今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

雨の日は

2020年05月18日 | レオ(テンチビ)とココ
よく降りますね。
当地の雨は朝から降ります。
夜から降っても、強く降るのは朝からです。
ところにより雨の予報だと、必ず降ります。

雨は天の恵みではあるのですが、
できれば夜に降ってもらいたいのがレオたちの本音。
もっとも、夜食べにくるモドキやキジロは別だろうけど。

雨中の軽量鉢展示小屋(中でレオたちが休んでいます)

先日雨の土曜日、レオとちびニャンは店内を転々としながら雨宿りしてました。
上の写真は母の日特設展示場に使った後、まだ戻してない状態。
レオたちがまず雨宿りに選んだのがこの小屋です。

相変わらず仲のいい2匹

昼頃にはスタッフルームの休憩所に移動。
やさしいスタッフたちは、彼らの邪魔をしないよう昼食をとっていました。

スタッフルームの休憩所にて

その後は思い思いの場所で、夕方にはレジ室・観葉室に避難。
レオはもちろん、ちびニャンも人を気にしなくなったのでお客さんが来ても大丈夫。
日が暮れて雨が止んだ頃は、2匹はもうお泊りの態勢になっていました。
翌朝は晴れて元気よく飛び出していったとか。

雨くらいでは動じない2匹ですが、近々当店を含めたSCの工事が始まります。
こちらの方が2匹にとっては試練かな。
そういえばわが家でも、ご近所さん3ヶ所で同時に工事が始まります。
サクラとキジロの運命は。
店でも家でも、何とかみんなが乗り越えてほしいと願うばかりです。

レジ窓から雨の店内を眺めるレオ(横殴りの雨で窓ガラスが濡れてます)

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強者の特権?

2020年05月15日 | ニャー
暑いですね
ニャーが窓辺で眠り呆けています

ネコたちの人気の場所を独占してこんな風に寝れるのも
警戒する相手がいないからかな

ドキュメンタリーなどで野生の動物をみていると
肉食獣は前後不覚で眠ったりするのに
草食獣は休息中でも周囲に対する警戒を怠らない

わが家で誰も気にせず眠れるのはニャーとちび太とチキン
気弱なれどおにぶのシロキもぐっすり派
ポニーはもともと眠りが浅い
一方リン一家は、休んでるときでもまるで草食獣だ

相変わらずテーブル下に隠れて休むキーとクウ(手前にリン)

ニャーの執拗なガン付けもなくなり
絡んでくるのはまだ子供っ気のポニーとチキンだけ
迫力満点のツインズ(キーとクウ)のじゃれ合いを見れば
ポニーやチキンなどひとたまりもないだろう
それでも子猫たちを警戒し、逃げ回る

みんなが寝静まると
さあ、オレ達の番だと動き回ったりじゃれ合ったり
それもいい
羨ましいくらい仲のいい兄弟だ


でも、判官贔屓の保護者としては
少なくともわが家で暮らしている限りは
リン一家にもニャーのように眠り呆けてほしいのです

何故なら
それがネコにはよく似合うから


それにしても、日頃の精悍さを吹っ飛ばすようなアホ寝ぶり

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ハリーとシロキの近況です

2020年05月12日 | (故)シロキ(白黄)
2年前の3月、リン一家を保護した直後に現れたハリーとシロキ。
見覚えのある子で、初めは保護者がいるのだと思っていた。
が、この2匹が家裏でご飯を争うようになった。
気が弱くてシロキがいると近寄れないハリーはご飯にありつけない。
少し離れたところでせつなそうに鳴き喚く。
シロキはハリーが近寄らないようにと威嚇して鳴き喚く。
この2匹の声が異様に大きく、その騒音が住民問題にと発展した。
自分が、ノラ保護活動家としてこの街にデビューしたきっかけになりました。
(シリーズ「ノラと家猫と」・その1 参照)

やがてハリーを保護し、半年後にシロキも保護した。
ともにエイズキャリア。
まだ若く性格が穏やかでかわいい顔立ちのハリーには里親さんがみつかった。
引っ越すときのハリーの不安と苦労は、忘れることができません。
デブでブサイクのシロキは里親さん探しも諦めて、今もわが家の一員です。

