豊田市旧旭地区に就農した若者グループ、M-easyが主宰する「福蔵寺ご縁市」が、連休の初日、5月3日(木)に開かれました。昨年に続き、3回目の開催です。
本堂に吊るされたのぼりの布は、第1回目の縁日が開かれる前、スタッフたちが私の作業場に来て染めた柿渋染めです。時間が経って、なかなかいい色になってきました。
このお祭りは、地元の人たちも多数参加。右手前のテントでは、地元の婦人たちが山菜てんぷらや蓬餅を作って販売していました。
最初の市から参加しているアンティマキの店。いつもの場所です。出品したのは、穀物クッキー2種、くるみ黒糖スコーン、こねないパン2種にちょっとこねるパン2種、それにガトーショコラです。もっといろいろな種類を用意するつもりだったのですが、雨の予報が出ていたので意欲が失せて果たせませんでした。でも、この日、雨はほとんど降らず、暑くも寒くもない過ごしやすい一日になり、予想外のお客様が山あいの小さなお寺の境内に訪れました。
すでにアンティマキのパンや焼き菓子を何度も買ってくださっているお客様も大勢いらして、なかにはお目当ての品がこの日たまたま製造できていなくて、がっかりなさる方もいらっしゃいました。もう少しがんばって、いろいろな種類の品をつくればよかったな、と思ったことでした。
昨年草木染め講習に奥様がいらして以来、たびたびいろんなイベントにお客様としてご一家で来てくださっているKさん。今回ははじめて出店を果たしました。ご主人が興味を持って育てている苔の鉢植えが売り物です。
かわいい鉢にこんもり山型に育っている苔。いろんな種類の苔が美しい緑色を見せています。わたしも、田舎に住むようになって、美しい苔が石垣や湿ったすみっこに茂っているのを見ては、苔球か何かにしたらおもしろいな、と思っていました。でもKさんのように、苔だけを鉢植えにしようとは思いつきませんでした。かわいくておしゃれです。奥様が縫った「苔敷き」がまたかわいい。わたしは、手前右のコースターを買いました。奥様のブログはこちら。苔好きのご主人のブログはこちらです。
アンティマキの右隣には、前と同じく、小原の「梅乃家」さんがお店を出されました。こちらは、骨董と山菜と石窯パンのカフェ。古い山仕事の道具もたくさん持ってきておられました。
ご主人の話では、昔の刃物は良質で、いまではほとんど手に入らない代物なのだとか。研ぎさえすれば長持ちするし、安物の新品より数段役立つというのです。それで、1500円と値札がついている古い草刈り鎌を使わせていただきました。驚いたことに、左手で草を持っていなくても、すいすい切れるのです。よく研いだ鎌を使ったことがないだけかもしれませんが、気に入りました。
ついでに、かわいいはさみも購入。こちらは新品の中国製で500円。枝きりにも手芸にも使えるそうです。ティッシュペーパーも切れますし、左手でも使えます。帰宅して、普通の工作はさみで試してみました。やはり切れません。写真、ティッシュぺーパー中央の切れ目がこのはさみの切り跡、右が工作ばさみの切り跡です。
左隣の方が売っていたつばき油石鹸も買いました。彼は、碧南から来た方で、浜辺にいっぱい生えている椿の実から油を絞っています。前に買った油(コチラ→)はさらっとして、いいものでした。椿油石鹸を買ったら、おまけに廃油石鹸をくれました。
瀬戸市の豆腐屋しろも出店していました。3月に行われたほんわか里山交流祭りで購入して、おいしくて感激した豆腐を作っているお店です(コチラ→)。今回は寄せ豆腐と木綿豆腐2種、あげも買いました。たまたま子供と一緒に来ていた友人もうわさを聞いて購入し、スプーンをもらってきて子供たちにわたしたところ、2歳になる下の男の子が、容器ごと抱え込むようにして、口の周りを豆腐だらけにしながら夢中で食べ始めました。塩も醤油もつけていないのですが、大豆の味がよほどおいしかったのでしょう。お母さんが横から食べようとしても譲らなくて、彼女の口にはほとんど入らなかったみたい。
ファーストハンド&みつばち食堂の重ね煮のカブスープもおいしかったし、いつもイベントで出会い、最近旭地区に移住したばかりの、おやき屋さんのタケノコキッシュもいい味でした。やはり旭地区に2年前新規就農した、てくてく農園の若いご夫婦からは、彼らが育てた野口種苗の唐辛子苗とズッキーニ苗を買いました。
田舎に元から暮らす人たちと、移住した来た若い人たちと、田舎が好きな都会の人たちがたくさん集まる場として、短い間にすっかり有名になった感じのこのイベント、次回は7月29日(日)に開かれます。
