引っ越しと言っても部屋移動です。
部屋を開放しても出て行かず、保護部屋でひとり優雅に暮らしていたサクラ。
だったのですが、一気に大型ケージ3台搬入してモドキにダイフクにヒョウが入居。
サクラの食事を介助する場所だった中型ケージは移動。しかもヒョウが入居した。
中にヒョウがいるとケージを上ることができず、食事の介助ができなくなった。
現在の保護部屋の様子、左手前の中ケージの上がサクラの食事場所だった
サクラはシーバは顔の前に置けば食べるけど、自分で水を飲まない (飲めない?)。
チュールでだましだましモンペチスープを飲ませ、最近は少量のウェットも与える。
とても臆病で警戒心の強いサクラ、水分摂取の介助はまず環境を整えることが不可欠。
サクラが安心できることが何より重要なのです。
その環境が変わった。そして心配した通り、サクラが何も飲まなくなった。
ヒョウが入居する前はたまに中ケージ上に乗ることもあったけど、
慣れる間もなくヒョウが入居した
保護部屋で居場所がなくなって、一時は部屋の奥にうずくまっていた。
そこで段ボール箱で寝床をあつらえたのですが、やはりスープを飲まない。
そのうちサクラは部屋を出歩くようになった。やはり部屋にいるのが怖いらしい。
もともとよく出歩いていたのがこのところピッタリと止めていたのです。
猫密度の小さい2階に行くことが多くなり、そのうち物干し部屋の出窓に落ち着いた。
で、そこで何とか飲み食いの介助ができないか挑戦したのです。
部屋の奥隅にあつらえた寝床にて
物干し部屋(旧子供部屋)の出窓は中ケージ上より低く、サクラを見下ろすようになる。
それが怖いのかサクラが逃げ回る始末。
それでも、何とかスープを飲ませることに成功。
4日ぶりの水分にサクラはごくごくと飲み続けた。
今は怖がるサクラをなだめながら、スープを飲ませてます。
物干し部屋、逆光で暗いが日当り満点です
(写真テクが悪くてすみません)
この場所、過ごしてみるとかなり快適なはず。
日当りは当家で一番だし、オジン部屋にもオバン部屋にも行き放題。
問題は、ケンが頻繁に入ってきてサクラ用のウェットやカリカリを食べてしまう。
自分で飲み食べすることを促す目的で、サクラには置き餌しているのです。
最近はシロキまで狙ってくるようになった。
かといって部屋を閉めるわけにもいかないし、とりあえずは大目に見てやってます。
内カーテンに隠れることも可能で居心地満天?
ところでサクラの容態ですが、最近は少し安定してきた感じ。
グアッとなって頬を痛がる回数がかなり減りました。
今では食べるときにたまになる程度。
ただしグアッとなったときはかなり深刻に痛がる。
患部が口奥の頬(の裏側)にあって、そこに食べ物が付着すると痛みが激しいようだ。
一方普段は平穏なので、ステロイドは中3日で与えています。
そして毎朝与えているデンタルバイオ。
最近の安定はことによるとこれの効果かもしれません。
外から見た出窓のサクラ、往年のみうを思い出します