事も添付しておきます。
これによると、猫ちゃん1匹にかかるひと月の経費はざっと14,000円。内訳は食費、医療費関係、冷暖房費がそれぞれ3,500円、トイレ関係2,000円、消耗品費が1,200円。この結果でひとつ注意しなければいけないのは、この調査が昨年来の猛烈な値上げラッシュ以前のものであることです。
チキンとケン
しかるにわが家の場合はどうか。
2021年 30,300円 (秋にケンを保護)
2022年 40,700円 (夏に一時コミケ保護、春にサビ、秋にシン現れ暮に消える)
2023年(1-3月)52,700円 (2022秋サクラ家外から中へ、ミー一時その後クロ現る)
これ、1匹当りじゃないです。全員ひと月の総額です。2022年を例にとると1匹当り2,700円。まあ、多頭化となれば1匹当りの経費が低くなるのはわかるけど、それにしても前述アンケート調査結果の何と1/5でした。ちなみに、わが家の冷暖房を純粋に猫たちのために使用するのは夜間(2時~6時)くらい。今年はそれに保護部屋終日分があります(サクラ用)。合わせて季節的に4,000円/月くらいでしょうか。店ではもともと冷暖房が必要で、それにココレオが便乗している形です。
トイレ用品費用(ひと月7,500円くらい)と医療費はかなり少ないです。トイレは家に7ヶ所店に1ヶ所。軒下の外トイレは天然仕様の造作品に変えた。通院は第一回で述べたように昨年は8回のみ。年費用64,000円でひと月1匹当りだと450円足らず。いい悪いは別にして、当家では定期健康診断もワクチン接種も行っておりません。ただ不妊手術候補者は沢山いて、特にココ、ケン、サクラは急ぎたい。
シロキ
問題は食費。
もともと20,000円強/月だったのが今年になって40,000円/月と倍増しています。(1匹当り1,300円から2,700円。)昨今の大幅な値上げのせいもあるが、カリカリをよく食べていた猫たちがウェット中心になり、ウェットを総合栄養食中心に変えたための(グレード)アップによるものです。サクラなどは水代わりにモンペチスープを飲み、食べるのはシーバのみという(介護食と言うよりは)美食家ぶり。
総額も食費も、アンケート結果から見ると遙かに低い当家の猫費用ですが、それでも数が多いので総額で年間50万円ほどかかっており、昨今の値上げブームや猫年齢が上がればさらに増額することは必至。今はわずかですが給与所得があるからまだいいけど、早期退職した身としては年金だけになればやはりきつい。如何に猫たちの健康を阻害せずに安く仕上げるか。知恵の絞りどころです。
第三回は、猫たちの食生活について考察を続けます。
猫たち(ポニー、ニャー、キー、リン、チキン)
参考;
シリーズ過去記事一覧
第一回 猫たちに費やす時間 2023.2.21