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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

期日前投票制度

2013年07月17日 21時47分14秒 | 思考事
本日、期日前投票制度を利用して

参議院選挙の投票に行ってきました。

東京都民だったので、ドクター中松に投票しようと思ったのですが、前回の民主党の例もあり、

投票して現実になったら責任は多大だと思い、

「棄権」

を選択。

比例代表も考えた末に

「共産党」に入れました。

理由は、野党があまりにも小さいと、今の政権与党に対して抑止力がない、の一点です。

民主は「消滅して欲しいレベル」として、期待の星だった「維新」惨敗そうだし、とりあえずの対抗勢力として選んでみた。

棄権にすべきか悩んだが。

毎回棄権ではこのご時世に不安が残る。

共産党が第2党でもいいんじゃないか?

ポスターには大きく「対案を持って対する」って書いてあったし。

幸福実現トウの釈量子さんは今回選挙の中では一番そそる女性です。

6時間後に君は死ぬ

2013年07月17日 20時45分51秒 | 読書事
高野和明さんです。

書店に並べられている作品タイトルからずっと敬遠していました。

13階段
クレイヴディッガー
幽霊人命救助隊

何となくホラー系かサスペンス、オカルティック、な感じに思えたもので。

今作は予知能力者の短編連作でした。

が、実際に活躍するのは表題作とその姉妹作で、他の3作中の2作は脇役=添え物で、1作は名前だけの扱いでした。

が、私が一番好きなのは名前だけの「ドールハウスのダンサー」そして「時の魔法使い」「恋をしてはいけない日」

一番の売れ線の筈のタイトル作品とその姉妹作品も悪くは無いです。

ある意味、そっちの方がミステリです。

他方はファンタジー色の強いものになっています。

ドールハウスのダンサーは、ハリウッドで大金をかけてブロードウェイを舞台に置き替えて。

時の魔法使いは、ジブリ系のアニメか映像美の優れた若手監督で。

恋をしてはいけない日は、B級アメリカ映画で。

いずれにせよ、非常に映像色の強い作品なのは、著者の出自によるものか?

採点は80点


シチュエーションパズルの攻防

2013年07月17日 20時24分07秒 | 読書事
竹内真さんです。

作家さんの初読です。

書泉で見て何となく買いました。

内容は田中啓文さんの「笑酔亭梅寿」シリーズ系列の日常の謎を師匠が暴いて弟子が感心する構造である。

文章に嫌味や癖がなく読みやすい。



それよりも文庫の著者紹介で

95年「三田文学新人賞」
98年「小説現代新人賞」
99年「小説すばる新人賞」

を受賞しています。

4年以上も年を開けての3つの新人賞ってどうなんでしょうか?

各賞は新人賞の規定内に収まっていたのでしょうが、私的には解せない。

例えて言うなら、野球のイチロー選手が、この後台湾のプロリーグに移籍して高い成績を収めて台湾の新人賞をもらうようなものか?

世間的に「新人じゃない」って思われている人に新人賞を与えるってのは危険だ。



作品評

なんだか懐かしい感じの日常の謎ミステリ。

大技も小技もなく、10年後には誰も評価しない作品、って言う佇まいです。

でも、簡単に読めて一服の清涼にはなったので65点