本堂に吊るされたのぼりの布は、第1回目の縁日が開かれる前、スタッフたちが私の作業場に来て染めた柿渋染めです。時間が経って、なかなかいい色になってきました。
このお祭りは、地元の人たちも多数参加。右手前のテントでは、地元の婦人たちが山菜てんぷらや蓬餅を作って販売していました。
最初の市から参加しているアンティマキの店。いつもの場所です。出品したのは、穀物クッキー2種、くるみ黒糖スコーン、こねないパン2種にちょっとこねるパン2種、それにガトーショコラです。もっといろいろな種類を用意するつもりだったのですが、雨の予報が出ていたので意欲が失せて果たせませんでした。でも、この日、雨はほとんど降らず、暑くも寒くもない過ごしやすい一日になり、予想外のお客様が山あいの小さなお寺の境内に訪れました。
すでにアンティマキのパンや焼き菓子を何度も買ってくださっているお客様も大勢いらして、なかにはお目当ての品がこの日たまたま製造できていなくて、がっかりなさる方もいらっしゃいました。もう少しがんばって、いろいろな種類の品をつくればよかったな、と思ったことでした。
昨年草木染め講習に奥様がいらして以来、たびたびいろんなイベントにお客様としてご一家で来てくださっているKさん。今回ははじめて出店を果たしました。ご主人が興味を持って育てている苔の鉢植えが売り物です。
かわいい鉢にこんもり山型に育っている苔。いろんな種類の苔が美しい緑色を見せています。わたしも、田舎に住むようになって、美しい苔が石垣や湿ったすみっこに茂っているのを見ては、苔球か何かにしたらおもしろいな、と思っていました。でもKさんのように、苔だけを鉢植えにしようとは思いつきませんでした。かわいくておしゃれです。奥様が縫った「苔敷き」がまたかわいい。わたしは、手前右のコースターを買いました。奥様のブログはこちら。苔好きのご主人のブログはこちらです。
アンティマキの右隣には、前と同じく、小原の「梅乃家」さんがお店を出されました。こちらは、骨董と山菜と石窯パンのカフェ。古い山仕事の道具もたくさん持ってきておられました。
ご主人の話では、昔の刃物は良質で、いまではほとんど手に入らない代物なのだとか。研ぎさえすれば長持ちするし、安物の新品より数段役立つというのです。それで、1500円と値札がついている古い草刈り鎌を使わせていただきました。驚いたことに、左手で草を持っていなくても、すいすい切れるのです。よく研いだ鎌を使ったことがないだけかもしれませんが、気に入りました。
ついでに、かわいいはさみも購入。こちらは新品の中国製で500円。枝きりにも手芸にも使えるそうです。ティッシュペーパーも切れますし、左手でも使えます。帰宅して、普通の工作はさみで試してみました。やはり切れません。写真、ティッシュぺーパー中央の切れ目がこのはさみの切り跡、右が工作ばさみの切り跡です。
左隣の方が売っていたつばき油石鹸も買いました。彼は、碧南から来た方で、浜辺にいっぱい生えている椿の実から油を絞っています。前に買った油(コチラ→)はさらっとして、いいものでした。椿油石鹸を買ったら、おまけに廃油石鹸をくれました。
瀬戸市の豆腐屋しろも出店していました。3月に行われたほんわか里山交流祭りで購入して、おいしくて感激した豆腐を作っているお店です(コチラ→)。今回は寄せ豆腐と木綿豆腐2種、あげも買いました。たまたま子供と一緒に来ていた友人もうわさを聞いて購入し、スプーンをもらってきて子供たちにわたしたところ、2歳になる下の男の子が、容器ごと抱え込むようにして、口の周りを豆腐だらけにしながら夢中で食べ始めました。塩も醤油もつけていないのですが、大豆の味がよほどおいしかったのでしょう。お母さんが横から食べようとしても譲らなくて、彼女の口にはほとんど入らなかったみたい。
ファーストハンド&みつばち食堂の重ね煮のカブスープもおいしかったし、いつもイベントで出会い、最近旭地区に移住したばかりの、おやき屋さんのタケノコキッシュもいい味でした。やはり旭地区に2年前新規就農した、てくてく農園の若いご夫婦からは、彼らが育てた野口種苗の唐辛子苗とズッキーニ苗を買いました。
田舎に元から暮らす人たちと、移住した来た若い人たちと、田舎が好きな都会の人たちがたくさん集まる場として、短い間にすっかり有名になった感じのこのイベント、次回は7月29日(日)に開かれます。