アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

名前のついていない蓬莱泉のお酒

2012-05-15 16:40:54 | のみもの
   設楽町の造り酒屋蓬莱泉のお酒は、たびたび紹介していますが、名前のついていない蓬莱泉のお酒を先日入手しました。

   ラベルが張ってありません。入手したのは、長野県根羽村のミニスーパーで、720ml2100円。蓬莱泉のお酒の中では中くらいの値段です。精米歩合は55%。同じ蓬莱泉の「美」に比べると700円くらい安い。その分、精米歩合は低いので、あまり期待しないで買いました。

   でも、おいしかった! 糠臭さや雑味がないのです。こういうお酒もあるのだな、と感心しました。

   ところで、このお酒を売っていた店は、以前は根羽スパーという店名でしたが、いまはスパーの支店ではなくなり、別の名前になっています。忘れましたが。郵便局の隣にあります。売り場には、「当店のオリジナルのお酒です。名前をつけてください」とありました。採用したら何かプレゼントをくれるかどうか、までは調べないで買ってきましたが、小さな商店なのに、なかなかユニークな試みをしています。
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易しく優しいパンとスコーンとスープの講習会、終了しました。

2012-05-15 16:19:18 | アンティマキの焼き菓子とパン
   5月13日(日)、どんぐり工房で、「易しく優しいパンとスコーンとスープの講習会」を1年半ぶりに開きました。

   この講習会の講師は私。アンティマキが販売しているこねないパンシリーズ4種とスコーン2種、それに動物性食品やスープの素を使わないで作るスープを作りました。

   この日の参加者は15名+こども3名。豊田市街地だけでなく、名古屋、岡崎、長野県阿智村、岐阜県恵那市の方もいらっしゃいました。豊田市の広報をご覧になった方だけではなく、豊橋のベジフェスや豊田市街地のグリーンママンの朝市、名古屋のビーガン祭りなどで私のパンやスコーンを食べてくださった方々も参加しました。うれしいことです。

   こねないパンは、ホシノ天然酵母を使い、まったくこねないで作ります。前夜の9時ころ材料を混ぜ、一次発酵した生地を、会が始まってから二次発酵させます。上の写真は、一次発酵の手順を、イーストを使って実演しているところです。

   スコーンには、バターも卵も使っていません。粉類に米油をすり混ぜたあと、豆乳を加えて生地を伸ばします。

   スープは、ニンジンを主にした米入り豆乳スープ。優しい味になりました。

   参加した方々は、「簡単にパンができておどろいた!」と、異口同音に語ってくださいましたが、中のおひとりは、「簡単にできるからいいとかそういうレベルとは別に、このパンのおいしさに感動した」とおっしゃいました。とてもうれしいほめ言葉です。

   さて、この講習会、申し込み締め切り後も何人かの方から問い合わせいただいたので、7月にもまた開くことにしました。詳細は以下のとおりです。

   ■アンティマキの、易しく優しいパンとスコーンとスープの講習会第二回目
   *とき 7月8日(日)10時から3時まで
   *ところ どんぐり工房厨房 豊田市旧稲武地区 どんぐり温泉前
   *申し込み開始日 6月20日~
   *申し込み・問い合わせ先 どんぐり工房 ℡0565-83-3838
    なお、スープは、夏野菜を使ったスープを作ります。

  ところでこの日は、どんぐり工房で3週間開いていたアンティマキの展示会の最終日。展示に協力してくれた友人の竹内邦子さんが来て、自作のバッグを見せてくれました。右は、ヒノキとビワとざくろ、左はからし菜とざくろの染め布で作りました。きちんと裏布が張ってあります。使わなくなったペンダントをポケットに配し、いいアクセントにしています。
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茶臼山高原から根羽村へ

2012-05-15 15:36:07 | 小さな旅
   5月12日・土曜日、快晴だったこの日は、北設楽郡豊根村と長野県根羽村にまたがっている茶臼山高原で、数年前に整備が始まった芝桜の丘のオープンの日でした。