推定6才半になるシロキ

家族になって1年半、シロキというネコがわかってきた。
繊細なのに、オニブのせいで鷹揚にして泰然自若として見える。
ニャーが怖いのに、すぐ隣で寝るのも平気だ。
そしてとっても甘えん坊。
シロキを見ていて思うこと、ネコってみんな甘えん坊だ。

どこでも寝れる、そして寝相がとってもかわいいシロキです

子猫に好かれるシロキ。
外観でも強さでもない、やさしさを武器にする猫だっているんだな。
わが家で最長老のシロキは、しっかりオジサンやってます。

出た、シロキ得意の"トド"座り

一方、ハリーの里親さんから近況報告がありました。
不安と恐怖ですっかり心を閉ざしてしまったハリーに、
猫初体験ながら根気よく接してくれた里親さん。
大丈夫かと思うほどの献身的な気遣いに頭の下がる思いだった。
そして予想通り、ハリーはそのお宅で中心的存在になっていました。
小さなお子さんがいないので、すっかり自由を謳歌しているようです。

思えば、2年前は明日をも知れない暮らしをしていたこの2匹。
"駆除"だなんてことにもなりかねない状況だった。
様々な苦難を乗り越えて、家猫としてこんなに幸せになりました。

感無量。

ハリーの近況 (里親さんより)

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ちび太、ふてる

2020年05月11日 | ちび太
童顔で穏やかな性格
でもガタイが大きく堂々たる威圧感
均整のとれた体型ながら重量感もたっぷり(5.8kg)
親近感を持たれながらも一目置かれ
遊んでくれる(じゃれ合い)相手も少なくなって
こりゃ敵わんと周りがひたすら逃げていく
悪童ポニーもたじたじだ


威風堂々、でもとってもやさしいちび太です

ちび太と言えば
天真爛漫、欲求不満、そしてアンニュイ・・・
自由奔放ながら時折みせるもの憂げな表情
いつも視線をそらして遠慮がち
何かを求めて家中を彷徨ったり
意を決したように絡みついて甘えてきたり

アンニュイちび太、その真相は

控えめだけどオジンが大好き
夜は足元で寝ると決めている
今でもニャーを兄のように慕い
いつもは迷惑そうなニャーが相手をしてくれると大喜び
甘えん坊は大きくなっても変わりません

ニャーに甘えるちび太 (大きさの違いが歴然)

「アンニュイちび太は甘えん坊」(半年前の記事のタイトル)
果たしてそうだったのか
あのもの憂げな表情の理由がわかってきでたのです

とても我慢強くなったと褒めていたら
ご飯時、いつもちび太を最後に回していたら
間食もうるさい他の子には応じても
あまりせがまないちび太はパスしていたら
実はちび太、ふてってたんだ
甘えていたのはちび太じゃない、保護者の方だと気が付いた

あっ、やっぱりふてってる

ちび太はニャーに次いで自分に近い存在なのに
ニャーにはあれだけ気を遣いながら
ちび太は手間のかからない子だからと
ついつい放任していた
大好きな保護者が自分の方を向いてくれない
ちび太は、寂しかったんだ

ご飯を食べるクウの横で、後ろを向いて知らん振り

あーあ、またやってしまった
先の記事の次の記事で、写真のキャプションでちび太を代弁した
「オジン、これからはオレの話も聞いてよね」
わかっていたのに変われなかった
1年間以上も寂しい思いをさせた、ニャーのときと同じだ

これ以上ちび太を悲しませまい
お店時代に、ちび太をこんないい子に育ててくれた
今は亡きテンちゃんに報いるためにも


ひたすらテンちゃんにくっついていたちび太のお店時代

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なかよし? 家裏編 (+タヌキくん小話)

2020年05月09日 | サクラ(新顔)
わが家の家裏と言えばサクラとキジロ。
サクラとの付き合いはもうすぐ2年、キジロは1年半になります。

珍しく明るいうちにやって来たキジロを撮り溜めしました

今年は休むこともなくサクラは1日数回、キジロも1,2回やって来ます。
鉢合わせしても譲り合いの精神で喧嘩なし。
殆ど鳴かず声も小さく、基本的に通いなのでいたって静か。
ご近所迷惑もありません。
家裏では置き餌をしないので他猫の姿もなし。
2匹の環境は安定しています。

