中野信子さんの「キレる」という本を読みました。
なかなか面白かった。いくつかの章に分かれています。
大体、こんな内容です。
1、キレるとはどういうことか。損するキレ方、得するキレ方
2、キレたとき脳の中で起こっていること
3、キレる人との付き合い方
4、キレる自分との付き合い方
5、戦略的にキレること
特に面白かったのは、5の戦略的にキレることです。
キレることって、必要な感情なんですよね。
たとえば、キレなければ人にいいように操られて搾取されます。
また、いじめられることもあるでしょう。
キレることは、厳しい社会を生き抜くのに必要な技術なんです。
ただ、さじ加減が重要です。
おとなしい人は、たまにキレて自分の主張を通す訓練をしないといけません。
そうしないと、不利益ばかり被ってしまいます。
逆に、キレやすい人は、その怒りをコントロールしないといけませんね。
キレてばっかりいると、人が離れていってしまいます。
なかなか難しいですね。
たとえば、政治の話です(政治の話はやめようと思ったんですけど)
中国の王毅外相に対する茂木外務大臣の対応を見ていると、キレることがいかに大事かわかります。
いいたい放題言われて、ニコニコしているとアホみたいですね。
ビシッと自分の主張はしないといけませんね。
皆さん、どうですか?
キレる時はきちんとキレていますか?