今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

効果てき面の一喝

2021年11月18日 | ニャー
おひさしです
またやられちゃいました
オジンは「不名誉な勲章」なんて言ってます


鼻の右端がめくれ上がちゃっいました

やったのはクウ
不意打ちなんて卑怯な真似しやがって
でも、ニャーは偉いのだ
なぜなら仕返ししなかったからね

こうして何気に歩いているときに、椅子の上からクウがいきなり手を出した

思い出すのはオジンが昔書いてた
「怒るに怒れん、でも怒る?」
オジンに怒られまくって、ぶたれまくった時代
あの暗黒の時代を反省したのかと思いきや
相変わらず怒鳴りまくる

猫にとっては喧嘩なんて遊びと同じ
それを血相変えて怒鳴りまくる
見た目の平和好きなオジンには
ニャーだけじゃなくみんな困ったもんだった
でもあの2年前、ニャーがストレスで危篤になって以来
オジンはすっかり変わって、まるで怒らなくなったんだニャ

和室の前にまたサクラが

ところが最近またやるようになった
怒られるのは専らポニーです
リン一家の誰かがトイレに入ると外からちょっかい出そうとするとき
キーやクウやニャーをしつこく追い回すとき
「ポニッ!」と一喝、ただそれだけ

そうなんです
現場を押さえて名前を一喝
するとポニーはサッと場を外しておとぼけ
たまにチキンやちび太、それにキーもやられるけど
やっぱり効果てき面なんです
その後はいつも通りオジンに甘えたりしてる
他の猫たちは自分じゃないと知らんふり
みんな、自分の名前がわかってるからね

ニャーも室内マーキングでよく怒られるけど怖くはないです
「あやつ確信犯だ」とオジンはぼやいてるけどね
ところで、最近のオジンはよく見てるので感心します
ニャーの方が睨みつけてるのに相手を注意したり
相手が先に手を出したのを知ってるんです
何が悪いのかしっかり見定めてピンポイントで叱る
オジン、ついに叱りの極意を身につけたのかもしれないニャ

平和が続けば何よりです

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困った人たち ~看板猫も楽じゃない・part Ⅰ ~

2021年11月16日 | レオ(テンチビ)とココ
寒くなってきました。
夏の間は別々に寝ていたレオとココ、今季初の"くっつき寝"。
まあそうでなくともいつも一緒、相変わらず仲のいい2匹です。

レジ棚下の箱の中で2匹一緒にお休み中

今や大勢のファンがいる看板猫。
レオはお客さんにスリスリして回り、撫でられるのも大丈夫。
ココはいまだに触れないけど、優しくなった目つきが人気です。
朝屋外に出て店内かごく周辺で過ごし、日暮れ以後は屋内に戻る。
安定した2匹の生活だけど、中にはちょっと困ったちゃんのお客さんも。
今回はそんなお客さんの特集です。


スタッフルームの休憩所に逃げ込んで

猫にとって困ったちゃんと言えば、やっぱりお子様。
大声出したりバタバタと走り寄られたりがどうにも怖い。
ココはさっさと逃げて隠れるけど、サービス精神旺盛なレオはぎりぎりまで頑張る。
それがアダになって、トラブル寸前の事態を招いちゃうこともあるのです。


BYの物陰に隠れて休息

店内は広いし物陰も多いので、小さなお子様は振り切ろうと思えばわけもない。
でも大人に加勢されるとなかなか困ったことになる。
あるときレオは親子3人に追われて正面ゲートから店の外へ。
気づいたスタッフが注意したのだが親子は止めなかった。
レオはSCの中ほどの人混みにまで追われ、親子に阻まれて戻れなくなった。
別のスタッフが偶然レオに出会い、連れ戻さなければ大変なことになるところでした。

観葉室の棚下も気付かれにくい隠れ場です

さて、別の問題親子は1才半くらいの男の子と若いお母さん。
まだ半分よちよちのお子様にはレオも殆ど警戒しない。
ただ、お子様はレオが大のお気に入りでいつまでも後を追う。
レオを見失うと、お母さんが加勢して見つけ出しまた追い始める。
レオが床下に避難すると、竹竿(商品です)を使って追い出す始末。
このお母さん、スタッフが注意してもまったく聞こえない感じで無視する。

この親子は何度か店に来てその都度同じことをした。
端から猫が目的で、放っておけば1時間以上もレオを追い回す。
レオが逃げ込めば、人のいない事務所にも平気で入って物色。
さすがにその時は注意したが、またしてもまったくの無視。
ある日この親子は執拗にレオを追いかけ、裏ゲートから駐車場に追い出した。
急に走り出した子供にレオが驚き逃げ、近づくトラックが急停止。
間一髪、危うく轢かれそうになるところでした。
店内から見ていた自分は本気でそのお母さんに注意し、もう止めるよう言い渡した。
お母さんはまたしても無視して去っていったが、それ以後は来なくなった。