雨上がりの日、寝床の掃除を見守るサクラ

サクラが食べていたかと思えばキジロに代わっていたり、その逆も。
相互不干渉ではありながら、結構仲がよさそうだ。

でもこの2匹、ここまでの道のりは波乱万丈でした。
保護したハリーに代わって現れたサクラは初めの1年間、シロキやルイ、黄色に黄白(大人の方)、それに一見さんなどいろんなネコちゃんたちから隠れながら通い続けた。まだ子猫だったキジロが現れた頃は黄色と(大人の)黄白がよくバトルをしていて、これ以上の騒音トラブル(※)は勘弁と追い払うこともあって、今のキジロも巻き添えを食ったりした。キジロも当時は隠れたり逃げたり大変でした。
※注) 過去記事「シリーズ『ノラと家猫と』その1・灰白くんと白黄くんと地域問題」参照 (現ハリーとシロキのことです)

「ありゃ、中から誰か見てるぞ」

結局、この2匹は穏やかな性格だったのでわが家裏に残れたんだな。今は姿を見せない黄色や(大人の)黄白は気が強そうで、きっと本拠地で頑張っているに違いない。この街の人たちは、穏やかなノラちゃんに対してはとても優しいです。

「あっ、また隠れ撮りしてる」 (トイレの窓からこっそり撮影)

さて、サクラとキジロの前回記事で予告したタヌキくんの話です。
一昨年の晩秋、当時はシロキとサクラが常連メンバーだった。家裏ニャン歴史の創始者でもあるソトチビが消息を絶って9ヶ月、何とか呼び戻そうと置き餌をしていた頃でした。ある夜ニャーたちが勝手口外の異様な気配を報せてくれたのでトイレの窓から覗くと、猫の倍はありそうな大きなもそもそした何かが置き餌を食べていた。その毛が漏れた光に輝き、何者かは特定できない。勝手口に回って開けたときはもういなかった。そんなことを3度ほど繰り返したが結局正体がわからず、そのときの驚愕も時が経つと薄らいで、やっぱりネコだったのかと思うようになった。

しかしその後も時折、置き餌が異様な雰囲気で荒らされる。大型のワンコが食い散らかしたような跡だ。やはり最初に感じたようにアライグマなのだろうか。それともワンコ? いや、あれは違う。ハクビジン? やはり違う。家裏ではその後シロキを保護し、一方ルイが現れて常連となったが、その正体不明のもそもそとトラブルになることもなかった。そしてしばらく経った3月のある夜、ついにその正体を目撃したのでした。

その夜、もそもそはソトチビを誘導しようと寝床の中に置いた少量のカリカリを狙っていた。そして寝床の上、さらには戸棚の上に乗ってきた。そこはトイレ窓の真下だ。夜とはいえそれだけ近ければよく見える。該当しそうな動物をネットで調べていたのが役に立った。間違いない。もそもそはタヌキでした。愛嬌のある動きでしばらく休んでいたが、やがてゆっくりと闇の奥へ消えた。

翌日、寝床や戸棚に残された足跡でタヌキであることを再確認しました。(写真を残さなかったのは本当に失敗でした。) でも何故タヌキが。思い当たることがあったのです。

その1年ほど前から、この地域に残された最後の広大な森林が開拓されていたのです。その森林は2キロほど先にあり、住宅戸数400棟を超す大規模開発だ。開発にともなって周辺の地域では普段見かけなかった野生動物が散見されるようになった。あのタヌキくんも元の住処を追われたのは想像に難くない。近所にはまだ森や草原も散在するが、人間と接しないで暮らせるのはあの広大な森林が最後だ。

あれから1年強が経ちました。今は置き餌をしてないが、サクラやキジロの食べ残しを片付けるのが遅れると、たまにあのときと同じ荒らされ方をしていることがあるのです。さすがにそれだけ長く出没していればご近所で噂になるだろうと思いつつ、もしあのタヌキくんだったら救う手立てはないものだろうか、などと考えたりするこの頃です。

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