今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

まるまる3日

2023年11月15日 | レオ(テンチビ)とココ
ココが固まったまま動きません。
店でようやく確保され、保護部屋のケージに移って4日目を迎えました。
この間ウェットは少し食べたけど、水飲みもトイレも確認できず。
トイレをこんなに長く我慢するのはかなりまずい。
一方レオはだいぶ落ち着きを取り戻してきた。
トイレも済ませて少しづつ食べ始め、これまでのように撫でることもできる。

レオ、格子の中は似合わない

まだまだ楽しかった店時代から抜けきれない2匹。
いや2匹だけではなく、保護者もケージの中の2匹には見慣れない。
モドキを保護したときに襲われた罪悪感とは違うけど、2匹が不憫でならないのです。
それだけココレオは店の風景に馴染み、自由な様子が似合っていた。

店時代、朝ごはん中の2匹

手術のために確保しようと大捕物に失敗したのが3年前。
以来ココは人間不信を強めていった。
そして今年になって2度重ねての失敗。借りてきた捕獲機すら役に立たなかった。
完全ノラ返りも懸念されたけど、ココを引き留めていたのはレオでした。
今回はもう後がない。購入した捕獲機もココには軽くあしらわれた。
そしてとうとう網で捕まるという、ココのショックが如何に甚大か理解できる。
今、ココの気を和らげることができるのはレオだけです。

こんなに哀し気な表情のココを見るのは初めて・・早く立ち直ってほしい

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ココレオの保護、そしてわが家へ

2023年11月12日 | レオ(テンチビ)とココ
とうとうレオとココがわが家にやって来ました。
レオは4年9カ月、ココは3年8カ月の店暮らしに終止符です。
そして、店の猫歴史の終焉となりました。

一昨日のココレオ・・2匹はこの店とお別れしました

それは昨日の夕方、店にいた妻が突然2匹と共に帰宅した。
以下、妻の話によると・・、
昨日は雨、しかも寒かったので2匹は早めの15時に中に戻ってきた。
レジ室(ギフト展示室)は閉店セール半ばでもう何もない。
そこで妻が一計を案じ、懸案のココ捕獲を試みることにした。
空になったキーパー(切花用冷蔵庫)に閉じ込めてキャリーケースに追い込めようと。
早速行動に移したが見事に失敗し、結局他のスタッフ2人と共にココの大捕り物になった。
障害物が少なかったこともあり、約10分ほどでココが御用に。
以前に買っておいた大型のたも網が役に立った。

ケージに入って固まったレオ(左)とココ(右)

ココは網ごとキャリーケースに、レオは段ボール箱に入れて家に向かったが途中レオが脱走。
車内のどこかに隠れてしまった。
ドアを開けてレオを探そうとする妻にドキリとしたが、レオは車外に出ることなく、
密閉社内で気を取り直した妻に優しく抱かれ、さらに毛布に包まれて保護部屋に入った。
続いてココが保護部屋に。
慎重に2匹をケージに移したがココは入った途端に大暴れココに驚いたレオまで大暴れ。
しかし20秒ほどで静かになり、2匹はケージの上段で寄り添って固まってしまった。

以来、24時間以上経った今でも固まったままです。飲まず食わずのトイレなし。
そりゃそうだよね、本人(猫)たちにとっては天地がひっくり返ったほどの大異変。
でも2匹は今、新しい猫生に向けて一歩を踏み出そうとしています。

早く新しい生活に慣れますように

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シロキの遅い春

2023年11月08日 | (故)シロキ(白黄)
泰然自若か、単なるおニブか。
決して物事に動じないわけじゃなく、すぐに気を取り直すことができるのです。
本当は繊細な気質なのに、傍からはどう見てもそう見えない。
これぞまさに猫の鑑? 平和主義者が厳しい世の中を生きる術。

リビングのど真ん中でダレ寝するシロキ

遠慮して隅にいるのかと思いきや、そんなこと関係ないとばかりに猫たちの中心にいる。
おやつを出せば、いの一番に飛んでくるけど決してがっついたりはしない。
慌てず騒がず、他猫の後ろでじっと待つ。
かと思えば意思表示は結構強く、何かとピーピーうるさい。
まさに老練猫の古味たるや。

やや、リンにくっつかれて緊張するシロキ

寒くなって、最近はリンとおじん膝上の奪い合い。
ともに譲らず、時として2匹ですみ分ける。(おいおい)
で、2匹の仲が急接近。
思い出すのは家裏の外時代。サクラに振られ続けたシロキでした。
ようやく、わが世の春を迎えたか。

やややッ、リンがシロキに寄り添ってる

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サクラの引っ越し

2023年11月05日 | サクラ(新顔)
引っ越しと言っても部屋移動です。
部屋を開放しても出て行かず、保護部屋でひとり優雅に暮らしていたサクラ。
だったのですが、一気に大型ケージ3台搬入してモドキにダイフクにヒョウが入居。
サクラの食事を介助する場所だった中型ケージは移動。しかもヒョウが入居した。
中にヒョウがいるとケージを上ることができず、食事の介助ができなくなった。

