本日は、スルッとKANSAI3DAYチケットの2日目を使って、高野山へ。
真言宗参与会の会員で、月に2回、高野山教報という新聞が送られてきます。
5月1日号のトップが、春のお山でありがたい体験を
~春季結縁灌頂~ (しゅんきけちえんかんじよう)という記事があり、
春季胎蔵界結縁灌頂を受けてみようと考えたからです。
実施時期は5月3日から5日 入壇料3000円。
それで、高野山へ。
三ノ宮から大阪駅へ。
12両編成の新快速電車は混んでいて、三ノ宮から次の芦屋まで座れませんでした。芦屋から大阪までは、優先座席になんとか座れました。
座席は、海側の窓側。西宮付近で、地震雲が出ているのが気になりました。
大阪駅について、梅田駅から地下鉄でなんばへ。
そこから、高野山極楽橋行急行に乗車。8両編成。
いつものとおり、連結部のところにしかないボックス席へ。
いつもは、かばんを隣の席に置き、足を前の座席に乗せ、4人分を独り占め。
でも、本日は、GW。そういうわけにはいかず、1人分の座席しか使用しくせんでした。
それでも、なんば駅から立ち客。天下茶屋から満員という感じ。
途中、橋本で後ろ4両切り離し。後ろ4両の客で高野山に向かう人が乗り込んで満員。
極楽橋駅に到着。高野槇4束予約。
そして、トイレにいってから、ケーブルカー乗り場へ。
超満員。
なんとか、割り込んで乗り込みました。多くの積み残しが出ました。
そして、バスで奥の院前へ。バスも超満員。座れませんでした。
奥の院前で下車。私以外のすべての人は、参道へ。私だけ、バス通りを30メートルもどり、中の橋霊園の標識のあるところの道を進みます。
そして、中ノ橋へ。
汗かき地蔵様にごあいさつ。線香・ろうそくを備え、大きな声で、地蔵菩薩様の御真言「おんかかびさんまえいそわか」を唱えます。
そして、姿見の井戸で、生命エネルギーをいっぱい吸い込みます。
そして、参道を歩いて、御廟橋へ。すごい人の数です。
そして、納経所で、水卒塔婆8枚をかいてもらいます。1枚200円。1600円。
そして、水向き地蔵様、私の場合には、左から6体目の大日如来様風お地蔵さまにお供えします。
そして、お塔婆に水を手向けます。
そして、みろく石を持ち上げます。
善人には軽く、悪人には重たく、みろく菩薩様とのご縁を取り持つ石です。
片手だけはいる穴に手を入れ、片手で、重たい石を上の段に移します。上の段に移した後は、次の利用者のため、裏から、棒を入れ、石を突いて、下の段に落とします。
人が多いので長蛇の列と思いきや、人がほとんどいません。
近づいてみると、手をいれる穴が塞がれていて、手を入れられないようになっていました。
貼り紙がありました。
この貼り紙を見たグループのある人は、手にけがをするとは、罰があたったんやと。
そして、灯籠堂へ。いつものとおり、添え護摩に書きます。商売繁盛・開運厄除 500円を支払い、護摩木を窓口に出します。
そして、弘法大師御廟にお参り、灯籠堂の地下法場に行って、弘法大師様にごあいさつします。
そして、厄除け不動明王、厄除け大師にごあいさつ。
味見地蔵様にご挨拶して、横にあるおみくじ自販機でおみくじをいただきます。
10番中吉でした。
そして、毘沙門天・大黒天・弁財天にごあいさつ。休憩所でお茶をいただきます。
そして、奥の院前のバス停へ。
長蛇の列。いつものように、バスの時刻表をみずに、来て、バス停に来て、1分後にバスが出発するのは、いつものことですが、今回は、乗れませんでした。
私の前に50名くらい並んでいて、バスは満員でこれ以上乗れないので、出発したという感じでした。
次のバスも満員。千手院橋で降りて、歩いて金剛峯寺へ。
変わったものが建てられていました。
そして、受付で、参与会の袈裟を見せて、お線香1箱もらいます。
そして、茶菓子の接待を受けます。
中で、ろっぱらみつというイベントが行われていました。
その中での「密教の音色」というブースに入りました。
さまざまな、密教法具が展示・体験できるようになっていました。
また、法衣の展示もありました。
そして、法衣の試着もありました。当然無料です。
私は、護摩焚きの時に使う法衣を身につけさせてもらいました。
また、こうや君もいました。一緒に記念撮影。
そして、檀上伽藍地区に。
まず、根本大塔にはいり、大日如来様などにご挨拶。そこで、春季胎蔵界結縁灌頂(しゅうきたいぞうかいけちえんかんじょう)の申し込みをしました。
3000円を支払、10班と書かれた整理券をいただきました。13時55分ごろで、14時30分からの整理券でした。
