4年近くも一緒に暮らしているのに触らせもしないクウ。
うかつに手を出そうものなら、すかさず高速猫パンチ(しかも爪出し)。
知っている猫ちゃんの間では不名誉な最長"触らせない"記録保持者です。
気の強さではおそらく誰にも負けない。
でももっと強い警戒心が災いして、逆に他猫から構われる日々。
逃げ回る毎日。一時は家庭内隠遁生活すら余儀なくされた。
そんな窮地から脱出できたのは、何と言っても家族(リンとキー)の存在だろう。
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オジンスリッパがお気に入りのクウ
何かと野性的に見えるクウだけど、実はいいトシしていまだにマザコン。
リンにくっついているときは余程安心してリラックスしているようだ。
少しなら背中をなでたり尻尾を引っ張ったりしても大丈夫。
それに、保護者には馴れなくてもこの家には3年以上の常連。
他猫を回避しながらも、しっかりくつろぐ術を身に着けた。
そんなときのクウは、他猫に劣らず保護者の心を癒してくれるのです。
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プライモーディアルポーチ ? いえいえお腹もたるんできました
同じようなエピソードに出会ったのは先日のこと。
7月13日「まいどなニュース」の記事です。
保護して8年にもなるのにいまだに触れない夏子ちゃん。
同僚の秋生くんだけを頼りに生活している。
そんな夏子ちゃんを"家庭内野良猫"だと、笑って見守る保護者さん。
何だかクウにそっくり、いや、クウの上をいっている。
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他猫が昼寝中はクウの舞台、窓辺から外の世界を満喫します
この記事、気になることもありました。
実はYahooニュースにも転載されたのですが(今は削除)、
そのコメント欄の大勢を占めたのが、「そんな猫飼う意味があるのか」という声でした。
ああ、まだまだだな・・・。
その書き込みを見たとき、暗い気持ちにならざるを得なかったのです。
※次の記事(明日)へと続きます。
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ツインズ(キーとクウ)はやっぱり絵になる兄弟だ
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