店内が物騒なときは、裏駐車場にも避難して凌ぎます

決して多くはないけど、たまにそんなお客さんも来るのです。
ちなみに店にはココレオを追わないよう、注意喚起の看板が7ヶ所も設置されている。
法律(民法)的には、お客さんと店は「自由契約」関係といって対等だ。
店の方針に合わなければ入店拒否だって可能です。
でも、やっぱり店としてはどんなお客さんにも楽しく過ごしてもらいたい。
自分の身分で勝手な真似はできないと心得てはいるのですが。

さてpart Ⅱでは、極めつけの困ったお客さんたちを紹介します。

日暮れが早くなって、まだまだ遊び足りない2匹

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夏モードと冬モード

2021年11月12日 | モドキ
すっかり冬モードになったモドキ
もっこもこのぶっくぶく
ついでに貫録も一気に増した


今年は先月いきなり冬になったけど
その後は暖かめの日が続いてます
外の猫たちも調整が大変だ

でも、いよいよ本格的に冬が来そう
寝床の整備もしなくちゃね

7月のモドキ

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どうしてこんなに軽いのか <続・続・死刑に処すべし>

2021年11月10日 | シリーズ:ノラたちとの共存を目指して
本記事は、「ノラたちとの共存を目指して・場外編その3」の位置づけとなります 

前回の「続・死刑に処すべし」(場外編その2)で触れた空気銃による猫殺傷男、平田雄一郎容疑者(千葉市若葉区)に一昨日の8日、判決が下されました。判決は求刑通り懲役1年6ヶ月だったが、3年の執行猶予がつきました。(千葉地裁、岡田豪裁判長)

起訴されたのは確かに猫6匹を殺傷した罪によるが、平田容疑者本人が「数年で猫80~100匹を撃った」と告白している他、熱湯や薬品をかけて虐待した供述もしている。裁判長が「常習性」と認めたのも、これらの供述によるものだろう。にも拘わらず、またしても"執行猶予"だ。

ノラの守り神、みうとテンちゃんが犠牲になった猫たちを弔います

繰り返すが現行動物愛護法においては、家猫や野良猫を殺傷すると懲役5年以内、もしくは罰金500万円以内が科せられる。しかし前回(場外編2)書いたように、これまでの判決では懲役刑はすべて執行猶予付、罰金刑は殆どが10万円以内。これでは無罪と何も変わらない。岡田裁判長は「反省している」と言ったらしいが、どうして断定できるのか。犯罪学的に見ても、個人の欲望や攻撃性を弱い立場の者(例えば猫)に向ける犯罪者は、まず反省しないというのが定説だ。 

日本の警察がなかなか動かない理由がここにある。証拠を集めて苦労して逮捕しても7割近くが不起訴となり、ようやく起訴されても判決がこれだ。猫100匹殺傷してもこんな判決なら、最高刑というのは一体どんな罪に対して科されるのであろうか。動物愛護法を有名無実化しているのは他ならぬ司法なのです。

海外ではどうか。今年の夏、動物愛護先進国のイギリスでネコ16匹を殺傷したスティーブ・ブケイという被告が実刑5年3ヶ月を言い渡された。しかしよく読むと、彼の罪状は動物虐待ではなく器物損壊だった。その方が刑が重いからだとか。それは日本でも同じだという。悩みは各国同じなのかもしれないが、でもいろいろ工夫してこれだけの量刑を言い渡したイギリスは、やはり動物愛護先進国なのだと思います。


店に来るノラたちを天国から見守るテンちゃん(2019.6.16没)

もし司法がちゃんと仕事をしていてくれたなら、それによって警察がやる気を出していたなら、あの2年前の近くの公園(稲毛海浜公園)で起こった同様の猫殺傷事件も、その後に起こった数々の同様事件も、そして今回の事件も、防ぐことができたのではないかと思うと残念でなりません。(供述からして、それらも平田雄一郎の犯罪である可能性は十分にあると思われるので。)

「征服したような高揚感がたまらなかった。」 ただそれだけの理由で命を奪われ、腰を砕かれて半身不随になった罪もない猫たち。猫はみな同じ。一緒に暮らせばきっと心を許せる相棒のようになった猫たちです。こんな悲劇を2度と起こさないために私たちにできることは? それはコメント欄などで声を上げてメディアを動かすことだ。今回の判決もネット含め多くのメディアが報じているが、判決に疑問を投げかけたメディアはひとつもない。