そして、檀上伽藍の各建物を見て時間を過ごしました。
そして、14時半前に、金堂の前に集合しました。係員の前から3番目でした。が、靴を脱ぐとき、前にいたアベックが手間取り、アベックを追い越し、列の最初となりました。
そして、14時半に、ろうそくの灯だけがあかりの金堂に入りました。
何十回と来ている金堂ですが、真っ暗で灯明の火だけの世界は、いつもの金堂とは違う世界のように感じました。
まず、衝立で囲まれた小さな部屋に順番に座りました。
阿闍梨様がご登場です。ずっと、阿闍梨様が登場するまでと退席するときには、ずっと南無大師遍照金剛を繰り返し唱えます。
阿闍梨様が、壇にのぼり、全員で懺悔文・十善戒を唱えて授戒です。そして、次の部屋へ。
衝立に囲まれた別の部屋に。そこで、三昧耶戒の印を教えられます。
印は、親指を上にして両手を組みます。そして、両方の中指だけをまっすぐに伸ばし、指先をくっつけます。
そして、「おんさんまやさとばん」を唱えます。
毎日毎日、おんさんまやさとばんは、般若心経や光明真言とともに唱えているので、わたしには違和感はありません。
そして、別室へ。
印をしたまま腕を伸ばします。前の人の背中に印をくっつけます。ちなみに、私は、先頭なので、くっつけませんでした。
おんさんまやさとばんと繰り返し唱えています。
そして、めかくしをしますといわれ、突然、白い紙が目の前を覆いました。
暗いので何も見えないだけで、明るかったら透けてみえるという感じです。
おんさんまやさとばんと唱えながら、前にすこしづつ歩きます。
印を結んでいる中指の間に、紙が挟まれました。
落とさないようにと言われ、中指で挟んだまま、歩きました。
すると、伸ばした腕の印を組んだ指の先が何かにぶつかりました。
そこで、指で挟んでいるものを落としてくれと言われました。
指示に従って落としました。
すると、おとうさん、大日如来さんの上に落ちましたよ。と言って、目隠しがとられました。
さっき、指先が当たったのは正面の曼荼羅であったことに気づきました。
そして、足元を見ると、そこにも敷き曼荼羅。
紙と葉っぱが曼荼羅の中心、大日如来様の上に落ちていました。
こんなことってあるのですか。という気になりました。
投花の場所は、秘仏の本尊の前でした。
そして、番号が1234 個室ブースのいずれかに案内されます。
私は、最初の部屋1に案内されました。そこに座っている阿闍梨様から、冠を被らされて、五鈷杵を手に
持たせていただきます。今大日如来とご縁を結びましたとお祈りしていただき、頭に聖水をかけてもらいます。
そして、八祖の掛け軸をめぐって裏の出口に向かいます。
出口のところで、目隠しに使った紙の大日如来のお姿の上に、今度は梵字の三昧耶印を重ねていただきました。
そして、外に出ました。
おみくじをひくと、24番中吉でした。
あとで、調べると、葉っぱを敷き曼荼羅の上に落とす行為を投花得仏(とうかとくぶつ)というそうです。
弘法大師様は、3回、結縁灌頂を受けて、3回とも大日如来様の上に落ちたといいます。
あの葉っぱを胸の位置から落とすので、目隠しなしで狙っても、大日如来様の上には落ちないと思われました。
私が、そこに落とせたのは、大日如来様と縁があるからだと思われました。
以下が、結縁灌頂でいただいたもの
大日如来と書かれたものをあけると中には、
目隠しをされたまま、この葉っぱを胸の高さでまっすぐ伸ばした腕の先の中指から落とし、見事、大日如来様の上に落下しました。
↓結縁灌頂を受けたあとの私。とってもすがすがしい顔。
私の守護仏が、胎蔵界の曼荼羅の中にある37仏の中で、中央にある大日如来様であることがわかり、感激しました。
そして、バスで高野山駅へ。ケーブルカーで極楽橋駅へ。
頼んでいた槇4本。1000円で受け取り、橋本行各停へ。
ちなみに、その時刻以降の当日の特急こうやの全座席完売となっていました。
私の乗ったケーブルの次の便と次々の便とが同じ4両編成の橋本各停へ。
出発時には、多くの立ち客がいました。
橋本駅で、向かいに待機しているなんば行急行へ。
こちらは、8両編成なので、全員座れていましたが、林間田園都市あたりからたち客が出てくるようになりました。
そして、事務所に戻り、夜は、恵美須町から地下鉄で北花田。北花田から南海バスで公園北口。蔵前温泉さらさの湯に行きました。
このお風呂では、スルッと関西のクーポンで、オリジナルタオル1枚をプレゼントしてくれます。
この温泉へ行くには、100%スルッとKANSAI3DAYチケットが利用できます。
帰りは、針中野の実家へ。