   でも芝桜はまだ一分咲き。丘見物は次の機会にして、この日は茶臼山までドライブしようと思い立ち、午後2時過ぎに家を出ました。

   こちらにきてから、新緑につくづく惹かれるようになりました。一口に緑といっても、色は微妙に異なります。日差しを浴びてそれぞれの木々の葉がきらきら輝く様子は、本当に美しい。

   頂上まで行くと、いつもは無料の駐車場が「有料500円」となっているのに気がつきました。警備員も出ています。500円出して駐車するのはもったいないので、Uターンしようとしたら、駐車場の前方に「Uターン禁止 一方通行」と書いてあります。

   仕方ないので、駐車場を通り過ぎて道なりに走ると、何度も、同じ看板に出会いました。

   「Uターン禁止 一方通行」

   戻るか、右に折れれば、復帰できるはずなのですが、できません。     

   あきらめて車外に出て撮影。標高1100mほどの場所です。

   桜がまだ咲いています。

   さらに道なりにどんどん進むと、長野県根羽村に入り、やっと「交互通行」の立て看板に出くわしました。でも、もう前に進むしかありません。でも、狭い山道を覚悟したのですが、意外に広い。二車線も多くてその点では楽でしたが、急坂がやたら多くて、ちょっと緊張しました。ひどいところは、傾斜がきつい上にヘアピンカーブみたいになっていて、道脇に記してある導流帯にいたっては、傾斜の角度がもしかしたら45度くらいありそうでした。もしあやまってこのゾーンに入ったら、曲がるに曲がれなくて反対車線に入ってしまいそう。ほかにも、よくまあこんな無理な道を作ったものだ、と驚くような箇所がいくつかありました。

  でも、両脇に広がる雑木林は、こずえが大きく伸びて、気持ちのよい景色です。そうした森が続く中、突然小さな駐車場に出くわしました。10台ほど止めるスペースがあり、あずまやもあります。

  あずまやのまわりには、ノブキがいっぱい育っていました。この日の前日にも自宅で採取したのですが、もっとほしいなと思っていたところだったので、ちょうどよかった。

  国道153号線に出て、やっと見知った根羽村の街を抜けました。予定より2時間近く遠回りしましたが、五月晴れの日の、久しぶりの遠出でした。楽しかった。

  それにしても、駐車場を通り過ぎてからはUターンできないなんて困ったことです。駐車場に至る前に、なんらかの警告でもあれば、なんとか手立てを考えられたのに。
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明智鉄道極楽駅

2012-05-15 14:48:07 | 道端観察記録
  稲武から車で30分、岐阜県方面に向かうと、恵那市岩村に出ます。城下町で、稲武の人たちは盆暮れの準備のために、むかしは20キロ以上の道を歩いて買出しに出かけたという町です。

  数年前、この町にスーパーができ、向かいにはホームセンターまでできました。土日にこのスーパーかホームセンターを訪れると、たいてい、誰か見知った人に出会います。稲武には大きなスーパーがないので、食料も日用品も本を買うのにも、DVDを借りるにも、たいがいみんなここまでやってくるのです。

  さて、このスーパーを出て道を横断し、ホームセンターに向かうとき、前方に見えるのが、「極楽駅」という看板です。明智鉄道の無人駅で、JR恵那駅と明智を結ぶ単線の駅です。

  極楽駅の向こう側の丘の上に大きな白い建物がありますが、その壁には「ぶつだん」と書いてあります。仏壇メーカーかお店があるようです。「極楽」の上に「ぶつだん」。たいしておもしろいジョークではないのですが、いちおう言ってみたいので、言います。

  極楽というのは地名かしらと思っていたのですが、極楽寺というお寺があったみたい。

  この鉄道は、車両がたしかひとつだけで、車窓から見える田園風景はのどかでなかなかいい感じの鉄道です。寒天列車も走っています。
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