現在の保護部屋の様子、左手前の中ケージの上がサクラの食事場所だった

サクラはシーバは顔の前に置けば食べるけど、自分で水を飲まない (飲めない?)。
チュールでだましだましモンペチスープを飲ませ、最近は少量のウェットも与える。
とても臆病で警戒心の強いサクラ、水分摂取の介助はまず環境を整えることが不可欠。
サクラが安心できることが何より重要なのです。
その環境が変わった。そして心配した通り、サクラが何も飲まなくなった。 

ヒョウが入居する前はたまに中ケージ上に乗ることもあったけど、
慣れる間もなくヒョウが入居した

保護部屋で居場所がなくなって、一時は部屋の奥にうずくまっていた。
そこで段ボール箱で寝床をあつらえたのですが、やはりスープを飲まない。
そのうちサクラは部屋を出歩くようになった。やはり部屋にいるのが怖いらしい。
もともとよく出歩いていたのがこのところピッタリと止めていたのです。
猫密度の小さい2階に行くことが多くなり、そのうち物干し部屋の出窓に落ち着いた。
で、そこで何とか飲み食いの介助ができないか挑戦したのです。

部屋の奥隅にあつらえた寝床にて

物干し部屋(旧子供部屋)の出窓は中ケージ上より低く、サクラを見下ろすようになる。
それが怖いのかサクラが逃げ回る始末。
それでも、何とかスープを飲ませることに成功。
4日ぶりの水分にサクラはごくごくと飲み続けた。
今は怖がるサクラをなだめながら、スープを飲ませてます。

物干し部屋、逆光で暗いが日当り満点です
(写真テクが悪くてすみません)

この場所、過ごしてみるとかなり快適なはず。
日当りは当家で一番だし、オジン部屋にもオバン部屋にも行き放題。
問題は、ケンが頻繁に入ってきてサクラ用のウェットやカリカリを食べてしまう。
自分で飲み食べすることを促す目的で、サクラには置き餌しているのです。
最近はシロキまで狙ってくるようになった。
かといって部屋を閉めるわけにもいかないし、とりあえずは大目に見てやってます。

内カーテンに隠れることも可能で居心地満天?

ところでサクラの容態ですが、最近は少し安定してきた感じ。
グアッとなって頬を痛がる回数がかなり減りました。
今では食べるときにたまになる程度。
ただしグアッとなったときはかなり深刻に痛がる。
患部が口奥の頬(の裏側)にあって、そこに食べ物が付着すると痛みが激しいようだ。
一方普段は平穏なので、ステロイドは中3日で与えています。
そして毎朝与えているデンタルバイオ。
最近の安定はことによるとこれの効果かもしれません。


外から見た出窓のサクラ、往年のみうを思い出します

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延々と続く粗相の攻防

2023年11月01日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
本記事には、最後に粗相の写真があります。

久々、5月以来となってしまったリン一家の登場です。
宿敵だったニャーやちび太と折り合うようになって、しっかりビングに進出しています。
まだキーはポニーをクウはニャーを避けてるけど、隣同士で寝たりもする。
まるで天敵のようにちび太に狙われていたリン、今は鼻ツンツンするまでの仲になった。

最近リン一家がたむろする場所

で、すっかり家猫気分を満喫しているリン一家です。
今でもやはり何かと一緒にいることが多い。
特に最近はソファの窓側を陣取ってたむろってます。
実はこの場所、自分(オジン)が退院後の養生にとあつらえた場所。
心臓に近い左手を休めて腰痛を和らげる背もたれクッションを置いて。
いやいや、見事にこの一家に占拠されてしまいました。

オジンの養生場所でした

この一家の息子たちにはさらに大きな問題が。
もう数年来延々と続いているクウの粗相です。
”天空トイレ"の設置で一時は問題解決したけど、リビングへの進出で再燃。
5月の前回記事のタイトルは「またぞろ始まったクウの粗相。」(一家のカテゴリ参照)
実は記事にしてないだけでその後も延々と続いているのです。
しかも新たに加わった"おこぼれ粗相"のキー。
身体はトイレの中に入っていても、お尻だけ外に出して用を足す始末。

昼間も・・

対応しているのは古女房殿。主戦場はリビングのテーブル下トイレ。
当初はトイレ周りに吸水シートを敷くという対症療法だったが、やがてそのシートをめくって床で済ますという念押しぶりで没。
そこでトイレの周りを段ボール細工でブロック。
初めは効果あったけど、これもそのうち隙間を見つけてはそこで済ますという執念。
すると今度は見つけにくく、しかも掃除し難くなるという欠陥が判明して没。
向きを変えたりいろいろな障害物を置いたり、これまで試したことは全部没。

キーよ、その背もたれは・・

かつては一家の専用だったけど、今では皆が使う最も人気のあるリビングトイレ。
当家の猫たちは用を足した後、何故か砂(ペレット)をかけて後始末をしません。
妻は誰かが用を足すたびに片付けるのですが、それでもクウは外でやる。
クウが外(床の上)でやる理由が見当たらず、単純に好きだからとしか思えない。
場所がリビングなだけに臭害はたまらず、自分も何とかしたいのはやまやま。
でもテーブル下なので、担当はどうしても小柄な妻が中心になってしまう。
トイレの撤去も考えたけど、猫たちのお気に入りを奪っていいものかどうか。
最近になって、妻は逆にトイレを2連棟に変えました。
果たしてその効果は・・・。

ついに2連棟になったテーブル下のトイレ

やや・・

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