一方ワイドニュースのコメンテーターやネットニュースのコメント欄からは、多くの疑問が聞こえてくる。にも拘わらずメディアが動かないのは、司法への(正式な)批判がタブー視されいるからだろう。司法の判断は言うまでもなく法律に基づくものではあるが、民意と無縁であるわけではない。民意を司法に伝えることも、メディアの大切な役割だと思うのです。

家にやって来るノラたちの守り神となったみう(2019.8.9没)

「ノラたちとの共存を目指して」:予告編(期日未定)
その1  資料編「現状と動向調査」(追記:餌やり、地域猫問題) 2017.2.27
その2  現場編「ノラを守るのに理由は要らない」(報道されたボラさんたち) 2017.5.31
その3  エサやり問題・続編「裁判事例の検証・他」(司法が肯定したもの、否定したもの) 2017.8.31
その4  一服編「ノラだからこそ・・かわいい!」(ニャー&みう+テンちゃんの日常) 2017.11.30
その5  闘魂編「許さない、虐待に不法投棄に暗闇ビジネス」 2018.4.29
その6  原点回帰編「再確認・人間性とは?」(食肉、動物駆除と保護活動) 2018.8.31
その7  形而上学編「ノラの幸せとは」(シャッポやソトチビの行動に想う) 2020.1.31
その8  地域猫問題・続編「殺処分ゼロに向けて」(目的達成のために必要なこと)
その9  理想追求編「殺処分ゼロの先にあるもの」(対等の精神と真の共存)
その10 最終章「共存の終焉」(ノラのいない社会)
番外編
番外編1「罪と罰」(法の実行と刑罰の妥当性) 2019.3.29
番外編2「動物愛護の精神を問う」(餌やり議論の本質) 2019.10.31
番外編3「エサをやるなは殺せと同じ・第3弾(前編)」(特別加入) 2020.6.30
番外編4「エサをやるなは殺せと同じ・第3弾(後編)」(特別加入) 2020.8.31
番外編5「政治とメディア」(ノラたちの未来を決める人たち) 2021.1.31
場外編
場外編1  猫の煩悩とはこれ如何に 2021.7.10
場外編2  続・死刑に処すべし? ~死に体・動物愛護法の復活を期して~ 2021.7.21

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復活フミフミと場所取り合戦

2021年11月08日 | ちび太
「ちび太とオジンの場所取り合戦」という記事を書いたのが今年の4月。
ニャー、ちび太、チキンと就寝時のベッドを共有し、毎夜毎夜の戦いでした。
しかし暖かくなった5月頃からちび太がイライラした感じになり、
寝場所もベッドから離れて転々と変え、
夏にはリビングでひとりポツンと寝るようになった。


ちび太は今日も元気です

何が不満なのか気に入らないのか。
他猫が誰もいないとベタベタ甘えて来るのに、誰かがいると知らん顔。
保護者を独占したいのか、はにかみ屋の本領発揮か。
ニャーとチキンは相変わらず一緒に寝ていた。
でもちび太のあの長~いフミフミは特別の存在感だったのです。
いろいろ邪推してもわからず、ただ一抹の寂しさだけが残ったのでした。

テレビの猫に夢中

ところが先月のある日、突然ちび太がベッドに戻って来た。
いや突然ではない。
それでちび太の、一連の行動の原因らしきものがわかってきた。

多分それは掛け布団。
暖かくなって厚い掛布1枚にした頃まではまだよかった。
薄い掛布に変えた時期とちび太がベッドを離れた時期が一致する。
その後掛布はさらに薄くなり、夏にはタオルケット1枚になった。
寒くなってその逆を進み、厚手の掛布を出したのが先月の中旬。
その日の夜からちび太はベッドに戻り、あのフミフミを復活させたのです。

布団干し中、戻ってくるのを待つ

いやはや、ちび太の身になって考えれば簡単なことだった。
去年の夏はどうだったかというと、当時の記事を見返しても寝場所の記述はない。
でも「何だかストレスフルになった」と気を遣っているので、やはり何かがあったのだ。
そう、今なら浮かんでくるある考え。
あの厚手の掛布こそがちび太の根城なのではないか。
ちび太がイライラしていたのは、自分の根城を奪われたからではなかったか。

身近にいるのになかなか理解できないのがネコ。
だから、気持ちが通じたときの喜びも格別です。
それが面白いところでもあるんだろうな。
最近のちび太は、ますます甘えん坊になりました。
そして、就寝時のベッド位置取り合戦もますます熾烈になってきました。

昼間も厚手の掛け布団の中で寝てます

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